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1991-12-20 第122回国会 参議院 本会議 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成三年十二月二十日(金曜日)    午後三時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第九号   平成三年十二月二十日    午後三時開議  第一 昭和六十三年度一般会計予備費使用総調   書及び各省庁所管使用調書(その2)(第   百十八回国会内閣提出、第百二十二回国会衆   議院送付)  第二 昭和六十三年度特別会計予備費使用総調   書及び各省庁所管使用調書(その2)(第   百十八回国会内閣提出、第百二十二回国会衆   議院送付)  第三 昭和六十三年度特別会計予算総則第十二   条に基づく経費増額調書及び各省庁所管   経費増額調書(第百十八回国会内閣提出、第   百二十二回国会衆議院送付)  第四 昭和六十三年度特別会計予算総則第十三   条に基づく経費増額調書及び各省庁所管   経費増額調書(その2)(第百十八回国会内   閣提出、第百二十二回国会衆議院送付)  第五 平成年度一般会計予備費使用調書及   び各省庁所管使用調書(その1)(第百十   八回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院   送付)  第六 平成年度特別会計予備費使用調書及   び各省庁所管使用調書(その1)(第百十   八回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院   送付)  第七 平成年度特別会計予算総則第十二条に   基づく経費増額調書及び各省庁所管経費   増額調書(その1)(第百十八回国会内閣提   出、第百二十二回国会衆議院送付)  第八 平成年度一般会計予備費使用調書及   び各省庁所管使用調書(その2)(第百二   十回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院   送付)  第九 平成年度特別会計予備費使用調書及   び各省庁所管使用調書(その2)(第百二   十回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院   送付)  第一〇 平成年度特別会計予算総則第十一条   に基づく経費増額調書及び各省庁所管経   費増額調書(第百二十回国会内閣提出、第百   二十二回国会衆議院送付)  第一一 平成年度特別会計予算総則第十二条   に基づく経費増額調書及び各省庁所管経   費増額調書(その2)(第百二十回国会内閣   提出、第百二十二回国会衆議院送付)  第一二 平成年度一般会計予備費使用調書   及び各省庁所管使用調書(その1)(第百   二十回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議   院送付)  第一三 平成年度特別会計予算総則第十二条   に基づく経費増額調書及び各省庁所管経   費増額調書(その1)(第百二十回国会内閣   提出、第百二十二回国会衆議院送付)  第一四 昭和六十三年度一般会計国庫債務負担   行為調書  第一五 元日赤救護看護婦に対する慰労給付金   に関する請願(五件)  第一六 旧満洲航空株式会社職員恩給法令に   外国特殊機関職員として追加規定することに   関する請願(三件)  第一七 地方交付税率引下げを行わないことに   関する請願  第一八 地方交付税安定確保に関する請願     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、日程第一より第一四まで  一、国民生活に関する調査中間報告  一、日程第一五より第一八までの請願及び障害   者が自立して生活できる仕事保障に関する   請願外三百十七件の請願  一、委員会及び調査会審査及び調査閉会中   も継続するの件  一、事務総長辞任の件  一、事務総長選挙      ——————————
  2. 長田裕二

    議長長田裕二君) これより会議を開きます。  日程第一 昭和六十三年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)  日程第二、昭和六十三年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)  日程第三 昭和六十三年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書  日程第四 昭和六十三年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その2)  日程第五 平成年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)  日程第六 平成年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)  日程第七 平成年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)   (いずれも第百十八回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院送付)  日程第八 平成年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)  日程第九 平成年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)  日程第一〇 平成年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書  日程第一一 平成年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その2)  日程第一二平成年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)  日程第一三 平成年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)   (いずれも第百二十回国会内閣提出、第百二十二回国会衆議院送付)  日程第一四 昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為調書  以上十四件を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。決算委員長久保田真苗君。    〔久保田真苗登壇拍手
  3. 久保田真苗

    久保田真苗君 ただいま議題となりました昭和六十三年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)外十二件並びに昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為調書につきまして、決算委員会における審査経過と結果について御報告申し上げます。  まず、予備費関係十三件は、憲法及び財政法規定に基づき、平成元年一月から平成二年十二月までの間の予備費使用等について国会事後承諾を求めるため提出されたものであります。  それらの主な費目について申し上げますと、一般会計予備費使用は、老人医療給付費負担金不足を補うために必要な経費河川等災害復旧事業に必要な経費昭和天皇の崩御に伴う大喪の礼に必要な経費、中東における平和回復活動に対する協力に必要な経費サケマス漁業減船に伴う漁業者救済に必要な経費等であります。  また、特別会計予備費使用は、食糧管理特別会計輸入食糧管理勘定における調整勘定への繰り入れに必要な経費貿易保険特別会計における保険事故調査に必要な経費厚生保険特別会計年金勘定における保険給付費不足を補うために必要な経費等であります。  また、特別会計予算総則規定に基づく経費増額は、郵政事業特別会計における業績賞与に必要な経費交付税及び譲与税配付金特別会計交付税及び譲与税配付金勘定における地方譲与税譲与金に必要な経費等であります。  次に、昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為調書は、昭和天皇の陵の営建を昭和六十三年度内に竣工させることが困難であるため、昭和六十三年度及び平成元年度において国庫負担となる契約を昭和六十三年度に行ったことに伴い、財政法規定に基づき国会報告されたものであります。  委員会におきましては、これら十四件を一括して議題とし、まず大蔵大臣から説明を聴取した後、予備費による湾岸平和基金への拠出をめぐる問題、サケマス漁業減船に伴う漁業者救済経費の性格、特別会計における予備費計上あり方等のほか、前回の予備費審議でその一部に不承諾という事態を受けた後の政府対応等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。  質疑を終わり、討論に入りましたところ、日本社会党護憲共同村田理事より一般会計予備費四件及び国庫債務負担行為反対、自由民主党の石川理事より予備費関係十三件及び国庫債務負担行為賛成日本共産党諌山委員より一般会計予備費四件及び平成年度特別会計予備費(その1)並びに国庫債務負担行為反対、公明党・国民会議猪熊理事より予備費関係十三件及び国庫債務負担行為賛成連合参議院井上委員より平成年度一般会計予備費(その1)に反対意見がそれぞれ述べられました。  討論を終わり、採決の結果、昭和六十三年度一般会計予備費(その2)外一般会計予備費三件並びに平成年度特別会計予備費(その1)はいずれも多数をもって、その他の特別会計予備費関係八件はいずれも全会一致をもって、それぞれ承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為調書は、多数をもって是認すべきものと議決されました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  4. 長田裕二

    議長長田裕二君) これより採決をいたします。  まず、日程第一、第五及び第八の予備費使用調書三件について採決をいたします。  三件を承諾することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  5. 長田裕二

    議長長田裕二君) 過半数と認めます。  よって、三件は承諾することに決しました。  次に、日程第二ないし第四、第七、第九ないし第一一及び第一三の予備費使用調書等八件について採決をいたします。  八件を承諾することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  6. 長田裕二

    議長長田裕二君) 総員起立と認めます。  よって、八件は全会一致をもって承諾することに決しました。  次に、日程第六の予備費使用調書について採決をいたします。  本件承諾することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  7. 長田裕二

    議長長田裕二君) 過半数と認めます。  よって、本件承諾することに決しました。  次に、日程第一二の予備費使用調書について採決をいたします。  本件承諾することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  8. 長田裕二

    議長長田裕二君) 過半数と認めます。  よって、本件承諾することに決しました。  次に、日程第一四の国庫債務負担行為調書について採決をいたします。  本件を是認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  9. 長田裕二

    議長長田裕二君) 過半数と認めます。  よって、本件は是認することに決しました。      ——————————
  10. 長田裕二

    議長長田裕二君) この際、国民生活に関する調査会長から、国民生活に関する調査中間報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。国民生活に関する調査会長遠藤要君。     —————————————    〔調査報告書本号末尾に掲載〕     —————————————    〔遠藤要登壇拍手
  12. 遠藤要

    遠藤要君 国民生活に関する調査会調査結果の中間報告を申し上げます。一本調査会は、平成元年八月に設置されて以来、内外価格差問題について調査を行い、平成二年六月に中間報告議長提出いたしたところでございますが、その後におきましては、中間報告で引き続き検討を要する問題点として指摘した独占禁止法競争市場維持促進経済的規制緩和流通構造の改善、商慣行是正消費者教育及び総合的土地住宅対策等について、参考人より意見を聴取し、質疑を行うとともに、実情調査のための委員派遣を行うなど、鋭意調査を進めてまいりました。このたび、これらの調査経過と結果を中間報告として取りまとめ、議長提出いたしました。  以下、報告書の概要について申し上げます。  まず、内外価格差問題について申し上げます。プラザ合意以降の円高の進展によって内外価格差問題が重要な政策課題の一つとなり、その是正のためにさまざまな施策が行われてまいりました。しかし、政府が行った各種調査日米共同価格調査によれば、その差はわずかに縮小してきているとはいうものの、東京の生計費物価水準は依然としてニューヨークに比べて三割程度割高であることが明らかになるなど、価格差は十分是正されているとは言えません。  このため、本調査会におきましては、さきに掲げた問題点を踏まえ、以下の点について議論がなされました。まず、競争政策につきましては、独占禁止法運用強化や再販売価格維持制度の見直しなどについての意見が示されるとともに、経済的規制についてはさらなる緩和が必要であるとの指摘がありました。次に、商慣行公的規制など我が国独特の流通構造につきましては、その明確化とともに是正必要性が、また、大店法緩和による大型店の出店と都市計画の連携のあり方、野菜の先取り、小口多頻度配送などの問題点についての意見が示されました。  内外価格差をめぐるそのほかの問題点としては、我が国の消費者行動の特徴、ブランド志向消費者教育などについて意見が出されました。また、過剰包装については、販売者消費者双方意識改革が必要であるとの指摘がなされました。このほか、商品選択肢の増加、価格情報の提供、企業交際費抑制等についての意見が示されました。  次に、土地住宅対策について申し上げます。  近年の地価高騰につきましては、近ごろ地価上昇率鎮静化傾向にあるとはいうものの、価格高どまりの状況を呈しており、国民住宅取得困難化社会資本整備への支障、持っている者と持っていない者との資産格差の拡大による社会的不平等感増大等が依然として大きな問題となっております。  このため、その対策として、土地につきましては、不動産業向け融資総量規制土地税制土地利用あり方一極集中是正土地証券化等についての意見が出されました。  住宅につきましては、公共住宅あり方住宅地の再開発、高齢者住宅対策等についての指摘がありました。  なお、以上の問題点について、本調査会において今後とも引き続き検討を加えていく所存でありますが、政府を初め関係各方面の一層の努力を要請いたします。  報告書の詳細につきましては会議録で御承知願いたいと存じます。  以上、御報告いたします。(拍手)      ——————————
  13. 長田裕二

    議長長田裕二君) 内閣委員長及び地方行政委員長から報告書提出されております日程第一五より第一八までの請願及び本日労働委員長外委員長から報告書提出されました障害者が自立して生活できる仕事保障に関する請願外三百十七件の請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。
  15. 長田裕二

    議長長田裕二君) これらの請願は、各委員長報告を省略して、各委員会決定のとおり採択することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。  よって、これらの請願は各委員会決定のとおり採択することに決しました。      ——————————
  17. 長田裕二

    議長長田裕二君) この際、委員会及び調査会審査及び調査閉会中も継続するの件についてお諮りいたします。
  18. 長田裕二

    議長長田裕二君) まず、国際平和協力等に関する特別委員会において審査中の国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案及び国際緊急援助隊派遣に関する法律の一部を改正する法律案について採決をいたします。  両案の委員会審査閉会中も継続することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  19. 長田裕二

    議長長田裕二君) 過半数と認めます。  よって、両案の委員会審査閉会中も継続することに決しました。  次に、各委員長及び各調査会長要求に係るその他の案件について採決をいたします。  これらの案件は、いずれも委員会及び調査会審査または調査閉会中も継続することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。  よって、いずれも委員会及び調査会審査または調査閉会中も継続することに決しました。
  21. 長田裕二

    議長長田裕二君) この際、お諮りいたします。  事務総長佐伯英明君から事務総長を辞任いたしたいとの申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。  よって、許可することに決しました。    〔佐伯英明事務総長席を退く〕    〔拍手〕    〔参事戸張正雄事務総長席に着く〕      ——————————
  23. 長田裕二

    議長長田裕二君) つきましては、この際、事務総長選挙を行います。
  24. 片山虎之助

    片山虎之助君 事務総長選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議提出いたします。
  25. 小川仁一

    小川仁一君 私は、ただいまの片山君の動議賛成いたします。
  26. 長田裕二

    議長長田裕二君) 片山君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 長田裕二

    議長長田裕二君) 御異議ないと認めます。  よって、議長は、事務総長戸張正雄君を指名いたします。    〔拍手
  28. 長田裕二

    議長長田裕二君) 今期国会議事を終了するに当たり、一言あいさつを申し上げます。  今臨時会においては、内閣総理大臣の指名のほか、当面する緊急な諸問題について熱心な審議が行われました。  ここに、議員各位の御尽力に対し衷心より感謝の意を表する次第であります。  内外の時局いよいよ多端の折から、各位におかれましては、御自愛の上、ますます御活躍なされますようお祈り申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)  これにて散会いたします。    午後三時二十三分散会