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1998-10-02 第143回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成十年十月二日(金曜日)     午後五時一分開議 出席委員   委員長 中川 秀直君    理事 逢沢 一郎君 理事 遠藤 武彦君    理事 御法川英文君 理事 河本 三郎君    理事 熊代 昭彦君 理事 赤松 広隆君    理事 松沢 成文君 理事 平田 米男君    理事 井上 喜一君       飯島 忠義君    小野寺五典君       岸田 文雄君    新藤 義孝君       砂田 圭佑君    棚橋 泰文君       西川 公也君    川内 博史君       島   聡君    中川 正春君       河合 正智君    佐々木洋平君       西川太一郎君    東中 光雄君       畠山健治郎君  委員外出席者         議     長 伊藤宗一郎君         副  議  長 渡部 恒三君         事 務 総 長 谷  福丸君     ――――――――――――― 委員の異動 十月二日  辞任         補欠選任   江崎 鐵磨君     佐々木洋平君 同日  辞任         補欠選任   佐々木洋平君     江崎 鐵磨君     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  国家公務員等任命につき同意を求めるの件  本日の本会議議事等に関する件      ――――◇―――――
  2. 中川秀直

    中川委員長 これより会議を開きます。  まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、科学技術会議議員宇宙開発委員会委員国会等移転審議会委員公害健康被害補償不服審査会委員中央更生保護審査会委員公安審査委員会委員運輸審議会委員電波監理審議会委員日本放送協会経営委員会委員労働保険審査会委員中央労働委員会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。     ―――――――――――――  一、国家公務員等任命につき同意を求めるの件   科学技術会議議員    前田勝之助君 関本忠弘君一〇、五任期満           了につきその後任   宇宙開発委員会委員    澤田 茂生君 山口開生一二、一〇任期           満了につきその後任   国会等移転審議会委員    新井  明君    石井  進君    石井 威望君    石井 幹子君    石原 信雄君    宇野  收君    海老沢勝二君    下河辺 淳君    寺田千代乃君 一二、一八任期満了につき    中村 桂子君 再任    中村 英夫君    野崎 幸雄君    濱中昭一郎君    堀江  湛君    牧野 洋一君    溝上  恵君    宮島  洋君    森   亘君    鷲尾 悦也君   公害健康被害補償不服審査会委員    伊藤 卓雄君 一一、一任期満了につき再           任    加藤 信世君 玉木武君二、一任期満了           につきその後任   中央更生保護審査会委員    深澤 道子君 一二、二四任期満了につき           再任   公安審査委員会委員    大川 隆康君    山崎恵美子君 一二、二六任期満了につき           再任   運輸審議会委員    大堀太千男君 一一、一九任期満了につき           再任    佐々木建成君 梶原清君一一、一任期満了           につきその後任    瀧田あゆち君 黒川武君六、一八任期満了           につきその後任   電波管理審議会委員     岩男寿美子君 一二、二四任期満了につき           再任   日本放送協会経営委員会委員    須田  寛君 一二、一〇任期満了につき           再任    宮崎  満君 池川順子一二、一〇任期           満了につきその後任    八島 俊章君 齋川慶一郎一二、一〇任           期満了につきその後任   労働保険審査会委員    藤村  誠君 一二、二四任期満了につき           再任   中央労働委員会委員    磯部  力君 猪瀬愼一郎君一〇、八任期           満了につきその後任    今野浩一郎君    岡部 晃三君 一〇、八任期満了につき再           任    落合 誠一君 神代和俊君一〇、八任期満           了につきその後任    小野  旭君 一〇、八任期満了につき再           任    菊池 信男君 山口浩一郎君一〇、八任期           満了につきその後任    菅野 和男君    諏訪 康雄君    谷口 隆志君 一〇、八任期満了につき再           任    西田 典之君    花見  忠君    横溝 正子君 山口俊夫君一〇、八任期満           了につきその後任     若菜 允子君 一〇、八任期満了につき再           任     ―――――――――――――
  3. 中川秀直

    中川委員長 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 中川秀直

    中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     ―――――――――――――
  5. 中川秀直

    中川委員長 次に、本日金融安定化に関する特別委員会審査を終了した債権管理回収業に関する特別措置法案金融機関等が有する根抵当権により担保される債権譲渡円滑化のための臨時措置に関する法律案競売手続円滑化等を図るための関係法律整備に関する法律案特定競売手続における現況調査及び評価等特例に関する臨時措置法案金融機能再生のための緊急措置に関する法律案金融再生委員会設置法案預金保険法の一部を改正する法律案金融再生委員会設置法の施行に伴う関係法律整備に関する法律案の各法律案について、委員長から緊急上程申し出があります。  この際、発言を求められておりますので、これを許します。逢沢一郎君。
  6. 逢沢一郎

    逢沢委員 ただいまの金融安定化に関する特別委員長からの緊急上程申し出につきましては、これらの法案の持つ緊急性、とりわけ今日の株価の動向を初め現下の経済情勢などを勘案し、ぜひとも本日の本会議において緊急上程することを望みます。
  7. 中川秀直

  8. 井上喜一

    井上(喜)委員 今国会に提案をされております金融安定化関連法律案は大変重要な法律でありまして、恐らく数年来の中でも重要な法案の一つになるのではないかと思うのであります。  中でも、金融機能再生のための緊急措置に関する法律案、これは中心的な法律でありますが、これの修正につきまして、自民党民主党、平和・改革、この三党派が協議をされまして修正案をつくられたということであります。我々は、新聞報道でうかがうしかないのでありますが、国会近くのホテルにおきまして、時には深夜に及ぶといいますか徹夜をされるような、そういう協議をされたように思うのでありますが、中身がわからない。どんな議論がされたか全くわからないわけでありまして、やっと昨日、夜に成案がまとまって、私どもの知るところになったのであります。  大事な法律でありますだけに、当然、これは議論をしないといけない法律だと思うのでありまして、我々はそれを主張したのでありますが、認められない。本日ありましたのは、締めくくり総括二時間、我が党の持ち時間二十五分というようなことでありまして、審議でもってこの中身を十分明らかにすることは到底できないという状況であります。  こんなことをやっておりますと、いずれ議会制民主主義の墓穴を掘ることにつながるのではないかと、我々は大変危惧するものであります。したがいまして、この緊急上程には反対いたすものであります。
  9. 中川秀直

  10. 東中光雄

    東中委員 金融安定化に関する特別委員会からの緊急上程申し出の八法案につきましては、その審議の経過から見まして、非常に異常な状態が起こっております。  今、井上理事の方からの発言にありましたように、金融機能再生のための緊急措置に関する法律案というのは、今国会において最も重要な法案であります。それについての修正問題が問題になりまして、その特別委員会理事会の中で、正規の機関として与野党協議委員会ということをつくって、それで協議をしていくということになりました。  そういう中で、自民党民主党と平和・改革の三会派が協議をするということになった。それは、深夜に及ぶ状態が何回か続きました。そういう中で、どういうふうになっておるのか全くわからない、与野党協議委員会でどうなっているのかもわからないという状態が続いておった。そういう中で、二、三日前からは、合意ができたということになりまして、それに対して、例えば民主党は、自民党が事実上丸のみしたということで合意ができたということを発言になられる。あるいは昨日には、自民党の方から、我々が野党案を換骨奪胎した、そして野党を洗脳してできたんだ、こういうことまで言われている。  そういうことで、やっと合意ができた。何の内容かよくわからないという状態で、昨日、理事会でそれを諮るということになった。合意ができたけれども覚書をつくる必要があるのだといって、また三党でやった。何をやっているのかわからない。結局、理事会を開いたときに出てきたのは、午後十一時になって出てきたのは、わからぬままで日程を組めぬじゃないかと言ったら、初めて示されたのがこの法案なんです。それで、すぐ日程を決めてやってしまう。  こんなむちゃくちゃなことがあるかということで、強い反対意見自由党なり私たちの方からも出しました。しかし、それはもう全く無視されたままで、きょうの審議に入りました。審議の中で、大蔵大臣は、私は法案をもらっていない、新旧対照表をもらっただけだ、だから意見を言うことができないという答弁をされました。新旧対照表というのはずっと前の話で、この修正案についてではありません。そういう事態での審議所管大臣がそう言っている。こんなことで、採決についてはもう決まったとおり緊急上程だと。  これはもう許されないことだと思います。こんなことを許していけば、そして緊急上程をやっていけば、議会制民主主義に非常に大きな汚点を残すということになりますので、私は、緊急上程をやめて、そして、むしろ審議を尽くせということをすべきだというふうに思いますので、緊急上程に強く反対いたします。
  11. 中川秀直

    中川委員長 お諮りいたします。  右各法律案は、本日の本会議において緊急上程するに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  12. 中川秀直

    中川委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。     ―――――――――――――
  13. 中川秀直

    中川委員長 次に、ただいま緊急上程するに決しました各法律案に対し、民主党の小沢鋭仁君、自由党小池百合子君、日本共産党佐々木憲昭君から、それぞれ討論の通告があります。  討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 中川秀直

    中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     ―――――――――――――
  15. 中川秀直

    中川委員長 次に、本日の本会議議事順序について、事務総長の説明を求めます。
  16. 谷福丸

    谷事務総長 まず最初に、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてお諮りいたします。採決は三回になりますが、順序印刷物のとおりであります。  次に、動議により、金融安定化特別委員会の八法律案緊急上程いたしまして、相沢委員長の却告がございます。次いで三人の方々からそれぞれ討論が行われますが、順序印刷物のとおりであります。採決は二回になります。一回目は債権管理回収業法案根抵当権つき債権譲渡円滑化法案競売手続円滑化法案特定競売手続における調査評価特例法案金融再生委員会設置法案預金保険法改正案金融再生委員会設置法関係法律整備法案の七法律案で、共産党反対でございます。二回目は金融機能再生緊急措置法案で、自由党及び共産党反対でございます。  本日の議事は、以上でございます。     ―――――――――――――
  17. 中川秀直

    中川委員長 それでは、本日の本会議は、午後五時二十分予鈴、午後五時三十分から開会いたします。     ―――――――――――――
  18. 中川秀直

    中川委員長 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後五時十一分散会