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1998-04-17 第142回国会 参議院 本会議 第21号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十年四月十七日(金曜日) 午後零時二分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第二十一号
平成
十年四月十七日 正午
開議
第一
保護司法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
) 第二
オウム真理教
に係る
破産手続
における国 の
債権
に関する
特例
に関する
法律案
(
衆議院
提出
) 第三
日本貿易振興会法
及び
通商産業省設置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
) 第四
防衛庁設置法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第五
教育職員免許法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり ─────・─────
斎藤十朗
1
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
保護司法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第二
オウム真理教
に係る
破産手続
における国の
債権
に関する
特例
に関する
法律案
(
衆議院提出
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長武田節子
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
武田節子
君
登壇
、
拍手
〕
武田節子
2
○
武田節子
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
保護司法
の一部を
改正
する
法律案
は、
保護司制度
の
充実強化
を図るため、
保護司
が
保護司会
の計画に基づく一定の事務に従事することを明記するなど、
保護司
の職務の遂行に関する
規定
を整備するとともに、
保護司組織
として
保護司会
及び
保護司会連合会
を
法定化
し、さらに
地方公共団体
に対して、
保護司
及び
保護司組織
の
活動
に対する
協力規定
を設けようとするものであります。
委員会
におきましては、
保護司
の
高齢化
と
人材確保
、
保護司組織
の
法定化
の意義及び
保護司
の
資格要件等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
により御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、
オウム真理教
に係る
破産手続
における国の
債権
に関する
特例
に関する
法律案
は、
地下鉄サリン事件等
の惨禍が未曾有のものであることを踏まえ、
オウム真理教
に対する
破産申し立て事件
において、
債権
を届け出た
被害者
の救済を図るため、国が届け出た
債権
のうち、
労働者災害補償保険法
その他の
法律
の
規定
に基づき国が取得した
損害賠償請求権等
は、
被害者
が届け出た生命または身体を害されたことによる
損害賠償請求権
におくれるものとするものであります。
委員会
におきましては、
被害者
を
特例法
によって救済する
理由
、本
特例法
によって増加する
被害者
への
配当率
及び現在の
オウム真理教
の
活動
の
実態等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
により御承知願います。
質疑
を終局し、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
3
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
4
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
5
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百九十五
賛成
百九十五
反対
〇 よって、両案は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
斎藤十朗
6
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第三
日本貿易振興会法
及び
通商産業省設置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
経済
・
産業委員長吉村剛太郎
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
吉村剛太郎
君
登壇
、
拍手
〕
吉村剛太郎
7
○
吉村剛太郎
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
経済
・
産業委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、行政に関する
組織
の
簡素合理化
を図るため、
日本貿易振興会
と
アジア経済研究所
を
統合
するとともに、
通商産業省
の
鉱山保安監督局
を部に改組しようとするものであります。
委員会
におきましては、両法人の
統合
の経緯と
理由
、
統合
後の新機関における業務及び
組織運営
の
一体化策
、
組織
の改編に伴う
職員
の
処遇等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終わり、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
山下委員
より
反対
する旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対して五項目の
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
8
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
9
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
10
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百九十九
賛成
百八十四
反対
十五 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
斎藤十朗
11
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第四
防衛庁設置法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交
・
防衛委員長及川順郎
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
及川順郎
君
登壇
、
拍手
〕
及川順郎
12
○
及川順郎
君 ただいま
議題
となりました
防衛庁設置法等
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
外交
・
防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 この
法律案
は、
統合幕僚会議
の
機能充実
、
陸上自衛隊
の旅団の創設、
海上自衛隊補給本部
の新設、
任期つき研究員制度
の導入、
外国人教育訓練受託制度
の
充実
、
自衛官定数
及び
即応予備自衛官員数
の
変更等
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
改正
の目的とねらい、
統幕機能充実
の
必要性
とガイドラインとの関係、
統合運用
の
対象範囲
、
外国人教育訓練
の実績、
防衛庁
と民間との
相互技術交流
の
促進等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
の
立木委員
から
反対
する旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
13
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
14
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
15
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百九十八
賛成
百八十二
反対
十六 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
斎藤十朗
16
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第五
教育職員免許法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
文教
・
科学委員長大島慶久
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
大島慶久
君
登壇
、
拍手
〕
大島慶久
17
○
大島慶久
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
文教
・
科学委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
教育職員養成審議会
の
答申等
を受けて、
教員
の資質の保持と向上を図るため、
教員免許制度
を改善しようとするものであり、その主な内容は、
普通免許状
の授与を受けるために
大学
において修得することを必要とする科目の
単位数
を改めること、
社会人
を
教員
として活用するための
特別免許状制度
及び
特別非常勤講師制度
を拡充すること、三年以上の
教職経験
を有する現職の
養護教諭
が、保健の授業を担任する
教諭
または
講師
となることを可能とすることなどであります。
委員会
におきましては、
参考人
から
意見
を聴取するとともに、
教員養成
における
開放制
の原則と
教職課程
のあり方、
法改正
に伴う各
大学
の
条件整備
、
社会人教員
を登用する際の
問題点
、
養護教諭
の担うべき
役割等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
阿部委員
より
反対
の
意見
が述べられ、続いて、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対して、
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
18
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
19
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
20
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
百九十八
賛成
百八十二
反対
十六 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
斎藤十朗
21
○
議長
(
斎藤十朗
君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時十七分散会 ─────・─────