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2001-05-22 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成十三年五月二十二日(火曜日)    午後零時十分開会     ─────────────    委員異動  四月十三日     辞任         補欠選任         海老原義彦君     阿部 正俊君      木村  仁君     沓掛 哲男君      久野 恒一君     大野つや子君      今井  澄君     松崎 俊久君      小川 敏夫君     朝日 俊弘君      木庭健太郎君     浜四津敏子君      山下 栄一君     山本  保君  四月十六日     辞任         補欠選任         大野つや子君     武見 敬三君      沓掛 哲男君     南野知惠子君      長谷川 清君     吉田 之久君  四月十七日     辞任         補欠選任         吉田 之久君     長谷川 清君  五月十日     辞任         補欠選任         南野知惠子君     世耕 弘成君  五月十五日     辞任         補欠選任         世耕 弘成君     南野知惠子君  五月十六日     辞任         補欠選任         川橋 幸子君     小山 峰男君      木俣 佳丈君     石田 美栄君  五月十七日     辞任         補欠選任         石田 美栄君     木俣 佳丈君      小山 峰男君     川橋 幸子君  五月二十一日     辞任         補欠選任         朝日 俊弘君     堀  利和君     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         中島 眞人君     理 事                 亀谷 博昭君                 斉藤 滋宣君                 柳田  稔君                 沢 たまき君                 井上 美代君     委 員                 大島 慶久君                 狩野  安君                 釜本 邦茂君                 田浦  直君                 武見 敬三君                 鶴保 庸介君                 南野知惠子君                 川橋 幸子君                 木俣 佳丈君                 長谷川 清君                 堀  利和君                 浜四津敏子君                 小池  晃君                 西川きよし君                 黒岩 秩子君    国務大臣        厚生労働大臣   坂口  力君    副大臣        厚生労働大臣  桝屋 敬悟君        厚生労働大臣  南野知惠子君    大臣政務官        厚生労働大臣政        務官       佐藤  勉君        厚生労働大臣政        務官       田浦  直君    事務局側        常任委員会専門        員        川邊  新君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○社会保障及び労働問題等に関する調査  (厚生労働行政基本施策に関する件)     ─────────────
  2. 中島眞人

    委員長中島眞人君) ただいまから厚生労働委員会を開会いたします。  まず、委員異動について御報告いたします。  去る二十一日、朝日俊弘君が委員辞任され、その補欠として堀利和君が選任されました。     ─────────────
  3. 中島眞人

    委員長中島眞人君) 次に、社会保障及び労働問題等に関する調査を議題といたします。  厚生労働行政基本施策について、厚生労働大臣から所信を聴取いたします。坂口厚生労働大臣
  4. 坂口力

    国務大臣坂口力君) このたび厚生労働大臣を再び命じられました坂口でございます。  委員長を初め委員皆様方におかれましては、引き続きよろしくお願いを申し上げる次第でございます。  現在、我が国の雇用失業情勢完全失業率が高水準で推移するなど依然として予断を許さない状況にあり、さらに今後、不良債権最終処理等構造改革実施する過程で厳しさを増すことが考えられ、これらに的確に対応していくことが小泉内閣重要課題であります。  このため、先般成立しました雇用対策法等改正法に基づきまして、労働者の円滑な再就職の促進や自発的な職業能力開発促進等を図りますとともに、緊急経済対策に盛り込まれました諸施策の効果的な実施全力を挙げて取り組んでまいります。  さらに、今般、新たに小泉内閣総理大臣本部長として設置しました産業構造改革雇用対策本部の活用を図り、関係省庁とも連携しながら、規制改革等を通じた新規雇用の創出や能力開発支援労働市場環境整備等を迅速かつ強力に進めてまいります。  また、解雇、労働条件変更等をめぐり増加している個々の労働者事業主との間の紛争の簡易迅速な解決を図るための個別労働紛争解決法案を今国会に提出しており、一日も早い成立お願いいたします。  社会保障制度は、国民安心生活の安定を支えるとともに、経済社会活性化にも寄与するものであります。今世紀、いまだ人類が経験したことのない少子高齢社会を迎える中で、将来にわたり持続可能な安心できる制度を再構築することは喫緊の課題であります。  このため、政府・与党社会保障改革協議会において決定された社会保障改革大綱を踏まえ、今後、その具体的推進方策について検討してまいります。特に、国民老後を支える公的年金につきましては、その役割を将来にわたり十分に果たせるようにすることが必要であります。基礎年金国庫負担割合の二分の一への引き上げを早期に実施すべく、安定した財源の確保方策とあわせて鋭意検討を進めてまいります。  また、公的年金を土台としつつ、国民自助努力支援する仕組みを整備することが必要であり、確定給付企業年金法案確定拠出年金法案、さらに農林共済年金統合法案の一日も早い成立お願い申し上げる次第であります。  さらに、医療保険制度につきましては、昨今の厳しい財政状況などにかんがみ、平成十四年度には高齢者医療制度などの改革をぜひとも実現する必要があります。国民的な議論のもと、検討作業を急ぎ、来年の通常国会には所要の法案を提出できるよう全力を尽くしてまいります。  介護保険につきましては、高齢者介護国民みんなで支えていくという制度の趣旨を基本に、今後ともよりよい制度へと育ててまいります。  少子化への対応につきましては、一昨年末に策定された少子化対策推進基本方針及び新エンゼルプランに基づきまして、総合的な少子化対策の一層の推進に努めてまいります。  特に、男女がともに働きながら子供を産み育てることができる環境整備すべく、目標や実現時期を定めた上で、保育所待機児童ゼロ作戦を推進するとともに、必要な地域すべてにおける放課後児童受け入れ体制整備してまいります。また、今国会に提出している育児・介護休業法改正法案の一日も早い成立お願いいたします。  さらに、小児救急医療体制整備推進するとともに、児童虐待家庭内暴力防止対策に取り組んでまいります。  国民の健康と安心確保するため、HIV感染事件等を踏まえ、医薬品、食品等安全性確保対策に引き続き万全を期すとともに、総合的な医療安全対策実施や先般の有識者会議報告書を踏まえた肝炎対策推進全力を挙げて取り組んでまいります。  さらに、ノーマライゼーションの理念に基づき、障害者プラン障害者雇用対策の着実な推進を図ってまいります。  また、今般のハンセン病訴訟の判決につきましては、大変厳しい結果であると受けとめております。現在、国の法的責任の問題につきましては、関係省庁間で対応検討しているところでありますが、入所者の方々に対する医療、福祉、社会復帰等支援は引き続き最善を尽くす考えであります。  このほか、今国会には予防接種法改正法案水道法改正法案を提出しているところであります。いずれも国民生活に密着した法案であり、一日も早い成立お願いいたします。  最後に、KSDをめぐる一連の事件につきましては、労働行政に対する国民の信頼を損なう事態となったところであり、これを極めて深刻に受けとめ、深く反省いたしております。KSD等からの旧労働省幹部職員に対する接待問題については、先般、調査を行い、厳正な処分をしたところであり、今後とも引き続き職員綱紀粛正の徹底を図るとともに、KSDを初め所管するすべての公益法人に対し、健全かつ適正な事業運営確保されるよう指導監督を強化してまいります。  厚生労働行政にはこのほかにも多くの課題が山積しております。私は、厚生労働行政を預かる者として、政労使意思疎通促進にも心がけながら、これら諸課題解決全力を挙げて取り組み、国民の将来に対する不安を払拭し、国民安心と活力をもたらすことができるよう最大限努力してまいる決意であります。委員長を初め皆様の一層の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。(拍手
  5. 中島眞人

    委員長中島眞人君) 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。  この際、南野厚生労働大臣桝屋厚生労働大臣佐藤厚生労働大臣政務官及び田浦厚生労働大臣政務官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。南野厚生労働大臣
  6. 南野知惠子

    ○副大臣南野知惠子君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました南野知惠子でございます。  厚生労働行政は、人の誕生から老後保障に至るまで、国民生活に密着した行政であろうかと思っております。  私といたしましては、国民皆様がよりよい生活ができますよう、いろいろな課題に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。桝屋大臣佐藤田浦大臣政務官とともに、全力坂口厚生労働大臣をサポートしていきたいという所存でございます。  委員皆様の御協力、よろしくお願いしたいと思います。  ありがとうございました。(拍手
  7. 中島眞人

  8. 桝屋敬悟

    ○副大臣桝屋敬悟君) このたび厚生労働大臣再任をちょうだいいたしました桝屋敬悟でございます。  引き続き坂口大臣とともに懸命に頑張っていきたい、こう思っております。  中島委員長さん、そして理事の皆様委員皆様の御指導をいただきながら、南野大臣、そして佐藤田浦政務官とともに坂口大臣をしっかりと補佐して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手
  9. 中島眞人

  10. 佐藤勉

    大臣政務官佐藤勉君) このたび厚生労働大臣政務官を仰せつかりました佐藤勉でございます。  南野桝屋大臣田浦大臣政務官とともに大臣をしっかりと補佐して最大限努力してまいりますので、委員皆様方の御理解を心からお願い申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手
  11. 中島眞人

  12. 田浦直

    大臣政務官田浦直君) このたび厚生労働大臣政務官を再び命じられました田浦直でございます。  私も、南野そして桝屋両副大臣、それに佐藤大臣政務官ともども大臣を補佐して最大限頑張ってまいりたいと思っております。  委員皆様方の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手
  13. 中島眞人

    委員長中島眞人君) 本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会