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2002-03-26 第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年三月二十六日(火曜日) 午前十時二分開会 ─────────────
委員
の
異動
三月二十二日 辞任
補欠選任
荒木
清寛
君
草川
昭三
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
阿部
正俊
君 理 事 田浦 直君 中島 眞人君 朝日 俊弘君 柳田 稔君 沢 たまき君 委 員
狩野
安君 久野 恒一君 佐藤 泰三君 斎藤 十朗君 伊達 忠一君
鶴保
庸介君 中原 爽君 藤井 基之君 今井 澄君 今泉 昭君 辻 泰弘君 山本 孝史君
草川
昭三
君 井上 美代君 小池 晃君
西川きよし
君 大脇 雅子君
国務大臣
厚生労働大臣
坂口
力君 副
大臣
厚生労働
副
大臣
宮路
和明
君
厚生労働
副
大臣
狩野
安君
事務局側
常任委員会専門
員 川邊 新君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
戦傷病者戦没者遺族等援護法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
平成
十四年度における
国民年金法
による
年金
の
額等
の
改定
の
特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ─────────────
阿部正俊
1
○
委員長
(
阿部正俊
君) ただいまから
厚生労働委員会
を開会いたします。 まず、
委員
の
異動
について御報告いたします。 去る二十二日、
荒木清寛
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として
草川昭三
君が選任されました。 ─────────────
阿部正俊
2
○
委員長
(
阿部正俊
君)
戦傷病者戦没者遺族等援護法
の一部を改正する
法律案
及び
平成
十四年度における
国民年金法
による
年金
の
額等
の
改定
の
特例
に関する
法律案
の両案を一括して
議題
といたします。 政府から順次
趣旨説明
を聴取いたします。
坂口厚生労働大臣
。
坂口力
3
○
国務大臣
(
坂口力
君) ただいま
議題
となりました
戦傷病者戦没者遺族等援護法
の一部を改正する
法律案
及び
平成
十四年度における
国民年金法
による
年金
の
額等
の
改定
の
特例
に関する
法律案
につきまして、その
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
を御説明申し上げます。 まず、
戦傷病者戦没者遺族等援護法
の一部を改正する
法律案
について申し上げます。
戦没者遺族等
に対しましては、その置かれた状況に配慮し、
年金
の
支給
を始め
各種
の
援護措置
を講じ、福祉の増進に努めてきたところであります。
平成
十四年度においても、
年金
の
支給額
を引き上げることにより、
戦没者遺族等
に対する
援護
の一層の充実を図ろうとするものであり、その改正の
内容
は、
遺族年金等
の額を恩給の額の引上げに準じて引き上げるものであります。 次に、
平成
十四年度における
国民年金法
による
年金
の
額等
の
改定
の
特例
に関する
法律案
について申し上げます。
公的年金制度
及び
各種手当制度
につきましては、
国民年金法等
の定めるところにより、毎年の
消費者物価指数
の変動に応じた
物価スライド
を実施することとなっております。
平成
十三年の
年平均
の
全国消費者物価指数
が、
平成
十年に比べ一・七%の下落となったことから、
国民年金法等
の
規定
に基づくと、
平成
十四年度においては、これに応じた
減額改定
を行うこととなりますが、現下の
社会経済情勢
にかんがみ、
平成
十四年度における
特例措置
として、
公的年金
及び
各種手当
の額を
平成
十三年度と同額に据え置くこととし、この
法律案
を提出した次第であります。 以下、この
法律案
の主な
内容
につきまして、御説明申し上げます。
平成
十四年度において、
特例
として、
国民年金
、
厚生年金
、
児童扶養手当等
において、
物価スライド
による
年金
の
額等
の
改定
の
措置
を講じないこととしておりますほか、
次期財政
再計算までに、
特例措置
を講じたことによる
財政影響
を考慮して、
給付額
や
物価スライド規定
の
在り方等
について検討することとしております。 なお、この
法律
の
施行期日
は、
平成
十四年四月一日としております。 以上が両
法律案
の
提案理由
及びその
内容
の
概要
であります。 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。 よろしくお願い申し上げます。
阿部正俊
4
○
委員長
(
阿部正俊
君) 以上で
趣旨説明
の聴取は終わりました。 両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時六分散会