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1995-05-10 第132回国会 衆議院 厚生委員会 第10号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成七年五月十日(水曜日)     午前十時開議 出席委員   委員長 岩垂寿喜男君    理事 衛藤 晟一君 理事 木村 義雄君    理事 鈴木 俊一君 理事 井上 喜一君    理事 石田 祝稔君 理事 山本 孝史君    理事 網岡  雄君 理事 荒井  聰君       荒井 広幸君    熊代 昭彦君       近藤 鉄雄君    佐藤 静雄君       住  博司君    高橋 辰夫君       竹内 黎一君    戸井田三郎君       中谷  元君    根本  匠君       掘之内久男君    山本 公一君       山本 有二君    青山 二三君       赤羽 一嘉君    粟屋 敏信君       岩浅 嘉仁君    鴨下 一郎君       坂口  力君    田名部匡省君       福島  豊君    柳田  稔君       五島 正規君    土肥 隆一君       森井 忠良君    枝野 幸男君       岩佐 恵美君  出席国務大臣         厚 生 大 臣 井出 正一君  出席政府委員         厚生大臣官房長         局長      山口 剛彦君         厚生省生活衛生         局長      小林 秀資君  委員外出席者         厚生委員会調査         室長      市川  喬君     ――――――――――――― 委員の異動 五月十日  辞任         補欠選任   塩崎 恭久君     中谷  元君   長勢 甚遠君     山本 公一君   藤本 孝雄君     山本 有二君   久保 哲司君     赤羽 一嘉君 同日  辞任         補欠選任   中谷  元君     塩崎 恭久君   山本 公一君     長勢 甚遠君   山本 有二君     藤本 孝雄君   赤羽 一嘉君     久保 哲司君     ――――――――――――― 五月九日  食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法  律案内閣提出第八六号)(参議院送付) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 五月九日  骨粗鬆症対策充実に関する陳情書  (第一  八八号)  緩和ケア充実に関する陳情書  (第一  八九号)  全国ハンセン病療養所に関する陳情書  (第一九〇  号)  国立甲府病院国立療養所西甲府病院統合促  進に関する陳情書  (第一九一号)  食品安全性確保に関する陳情書外二件  (第一九二号)  廃棄物処理に関する制度整備充実に関する  陳情書外二件  (第一九三号)  一般廃棄物処理業等合理化に関する補助金制  度の創設に関する陳情書  (第一九四号)  新薬による薬禍の根絶に関する陳情書  (第  一九六号)  生活保護法による医療扶助受診手続改善に関  する陳情書  (第一九七号)  障害者小規模作業所に対する国庫補助金制度の  改善充実に関する陳情書外二件  (第一九八号)  障害者のための施策の推進に関する陳情書  (第一九九号)  阪神・淡路大震災被災視覚障害者の救援に関す  る陳情書外四件  (第二〇〇号)  新ゴールドプランの推進に係る財源の確保に関  する陳情書  (第二〇一号)  高齢者及び高齢者介護家庭住宅改造に対する  助成制度等創設及び充実に関する陳情書  (  第二〇二号)  少子化対策充実に関する陳情書  (第二  〇三号)  最低保障年金制度創設に関する陳情書  (第二〇四号) は本委員会に参考送付された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  参考人出頭要求に関する件  食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法  律案内閣提出第八六号)(参議院送付)      ――――◇―――――
  2. 岩垂寿喜男

    岩垂委員長 これより会議を開きます。  内閣提出参議院送付食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律案議題といたします。  趣旨説明を聴取いたします。井出厚生大臣。     —————————————  食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法   律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
  3. 井出正一

    井出国務大臣 ただいま議題となりました食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容概要を御説明申し上げます。  食品安全性に関する問題の複雑多様化輸入食品の著しい増加、国民栄養摂取状況変化など、我が国の食品保健を取り巻く状況は大きく変化しております。また、規制緩和社会的要請規制国際的整合化要請に対応していくことも重要となっております。  今回の改正は、こうした状況変化等にこたえ、食品安全性の効果的な確保食品を通じた国民健康づくり等、総合的な食品保健対策推進するため、必要な措置を講じようとするものであります。  以下、この法案の主な内容について御説明申し上げます。  第一は、食品衛生法改正であります。  まず、食品添加物規制見直しであります。規制国際的整合化を図りつつ、食品安全確保推進する観点から、人の健康を損なうおそれのない場合として厚生大臣が定める場合に限り販売等が認められる添加物の範囲を、化学的合成品たる添加物から、天然香料等を除いた添加物へと拡大することとしております。  なお、現在、販売等がされている添加物については、従来どおりとすることとしております。  次に、残留農薬基準の策定を推進するため、農林水産大臣に対し、農業の成分に関する資料の提供等の協力を求める仕組みを設けることとしております。  さらに、食品製造規制弾力化であります。  従来、製造加工方法については、衛生上の観点から一律の基準により規制しておりましたが、近年の製造加工技術高度化に対応して、新たに個別承認制度を設け、規制弾力化を図ることにより、多様な食品製造加工を可能としようとするものであります。  また、食品輸入手続効率化を図る観点から、電子情報処理組織を活用した届け出手続等制度化することとしております。さらに、輸入食品検査制度について、輸入者による自主的な検査普及等を踏まえ、適切かつ効率的な検査を実施するための改正を行うこととしております。  このほか、営業許可有効期間延長等営業許可に関する規制見直しを行うほか、指定検査機関の質の向上及び地域における食品衛生水準向上のための規定を整備することとしております。  第二に、栄養改善法改正であります。  まず、食品栄養表示基準制度創設であります。塩分、カロリー等の過剰な摂取が問題となる栄養摂取状況を踏まえ、栄養強化に関する表示許可制度を、栄養表示をしようとする者が遵守すべき基準を定める制度へと改めることにより、食品栄養成分に関する適切な情報を広く国民に提供することとしております。  また、乳幼児、妊産婦等が用いる特別用途食品については、その表示許可制度を維持しつつ、表示方法弾力化を図る措置を講ずることとしております。  最後に、この法律施行期日は、一部の事項を除き、公布の日から一年を経過した日からとしております。  以上が、この法律案提案理由及びその内容概要であります。  何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
  4. 岩垂寿喜男

    岩垂委員長 これにて趣旨説明は終わりました。     —————————————
  5. 岩垂寿喜男

    岩垂委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、来る十七日午前十時参考人出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 岩垂寿喜男

    岩垂委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、来る十二日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時五分散会      ————◇—————