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1992-03-10 第123回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
平成四年三月十日(火曜日) 午前九時五十分
開議
出席委員
委員長
桜井
新君
理事
浅野 勝人君
理事
井上 喜一君
理事
片岡 武司君
理事
御法川英文
君
理事
山口 俊一君
理事
上田 卓三君
理事
田口 健二君
理事
山田 英介君 吹田 愰君 大出 俊君
佐藤
敬治
君
佐藤
徳雄君 嶋崎 譲君 山元 勉君 竹内 勝彦君 三浦 久君 和田 一仁君
出席国務大臣
外 務 大 臣
渡辺美智雄
君
出席政府委員
外務大臣官房長
佐藤
嘉恭
君
委員外
の
出席者
内閣委員会調査
室長
富成
敏夫君 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
在外公館
の
名称
及び
位置
並びに
在外公館
に
勤務
する
外務公務員
の
給与
に関する
法律
の一部を改 正する
法律案
(
内閣提出
第二〇号) ――――◇―――――
桜井新
1
○
桜井委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
在外公館
の
名称
及び
位置
並びに
在外公館
に
勤務
する
外務公務員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
渡辺外務大臣
。 ――
―――――――――――
在外公館
の
名称
及び
位置
並びに
在外公館
に
勤務
する
外務公務員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
〔
本号末尾
に掲載〕 ――
―――――――――――
渡辺美智雄
2
○
渡辺
(美)
国務大臣
ただいま
議題
となりました
在外公館
の
名称
及び
位置
並びに
在外公館
に
勤務
する
外務公務員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
すみ
法律案
について御
説明
いたします。
改正
の第一は、
在外公館
の
設置
及び
廃止
についてであります。今回新たに
設置
しようとするのは、在アゼルバイジャンを初めとする計十三の
日本国大使館
並びに在
ホーチミン
及び在
デトロイト
の各
日本国総領事館
であります。各
大使館
の
設置
は、いずれも、旧
ソビエト連邦
を構成していた各国の独立に伴うものであり、すべて
近隣国
に駐在する我が方大使をして兼轄させるいわゆる兼館であります。また、各
総領事館
については、在
ホーチミン総領事館
は
ベトナム最大
の都市であり、
インドシナ地域
の拠点でもある
ホーチミン
の
重要性
にかんがみ、
日越関係
の発展に寄与するために
設置
するものであり、在
デトロイト総領事館
は、
デトロイト
が持つ
日米関係
上の
重要性
及びミシガン州、オハイオ州における
邦人保護等
の
領事事務
の増大に対処するために
設置
するものであります。 また、在
ウィニペグ総領事館
を
廃止
することとしておりますが、これは、新たな
需要増
に応じて、
在外公館
の拡充を着実に図っていくとともに、可能な範囲で
整理合理化
を行い、全体として
在外
の
外交実施体制強化
を図っていくとの観点から行うものであります。
改正
の第二は、在
ソビエト連邦日本国大使館
の
名称
を在
ロシア日本国大使館
に変更する等、最近の国名及び地名の変更に応じ
関連規定
の整備を行うものであります。
改正
の第三は、一部
在外公館職員
の
子女教育
のための
経費負担
が増大していることにかんがみ、
子女教育手当
の
加算限度額
を定額の百分の二百五十から百分の三百五十に改定するものであります。
改正
の第四は、最近における
為替相場
及び
物価水準
の
変動等
を勘案し、
在外公館
に
勤務
する
職員
の
在勤基本手当
の
基準額
を全面的に
改正
するものであります。 以上の
改正内容
のうち
在外公館
の新設及び
廃止
については、次年度当初より
相手国政府
との
協議等
の諸準備を開始する必要があるとともに、
在勤基本手当
の改定は
在外職員
の生活に直接関係することであり、四月一日から実施する必要があります。このため年度内の
法律改正
が必要であります。 以上がこの
法律案
の
提案理由
及びその概要であります。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いをいたします。
桜井新
3
○
桜井委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりにしました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時五十五分散会 ――――◇―――――