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1991-11-19 第122回国会 衆議院 環境委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
三年十一月五日)(火曜日) (午前零時現在)における本
委員
は、次のとおり である。
委員長
小杉
隆君
理事
小澤
潔君
理事
片岡
武司
君
理事
久間
章生
君
理事
佐藤謙一郎
君
理事
柳本
卓治
君
理事
斉藤
一雄
君
理事
馬場
昇君
理事
斉藤
節君
阿部
文男
君
青木
正久
君
衛藤
晟一
君
鈴木
恒夫
君
橋本龍太郎
君
前田
武志
君
簗瀬
進君
岩垂寿喜男
君
岡崎トミ子
君 竹内 猛君
時崎
雄司
君
長谷百合子
君 東
順治
君
寺前
巖君
塚本
三郎
君 ――――――――――
―――――――――――
平成
三年十一月十九日(火曜日) 午後零時十分
開議
出席委員
委員長
小杉
隆君
理事
青木
正久
君
理事
塩谷
立君
理事
鈴木
恒夫
君
理事
高橋
一郎
君
理事
細田
博之
君
理事
斉藤
一雄
君
理事
馬場
昇君
臼井日出男
君
小澤
潔君
北村
直人
君
武村
正義
君
戸井田三郎
君
岩垂寿喜男
君
岡崎トミ子
君
時崎
雄司
君
長谷百合子
君 東
順治
君
寺前
巖君
中井
洽君
出席国務大臣
国 務 大 臣
中村正三郎
君 (
環境庁長官
)
出席政府委員
環境政務次官
平野
清君
環境庁長官官房
森 仁美君 長
環境庁企画調整
八木橋惇夫
君
局長
環境庁企画調整
柳沢健一郎
君
局環境保健部長
環境庁自然保護
伊藤 卓雄君
局長
環境庁大気保全
入山 文郎君
局長
環境庁水質保全
眞鍋
武紀君
局長
委員外
の
出席者
環境委員会調査
西川 義昌君 室長 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十一月五日
辞任
補欠選任
衛藤
晟一
君
吹田
愰君
同月六日
辞任
補欠選任
吹田
愰君
衛藤
晟一
君
前田
武志
君
鳩山由紀夫
君 同月十一日
辞任
補欠選任
阿部
文男
君
武村
正義
君
衛藤
晟一
君
細田
博之
君
片岡
武司
君 山口 敏夫君
久間
章生
君
北村
直人
君
橋本龍太郎
君
戸井田三郎
君
鳩山由紀夫
君
高橋
一郎
君
簗瀬
進君
臼井日出男
君
柳本
卓治
君 小里 貞利君 同月十二日
辞任
補欠選任
佐藤謙一郎
君
塩谷
立君 同月十九日
辞任
補欠選任
塚本
三郎
君
中井
洽君 同日
辞任
補欠選任
中井
洽君
塚本
三郎
君 同日
理事片岡武司
君、
久間章生
君及び
柳本卓治
君同 月十一日
委員辞任
につき、その
補欠
として
青木
正久
君、
高橋一郎
君及び
鈴木恒夫
君が
理事
に当 選した。 同日
理事佐藤謙一郎
君同月十二日
委員辞任
につき、 その
補欠
として
塩谷立
君が
理事
に当選した。 同日
理事小澤潔
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
と して
細田博之
君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
十一月五日 空き缶、
空き瓶等
の回収に関する
法律案
(小川 国彦君外三名提出、第百十八回
国会衆法
第一二 号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ――――◇―――――
小杉隆
1
○
小杉委員長
これより
会議
を開きます。 この際、
理事
の
辞任
についてお諮りいたします。
理事小溝潔
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか刀 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小杉隆
2
○
小杉委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。 ただいまの
理事
の
辞任
による
欠員
のほか、
委員
の
異動
に伴いまして、現在
理事
が五名
欠員
となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小杉隆
3
○
小杉委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
青木
正久
君
塩谷
立君
鈴木
恒夫
君
高橋
一郎
君 及び
細田
博之
君を指名いたします。 ――――◇―――――
小杉隆
4
○
小杉委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
環境保全
の
基本施策
に関する
事項
公害
の
防止
に関する
事項
自然環境
の
保護
及び整備に関する
事項
快適環境
の創造に関する
事項
公害健康被害救済
に関する
事項
公害紛争
の処理に関する
事項
以上の各
事項
について、その実情を
調査
し、
対策
を樹立するため、関係各方面からの
説明聴取
及び資料の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小杉隆
5
○
小杉委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
小杉隆
6
○
小杉委員長
この際、先般
環境庁長官
に就任されました
中村正三郎
君及び
環境政務次官
に就任されました
平野清
君から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
中村環境庁長官
。
中村正三郎
7
○
中村国務大臣
去る十一月五日、
環境庁長官
及び
地球環境問題担当大臣
を拝命いたしました
中村正三郎
でございます。
環境委員会
の開催に当たりまして一言ご
あいさつ
を述べさせていただきます。 昭和四十六年、
公害
の
防止
と
自然環境
の
保全
を求める
国民
の大きな
期待
の中で発足した
環境庁
も、本年七月をもってはや二十周年を迎えました。この間、
環境
問題は、
環境
に対する人々の意識の
高まり
とともに、
多様化
・複雑化し、二十一世紀を目前に控えた今日、
環境行政
は大きな転換期を迎えております。 中でも、
地球温暖化
、
オゾン層破壊
、
熱帯林
の減少、
有害廃棄物
の国境を越える移動などの
地球環境
問題は、
人類
の
生存基盤
に深刻な影響を与える問題であり、各国が持てる英知を結集し、一致協力して取り組んでいかなければならない問題であります。高度な
経済活動
を営み、
地球環境
に大きなかかわりを持つと同時に、
公害防止
などの分野ですぐれた経験と
技術力
を有している
我が国
は、率先して、その
国際的地位
にふさわしい役割を積極的に果たしていく必要があります。 とりわけ、明年六月にブラジルで開催される
環境
と開発に関する
国連会議
、いわゆる
地球サミット
は、
地球環境
の
保全
に関する
具体的方策
につき合意を得ることを目的とする極めて重要な
国際会議
であり、
我が国
は、南北間の
橋渡し役
を果たすなど、
会議
の成功に向け、積極的に貢献することが肝要であります。私は、
地球環境問題担当大臣
として、本件に関し、
政府一体
となった取り組みが図られるよう強力なリーダーシップを発揮してまいる
所存
であります。 他方、国内の
環境
の状況を見ると、
自動車交通量
の増大とその
ディーゼル化
を主たる原因とした
大都市地域
における
窒素酸化物
による
大気汚染
問題、湖沼などの
閉鎖性水域
や
中小河川
における
生活排水
による
水質汚濁
問題、さらに
都市部
を中心に深刻化している廃棄物問題といった
都市
・
生活型公害
が顕在化しております。また、さまざまな
有害化学物質
による
環境汚染
にも
十分注意
を払っていかなければなりません。このような身近な
環境
問題への対応も
環境庁
に課せられた重大な
使命
であります。これらの問題については、
自動車
の排出する
窒素酸化物
の総量を抑制する
方策
の確立や
生活排水対策
の一層の拡充などを通じ、
国民
の熱い
期待
にこたえるべく
環境庁長官
として
全力
を傾注してまいる
所存
であります。 もとより、こうした
都市
・
生活型公害
や
地球環境
問題は、
経済構造
や
国民
一人一人の
生活
のあり。
方そのもの
に根差す問題であり、その
解決
を図るためには
社会経済システム
を幅広く見直し、
環境
への負荷の少ない
社会
を形成していくこと、すなわち、
環境保全型社会
の形成に取り組んでいくことが重要であります。 さらに、豊かな自然や貴重な
野生生物
を守り、育て、後代に伝えることも、私どもに課せられた重大な
使命
であります。自然との触れ合いを求める
国民
のニーズの
高まり
にこたえるため、自然の
保護
と適切な利用を推進するとともに、同じ
地球
に生きるものとして他の生きものと共存していくという視点から、
野生動植物
の種の
保護
に努力してまいります。 また、水俣病問題の
早期解決
も
環境行政
の
重要課題
の一つとして取り組んでまいります。
平成
四年度から、水俣病問題の
早期解決
を図るための総合的な
対策
が実施に移されるよう鋭意検討を行っております。 以上申し上げましたような、山積する
環境
問題とその
課題
の変化に的確に対応していくためには、今後のあるべき基本的な
環境法制
につき引き続き検討していくとともに、
環境庁
の
組織体制
の一層の
充実強化
に努めていくことが必要であります。 これには、
委員長
を初め
委員各位
の御理解と御協力が不可欠であります。
皆様方
の今後の一層の御指導、御
鞭撻
を心からお願いいたしまして、私の
あいさつ
とさせていただきます。よろしくお願いします。(
拍手
)
小杉隆
8
○
小杉委員長
次に、
平野環境政務次官
。
平野清
9
○
平野政府委員
去る六日付で
環境政務次官
を拝命いたしました
平野清
でございます。 さて、
環境
問題は、
地球保全
という、これからの
人類
が生き残れるかどうかという大きな問題になってまいりました。また国内的には、
大気汚染
、
水質汚濁
並びに
自然保護
という大きな問題が
政策課題
としての上がってまいりました。 私は、大変微力ではございますが、
中村長官
を補佐し、
全力
を挙げて
環境行政
に取り組んでまいります。
委員長
初め
委員
の
皆様
の御支持、御
鞭撻
をお願い申し上げて、ご
あいさつ
といたします。よろしくお願いいたします。(
拍手
)
小杉隆
10
○
小杉委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時十七分散会