○吉田(治)
委員 きょうのそれを議事録いただいて、何年か先、私がまだ議員をやっておりましたら、検証という形で
お願い申し上げて、そのときに、果たして
経済企画庁というものの存在が有意義だったのか、やはりむだだったのか、そのときの長官は行革を唱えていた田中秀征長官だったというふうに声高に叫ぶのか、何年か先を楽しみにさせていただきたいと思います。
こういう中で、
中小企業というふうなもの、中小小売業を含めて、さまざま、先ほど
中小企業庁の長官も言われていましたように、三
団体、やはりこれから先、後の後継者の問題というのが非常によく話題になってまいります。
私
どもでしたら、例えば
中小企業団体中央会。これも、青年部をつくれ、つくれということで各都道府県ごとにできているということも聞いております。また、商工
会議所も青年部をつくる、商店街ももちろん青年部をつくっていく。しかしながら、青年部活動というのは、つくれ、つくれと言う割には、いざ活動を始めると、親会というんですか、もともとの
団体の方から制約があるとか、財源の問題、それからもう目的意識の問題、さまざまあるやに聞いております。
例えば
一つ例を挙げますと、大阪府の
中小企業団体中央会というのがございます。ここにも青年部連合会というのがございます。各単組ごとで青年部をつくって、それを集めた連合会を形成しておりますけれ
ども、やはり補助金の問題でありますとか、何か事業をする場合に、余りにも事務局主導の
部分がある。また、事務局が主導しなくても、何かしたいといった場合に、青年部の親会とよく言われるんですけれ
ども、中央会の
理事というんですか、そういう人たちから、そんなことはしなくってもいいとか、何でおまえたちがそんなことをするんだと。やれ、やれと言う割には、どうもシステムの
部分、それから権限というんですか、それから、どうこの青年部活動を拡大していくのかというところでいろいろ意見がある。お金が欲しいという
部分もあるでしょうし、また、その中央会自身のそういう
理事会に、例えば青年部の会長はオブザーバーでもいいから参加させてもらって、発言の機会だとか、中央会自身が何を方向づけを見ているのかということを聞きたいという意見もあります。
その割には、どうも、まあこれ、全国的に決めるのがいいかどうかわからないんですけれ
ども、全国もしくはそういう都道府県でのブロック、例えば近畿とか関東だとかいうその中でのシステムというんですか、つくるについてはこういう規約にしなさい、こういうシステムにしなさい、そして、出た場合にはこういうふうにしなさいという指導というのが、どうも、青年部やれ、やれ言う割には余りにもおざなりになっているのが
現状ではないか。
やはり、次のこういう
中小企業団体の活動自身を担う人たち、また、その
中小企業自身を担う青年の人たち、この人たちのよりよき啓蒙の場でもあり、活躍の場でもあり、そしてまた次世代ということを
考えた場でもある青年部活動というものを、例えばこれは特別認可法人ですので、もっと
中小企業庁の方が主体的になって、こういう形をしなさい、ああいう形をしたらどうですかという、指導というかアドバイスをする必要があると思うのですけれ
ども、その辺、
中小企業庁としていかにお
考えでしょうか。また、これからどういうふうに取り組んでいこうとなさっているのか、お聞かせをいただきたいと思います。