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木庭健太郎君 確かに国保の厳しさもわかります。その中で、では現実、今のこの事態を迎えて
一体何からきちんとやっていけばいいのかということに対して、
厚生省としていろんな形で理解を求めるべきだと私は思っています。急にわっと同額まで上げられるかどうか、かなり厳しいと思う。でも、
厚生省としてはこの問題関心持っていますよと、本当にまず
子供を産むときからお金がいっぱいかかっちゃうわけですよね、実際に。その後いろいろ問題あるんですけれども、最初の段階での厳しさがある。せめてそのことは
厚生省としては解消したいという
努力の
姿勢を何で示すかだと私は思っているんですよ。
ですから、こういった問題、厳しさをわかりつつも、なおかつこの問題については
厚生省としては
最大限のいろんな形で
努力をしていけば、またこういう問題に本当に
厚生省が取り組んでいるんだなということが目に見えると思うんです。難しい、大変だ、わかります。わかった上で、じゃ何を取り組めるかというのが大事だろうと、そういう時代だろうと私は思っておりますし、ぜひともこの問題については特に
検討を早急に始めていただきたいということを要望いたします。
今、
出生率の問題に伴って幾つかの
指摘をさせていただきました。大臣にこの問題でひとつ
決意をお伺いしたいんですけれども、確かに、先ほどおっしゃいました。
政府はことし一月省庁連絡会議で取りまとめを行われましたけれども、何かそれで終わっているような感じを受けないでもない。もちろん取りまとめを受けてこれからどうするかということで、各省庁持ち帰ってやっていらっしゃると思います。ただ、こういった問題は非常に関心が多い問題ですし、例えば
子供を健やかに産み育てるための関係閣僚会議みたいなものもきちっと設けて、日常的にこの問題連携し合いながらやってますよという形もつくるべきではないかと思うし、また、
厚生大臣のお立場なら、この二年連続の本当に異常というまでの
出生率の低下を受けた形で、例えばこの十年間児童の十年にしてみようというような形で一つの大きな
目標を掲げられて、プランを持って
厚生省が主導して私。はやるべきだと思います。その意気込みが逆に言えば
政府全体を動かすことにもつながると思います。
閣僚会議を設けること。また、例えば名前は、
厚生省名前づけきっとお上手でしょうから何とつげていただいても結構ですけれども、児童の十年でも結構です。そんな形の一つのプランを打ち上げて、ぜひ全力で取り組んでいる
姿勢を明らかに。していただきたいと思うんですけれども、大臣の
見解を伺いたいと思います。