○
福島委員 マルチメディアで
学校を変える、
学校を変えることによって
学校を生涯
教育に直結する、そのような展望で
施策を
推進していっていただきたいなというふうに要望いたします。
続きまして、生涯
教育の中でボランティアということも挙げられておりましたが、ボランティアにつきましては、今回の
阪神・
淡路大震災で本当にたくさんの青年たちがボランティアとして活躍されました。これを見ていまして、大変に
日本という国家の将来に対して安心感を一面抱きました。
昨年の
高校生のライフスタイルの国際比較
調査というのがありましたが、これでは、ボランティアヘの参加は、アメリカと比べると
日本の
高校生は十五分の一だという
報道がありました。そのときは、
日本というのはやはり大丈夫なのかなという思いがあったのですけれども、しかし実際にこのような
大震災のようなことが起こってみると、どんどん自発的に多くの青年が行っている。そういう意味では、潜在的なボランティアに対しての志向性というのは、
日本の
社会というのはかなり高いのだろうなというふうな思いがいたしました。ただ、その潜在的な志向性を発揮する仕組みといいますかそれがなかなかやはり現実に日常の中ではないということが、
ボランティア活動の少なさということにつながっているのかなというふうに思いました。そういう意味では、今後の
課題として、日常的な
活動としてボランティアに参加できるような、そういう仕組みづくりを
地域できちっとしていくということが大切なんじゃないかと思います。
まず、全体としまして、
文教施策の中でボランティアの
推進のために今後どのように、また、現在どのように取り組んでいるのかということにつきまして、
文部省のお考えをお聞きしたいと思います。