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小澤(克)
委員 委員長、発言を許してください。
もう時間がないのでそんなわかったことを言わないでいいのです。あなたは「
裁判所の当局からも御意見が出ているわけでございまして、そういうのも私どもは踏まえたつもりでございます。」そう言っているのですよ。もういいです。
答弁要りません。そういう議事録があること、これは客観的な事実ですから
指摘するだけにします。
時間がありませんので次に行きます。
いろいろ弁解しているけれども、弁解にならないのですよ。情況
証拠です。名前を出して恐縮ですけれども、その前日に公明党さんが森口、阿部証人喚問という
態度決定をされたわけです。その翌日のことです。しかも、このメモは特定政党にのみ交付しております。全員で手分けをして陳情して回った、これは明らかに
国会に対する土足で踏み込むような介入ですよ、そのことを
指摘しておきたいと
思います。
最後にもう一つ、これは大臣に御
答弁いただきたいのですけれども、
事務次官は全く一般社会人としての
常識もわきまえていないと断ぜざるを得ない。何のアポイントもなしに私どもの党の国対
委員長の部屋をふらっと訪れて面会を求めた。我々がそんなことをやったことがありますか、
法務省を訪ねていきなり大臣に会わせろなんて。私は
事務の方で調べさせていただきましたけれども、
国会の通行証というのは各官庁に対して三十五個ずつ公務員記章というのが渡してあるのだそうです。これは名前の特定性がないので、各省庁の方がそれをつけて院内に立ち入られる。これは
国会と各省庁との連絡のためにこういうものを渡すのが明治以来の慣習になっているそうです。アポイントもなしにいきなりふらっと会わせろ、そして陳情だか何だか知らないけれどもやる。あなた方は、
国会を自分らの庭だと思っているのじゃないですか。自分の庭と人の座敷との区別もつかないのですか、あなた方は。しかも、聞いてみたら、
事務次官はこの公務員記章とは別の秘書官記章なるものを交付されているそうですよ。大臣、あなたの秘書官だそうですよ。交付したのは院の側にも
責任があるのでしょうけれども、こういうルーズなことをやっているから、そういう社会人としての
常識もわきまえないようなことをやるのですよ。この秘書官記章なんというのを
事務次官に渡すなどというばかなことは早速やめてください。大臣、最後に御
答弁願います。