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1998-10-15 第143回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成十年十月十五日(木曜日)     午後二時十分開議 出席委員   委員長 桜井  新君    理事 鴨下 一郎君 理事 田中 和徳君    理事 細田 博之君 理事 山本 有二君    理事 田中  甲君 理事 堀込 征雄君    理事 遠藤 和良君 理事 西野  陽君       小野寺五典君    奥山 茂彦君       小林 多門君    桜井 郁三君       葉梨 信行君    松本  純君       松沢 成文君    山元  勉君       池坊 保子君    並木 正芳君       東中 光雄君    畠山健治郎君  出席国務大臣         自 治 大 臣 西田  司君  出席政府委員         警察庁刑事局長 佐藤 英彦君         自治省行政局選         挙部長     牧之内隆久君  委員外出席者         衆議院調査局第         二特別調査室長 田中 宗孝君     ――――――――――――― 委員の異動 十月十五日  辞任         補欠選任   秋葉 忠利君     畠山健治郎君 同日  辞任         補欠選任   畠山健治郎君     秋葉 忠利君     ――――――――――――― 八月二十八日  船員洋上投票実現に関する陳情書外一件  (第五四号) 九月二十九日  都道府県議会議員選挙制度改正に関する陳  情書  (第一五〇号) 十月一日  船員洋上投票実現に関する陳情書  (第二五三号) 同月十二日  船員洋上投票実現に関する陳情書外一件  (第三〇四号) は本委員会参考送付された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  閉会審査に関する件  公職選挙法改正に関する件(第十八回参議院議  員通常選挙の結果概要)      ――――◇―――――
  2. 桜井新

    桜井委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。  去る七月に行われました第十八回参議院議員通常選挙の結果の概要について、政府から説明を求めます。西田自治大臣
  3. 西田司

    西田国務大臣 この機会に、第十八回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告を申し上げます。  今回の選挙は、本年七月二十五日に任期が満了となった参議院議員通常選挙でありまして、また昨年十二月に投票時間の二時間延長、不在者投票事由緩和等公職選挙法改正が行われて初めて、全国を通じて行われる国政選挙でありました。  今回の選挙選挙すべき議員の数は、比例代表選挙が五十人、選挙選挙が七十六人、合計百二十六人でありました。  選挙当日の有権者数は約九千九百五万人で、前回通常選挙に比べ二百二十九万人増加しております。  次に、投票状況について申し上げます。  七月十二日の投票日の天候は、午前中、九州の一部などで雨のところもありましたが、午後にはほぼ全国的に晴れまたは曇りの天気でありました。投票率は、近年著しい低下傾向が続いておりましたが、今回は五八・八%でありまして、前回に比べ一四・三ポイント上昇いたしました。なお、投票時間が延長された十八時以後の投票者数は約八百七十九万人で、当日投票者数の二八・三%が延長された時間に投票しており、また不在者投票者数は約四百四十五万人で、前回に比べ二・三倍に増加をしております。  次に、立候補の状況について申し上げます。  比例代表選挙につきましては、名簿を届け出た政党は十四政党で、前回に比べ九政党の減、その届け出名簿に登載された候補者数は百五十八人で、前回に比べ二十三人の減、競争率は三・二倍でありました。  選挙選挙につきましては、候補者数は三百十六人で、前回に比べ七十人の減、競争率は四・二倍でありました。  次に、当選人状況について申し上げます。  党派別に申し上げますと、自由民主党比例代表選挙で十四人、選挙選挙で三十人、合計四十四人、民主党比例代表選挙で十二人、選挙選挙で十五人、合計二十七人、日本共産党比例代表選挙で八人、選挙選挙で七人、合計十五人、公明比例代表選挙で七人、選挙選挙で二人、合計九人であります。自由党比例代表選挙で五人、選挙選挙で一人、合計六人、社会民主党比例代表選挙で四人、選挙選挙で一人、合計五人であり、無所属選挙選挙で二十人が当選しております。  次に、党派別得票率状況について申し上げます。  比例代表選挙では、自由民主党二五・二%、民主党二一・七%、日本共産党一四・六%、公明一三・八%、自由党九・三%、社会民主党七・八%、新党さきがけ一・四%、第二院クラブ一・〇%、諸派五・二%となっております。  また、選挙選挙では、自由民主党三〇・五%、民主党一六・二%、日本共産党一五・七%、公明三・三%、自由党一・八%、社会民主党四・三%、諸派無所属二八・三%となっております。  次に、選挙違反状況について申し上げます。  投票日後九十日目の十月十日現在の今次選挙における検挙件数は二百三十三件、検挙人員は五百二十六人となっておりますが、これを前回と比較いたしますと、件数で百十三件の減少人員では四十五人の増加となっております。  以上をもちまして、過般の参議院議員通常選挙の結果の御報告を終わります。
  4. 桜井新

  5. 佐藤英彦

    佐藤(英)政府委員 ただいま大臣から、違反行為の取り締まりにつきましても概略の御説明がございましたが、細部につきまして御報告をいたします。  期日後九十日、十月十日現在でございますが、その現在で集計しました数は、お手元に資料としてお配りしてありますとおりでございます。  検挙状況は、総数で二百三十三件、五百二十六 人でありました。平成七年に施行されました前回選挙における同時期の数三百四十六件、四百八十一人に比べますと、件数で百士二件の減少人員で四十五人の増加となっております。  罪種別検挙状況は、買収百三十五件、三百六十二人、自由妨害三十一件、三十四人、戸別訪問二十件、三十五人、文書違反三十二件、八十二人、その他十五件、十三人となっており、買収検挙件数の五七・九%、検挙人員の六八・八%を占め、最も多くなっております。  また、警告状況につきましては、総数が四千二百五十七件、前回選挙における同時期の二千七百九十九件に比べますと千四百五十八件増加いたしております。なお、警告事案の多くが文書関係であり、総件数の八九・二%を占めております。  以上、御報告申し上げます。      ————◇—————
  6. 桜井新

    桜井委員長 この際、御報告いたします。  今国会参考のため本委員会に送付されました陳情書は四件であります。念のため御報告申し上げます。      ————◇—————
  7. 桜井新

    桜井委員長 次に、閉会審査に関する件についてお諮りいたします。  第百四十二回国会  松本善明君外一名提出政治資金規正法の一部   を改正する法律案  松本善明君外一名提出政党助成法を廃止する   法律案  加藤紘一君外十七名提出公職選挙法の一部を   改正する法律案  加藤紘一君外十七名提出政治資金規正法の一   部を改正する法律案  田中甲君外三名提出公職選挙法の一部を改正   する法律案並びに  公職選挙法改正に関する件につきまして、議長に対し、閉会審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 桜井新

    桜井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  次に、閉会審査案件が付託になり、委員会において、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 桜井新

    桜井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十分散会