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渡辺四郎君 特に
外国人の街頭での販売なんかも、よくマスコミの皆さんはその現場を写して、夜いろいろとテレビで放映等もされるわけですから、少し
警察の方もそこらは、努力はしておると思うんですけれ
ども、やはり
青少年の
犯罪を防ぐためにもここには力を入れなきゃいけないんじゃないかと思いますが、これは要望しておきたいと思います。
それから、もう
一つの問題は、先ほどからあります
パチンコ問題で、これは西川
先生も含めてそうですけれ
ども、この
プリペイドカード導入段階で大変な心配もあって、私らもこの
委員会に参加をして
議論したわけですね。当時の保安
課長の中田さんを中心に、資金の流れを明確にするとか健全化のためにやるんだと非常に自信を持って、逆に言ったら私らの方が説得をされるような、
警察はそのくらい自信を持つものですから、私の方もいろいろ注文をつけましたけれ
ども、しかしその当時からもうNTT
関係のカードの偽造問題があったものですから、心配をしておったわけです。
警察庁にも行ったと思うんですが、「国会議員各位殿」ということで
日本遊技議員連盟という与野党の国会議員が全部で八十一名の連名で、私らにもいろいろとやってまいりました。これを導入したときに地行のメンバーで私も参画しておるものですから、特にその責任もありますし、私はこの議員連盟には入っておりません、この
委員会におるものですから。
しかし、いろいろ前段はありますが、「当初、暴排と脱税防止を目的として導入しようとした
プリペイドカードはコスト高等の問題もあり、多くのホール業者により、その是非が問われました。偽造・変造の問題はNTTのテレフォンカードの例で明らかでありました。」というような
趣旨のことを書いておるわけですね。ここの中にも、
警察が非常に力を入れて一緒になってやったから急速に伸びたんだ、しかし逆になったら、こういう国家的
犯罪とでも言えるものが許されてよいのか、断じて許してはならないという議員連盟の
先生方の私らに対する要望なわけです。
ですから、こういう点から見て私は、六百三十億というふうに言われておりますけれ
ども、これはカード
会社の部分だけですが、
暴力団関係にかなりこの部分から資金が流れておるんじゃないか。だから、これはなかなか掌握するのは難しいと思うんですけれ
ども、この間、
委員会でも私ちょっと申し上げましたけれ
ども、こういう
関係のシステム
会社にもと勤めておった二十九歳の青年が、変造機をつくって一台五百万から八百万で二十五台売った。その売る相手は特定の人間で、高級車を乗り回して
麻薬も使っておる、そして
暴力団とのつながりもある、その特定した人に二十五台売ったということが毎日
新聞のスクープで載っておったわけですね。
その仲買人をしておるのが
暴力団とのつながりを持っておるというのははっきりしておるわけですから、そういう
関係からいえば、この部分から
暴力団の資金が、
警察の取り締まり、
暴対法によってかなり狭められてきた。ですから、新たな資金源として、今、
日本最高の三十兆
産業の
パチンコに目をつけたんじゃないかというような気がします。
その
暴力団対策の方の
関係で、部長の方で
暴力団にどのくらい資金源として流れておるか、何か経過等つかんでおりますか。