○山元
委員 先ほ
ども言いましたように、共通する問題があるわけですから、根があるわけですから、子供たち自身も、今
大臣おっしゃられますように命だとか思いやりとかいうのが大事だということがこの機会に十分また考えられるように、各
学校でも考えられるようにぜひ御指導をいただきたいというふうに思います。
それでは、
法案についてお尋ねをしたいと思うんです。
先週十六日に四人の
参考人の方に来ていただいて、お聞かせをいただきました。実に率直な御
意見でしたし、そして
参考になりました。そこで私も感じたのは、今の
大学は大変難しい状況にあるんだなということを実感をしましたし、そして
大学がそれぞれこの現状を何とかしなければならぬという御
努力をいただいているということも理解をしました。私も、十四日のここの
審議の場でいろいろなことを確かめさせていただきましたけれ
ども、
参考人の皆さんの御
意見、実態を幾つか詳細に伺ったことについてお尋ねをしたいというふうに思います。
最初に、あそこの場でも問題になりました三年卒業の問題です。これは、例外的な
措置であって、安易に流れないようにすべきだ。これはもう
参考人の御
意見も強い
意見がございました。ただ、そういう道を開くということについては意義がある、こういう御
意見もございました。ですから、大事なことは運用の問題だというふうに思います。慎重に運用されるための歯どめ
措置をかけることが必要だというふうに思います。
これから
文部省令でいろいろの基準を決めていかれるわけですけれ
ども、どういう内容になっていくのか。実際、現実的に、これは厳正にやらなきゃだめですよ、しっかりと
授業をやりなさいよという精神規定だけではだめだというふうに思うんです。ですから、私は、
文部省令でどういう場合に認められるのかという条件を明確に定めること、あるいはそういう適合した人が出たときにはきっちりと、こういう尺度でやったんだということが公表できるような前もっての
措置というのが必要なんだというふうに思うんですが、どういうふうにお考えですか。