○小
委員外委員(
椎名素夫君) この
アジア・
太平洋小委員会というのができましたことは非常に画期的なことでもあり、そしてまた今進行しているさまざまな問題についてもっと、きょうにでもというか、むしろおとといから
議論していなきゃいかぬというような
状態であることは間違いありません。それが
衆議院の
予算委員会における紛糾のために全部とまってしまうというようなことは本来ばかげたことだと私は思いますね。ばかげたことであるということは、我々の
参議院の同僚である
平成会の諸君も十分に承知をしておると私は思うわけです。
しかし、だからといって、今までの
院運営の
慣例というような、これまたばかげたことが常に横行し、それが最終的には重んぜられるというような中で、せっかくできたこの大事な小
委員会がそういうことのために将来の、また我々の
仕事について
支障が出るようなことがあったのでは非常に残念なことになるのではないかと私は思います。
理事の
先生方を初めとして、野党、きょう御
出席になっておられない
会派にも十分きょう集まる
趣旨というようなことについても
お話があり、察するところ、原則的にはいいんじゃないかということだったのだろうと恐らく思いますけれ
ども、しかし
形式は
形式であって、いないところでこれからの
運営まで決めてしまったということになるのは大変に何か私は後に
支障を残すのではないかというような気がして仕方がありません。
私は、過去のあえてばかばかしいという
慣例を決して重んずるというわけではありませんけれ
ども、しかし我々にとって大事なことは、しっかりした
仕事をここでやるということであって、それが今のような不正常な
状態で、しかもばかげた
慣例というようなことでそれに
支障を来すようなことがあるというのは、これまたばかげたことであるというふうに考えますので、
先ほど開会を宣言されましたけれ
ども、一応きょうは
開会をしないで、実質的なこういう
段取りを決め、
懇談というような形で決めて、そしてそれについて、
開会に備えて、御
出席にならなかった
会派の
方々にも十分な
説明をして、
最初からしっかりした
仕事に入れるというような
段取りにできないものかというふうに思っております。