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議長(
原文兵衛君) この際、
一言ご
あいさつを申し上げます。
今期国会は、明後十八日をもって百五十日の
会期を終了いたしますが、この間、
議員各位におかれましては、
会期当初より阪神・
淡路大震災、円高問題、
サリン事件等を初め、幾多の重要問題の
審議に精力的にお取り組みいただきました。
皆様の御
熱意と御
協力に心から感謝と
御礼を申し上げます。
さて、本年は、本
院議員の
改選期に当たり、
皆様のうち半数の
方々は来る七月二十二日をもって
任期を終了されるわけでありますが、
皆様が、多年、名誉ある本
院議員として
国政の
審議に
尽力され、数々の御功績を残されましたことに対し、心から敬意を表するものであります。
とりわけ、今回の
改選を機に勇退される
皆様には、まことに惜別の情やみがたく、お名残尽きないものがあります。どうぞ、くれぐれも御自愛の上、今後とも
我が国議会政治の
発展のために御
支援賜りますようお願い申し上げます。
また、来るべき
選挙に重ねて立候補される
方々におかれましては、御健闘の上ぜひとも御当選されますよう、心からお祈り申し上げます。
私もまた、
今期改選を機に引退いたしますが、
平成四年八月の
議長就任以来、三年にわたり、激動する政局の中にあって無事その
職員を果たすことができましたことは、
皆様の御
厚情と御
協力のたまものと衷心より
御礼を申し上げます。
また、この間、
赤桐副
議長におかれましては、その高い御
見識と円満なる御人格をもって、議院の公正な
運営と
権威の
高揚のため格別の御
尽力をいただきました。ここに、改めて厚く
御礼申し上げます。
国事ますます多端な折から、本院に対する
国民の
期待はますます大きくなっております。多年にわたる
参議院改革も徐々にその実を結びつつありますが、
参議院が本来の
役割を遺憾なく発揮し、その
存在意義をますます高めていくためには、不断の努力と絶えざる
創意工夫が必要であります。
皆様の変わらぬ御
熱意と御
尽力によりまして、
参議院がより一層「
参議院らしい
参議院」として、この
国民の
期待にこたえられますよう、心からお願いを申し上げます。
簡単ではございますが、私のご
あいさつとさせていただきます。
皆さん、本当にありがとうございました。
〔
拍手〕
小川仁一君から
発言を求められております。
発言を許します。
小川仁一君。
〔
小川仁一君
登壇、
拍手〕