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1993-04-16 第126回国会 参議院 環境特別委員会 第6号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成五年四月十六日(金曜日)    午前十時二十五分開会     —————————————   出席者は左のとおり。     委員長         松前 達郎君     理 事                 石川  弘君                 西田 吉宏君                 堂本 暁子君                 広中和歌子君     委 員                 狩野  安君                 河本 英典君                 釘宮  磐君                 須藤良太郎君                 野間  赳君                 真島 一男君                 大脇 雅子君                 竹村 泰子君                 中尾 則幸君                 本岡 昭次君                 横尾 和伸君                 勝木 健司君                 有働 正治君    国務大臣        国 務 大 臣        (環境庁長官)  林  大幹君    政府委員        環境庁企画調整        局長       八木橋惇夫君    事務局側        第二特別調査室        長        小林 正二君     —————————————   本日の会議に付した案件 ○環境事業団法の一部を改正する法律案内閣提  出、衆議院送付)     —————————————
  2. 松前達郎

    委員長松前達郎君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  環境事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。林環境庁長官
  3. 林大幹

    国務大臣(林大幹君) このたび、政府から提出いたしました環境事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容概要を御説明申し上げます。  今日の環境問題の解決のためには、国、地方公共団体にとどまらず、国民企業等民間の役割が不可欠であります。とりわけ、地球環境保全観点からは、開発途上地域における環境保全に取り組む草の根の環境協力や、幅広い国民の参加による足元からの行動を進めるための民間団体活動が極めて重要であります。国としても、これらの活動を積極的に支援していくことが喫緊の課題となっております。  今回の改正は、このような観点から、内外の民間団体が行う環境保全に関する活動の一層の振興を図るため、環境事業団地球環境基金を設け、民間団体が行う活動に対し、助成その他の支援を行うためのものであり、その内容概要は、次のとおりであります。  第一に、環境事業団の目的に、民間団体が行う環境保全に関する活動支援に必要な業務を行うことを追加することといたしております。  第二に、同事業団業務に、次の業務を追加することといたしております。  その一は、民間団体、すなわち民間の発意に基づく非営利の団体が行う活動で、環境保全を通じて人類の福祉に貢献するとともに国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するものに対し、助成を行うことであります。具体的な助成の対象につきましては、(一)本邦内の民間団体開発途上地域における環境保全を図るために行う活動、(二)本邦以外の民間団体開発途上地域における環境保全を図るために行う活動、(三)本邦内の民間団体本邦内においてその環境保全を図るために行う活動で、それぞれ政令で定める要件に該当するものとしております。  その二は、前述した民間団体活動振興に必要な調査研究、情報の収集、整理及び提供並びに研修を行うことであります。  第三に、同事業団は、前述した業務に必要な経費の財源をその運用によって得るために地球環境基金を設け、政府出資金政府以外の者の出損金をもってこれに充てることといたしております。  第四に、主務大臣規定整備その他所要の規定整備を行うこととしております。  以上が、この法律案提案理由及びその内容概要であります。  何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
  4. 松前達郎

    委員長松前達郎君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十九分散会      ——————————