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穀田委員 今
お話がありましたが、私、まず前提となっている評価の問題ですね。本当に今大都市における
耐震性貯水槽について言うならば、一平方キロメートル当たりの基数というのは、先ほど言いましたように、東京の場合が確かに十五
程度の
数字なんですね。ところが、先ほど
地震の話、消防長官おっしゃいましたけれ
ども、例えばそこへ出ている札幌とか仙台だって〇・〇一五、〇・四五一というような
数字なんですね。だから、おっしゃるように、それ自身が極端に強化をされたなんという実態は結果としてはないわけなんですね。だから私は、そういう問題について何度も繰り返し述べているわけでして、それはそういう方向で努力していただきたいと思っています。
問題は、今
大臣から
お話ありましたように、
災害復旧のために手厚い財政支援をすることについては私
ども賛成しているわけでして、当然だ、そういう評価をしているわけです。問題は、従来の制度をそのままにしてそれを行うのであればだめだ、じゃ、
お話あったように、それをさらに一層の
かさ上げをして努力するのかどうかということについてもう一言お聞きしたいのです。
今も、この前も議論して、実際になかなか進まない現状というのは、用地費の問題だとかということもありましたし、私は独自に
自治体自身に任せている問題があるのじゃないかということを言いましたね。今
お話ありましたように文部省なんかと協議をして、そういう協力を得ていく、これは大事なことだと私は思っています。
問題は、現在の
補助率、そして具体的に言うならば、さっきありました、総理
大臣が指定した強化地域は二分の一、それ以外については三分の一ということを、そういう
補助率全体を引き上げて国が支援するのかどうか、この点はどうですか、もう一度。