○楢崎小
委員 お
手元に、国土庁から配られております、
平成三年八月十一日十二時現在の
警戒区域の図面がありますね。そのちょうど八月十一日十二時ごろの時点で、私は十日と十一日、泊まりがけで長崎へ入りまして、十一日のこの時間では、特に立入禁止
区域の、ここの図にあります五十七号線ですね、これをずっと行っておりまして、水無川のここで道路がもう行けませんよ、それから先は。
それでもう一つ注意を喚起しておきたいのは、今さっき、
予算委員会で総理もおっしゃっていましたが、これがおさまったら何々する、
委員長、そういう状態じゃありません。テレビでもよく出てこられます九大の観測所長、太田先生が、私の学校の後輩ですから
個人的にもよく知っておるものですから、十七日の日に速達が参りました。また大きな
災害が起こる、大変心配しております。それから、琉球大学の木村助教授、この方はほかのあれを二度予測されて当たった方ですけれども、その方も大変心配されております。普賢岳のドームもさることながら、次に危ないのは眉山です。それで、これがおさまったらなんというような悠長な状態ではない。
それから、きのう自治大臣が、前倒しをするということを胸を張って言われておりましたが、それはいいことですけれども、今全国から
国民の義援金が集まっています。私も長いこと政治をやっておりますけれども、今度のようにカンパをお願いして快く応じてくれたあれはないです。全国みんな心配しているのです。だから、
島原の人
たちは孤立していませんよと激励をいたしました。それで、義援金は百億円を超しておるのですよ。
政府は一体幾ら金を出しましたか、それは後で聞きますけれども、前倒ししたと言うぐらいですよ。いいですか、六月に二億四千五百万、八月に五億七千万、合計八億一千五百万円しか出していないでしょう、前倒しと言っているけれども。義援金は百億以上集まっているのですよ。こんなことで済みますか。これが現実の声です。
それで、これは天災ですけれども、今
現地の方々の声は、これはもう
法律的な不備を
各党ともおっしゃっていますから、これは
法律の不備による
災害だ、不備によるあれを受けている。だから、これは法災だ、
法律の
災害、法災だと言い出していますよ。それから、政治の
対応がおくれているから、これは政災、政治の
災害、そこまで
現地の人は言っておるほど、大変です。
きょうは、午後私もあれしますから、太田教授の御
意見は
予算委員会で披露したいと思いますけれども、とてもここで
皆さんがおっしゃっているような、何
項目、何
項目とおっしゃっていますけれども、今あそこの観測所は全国から国立大学の関係者を集めているのですよ。そして、やっている。次のあれを何とか予知しなければいけませんから、観測も。ところが、その旅費が足らないというのですよ、旅費が。
予備費から何とかしてくれ。こんな細かいことを知っていますか。だから、ぜひそれをお願いしたいと思います。これが
意見です。
各党、これほどの党のどのあれなんということはやめて、
各党でこれはやればいいのですけれども、私も、
各党政審会長さん、
各党に今回小
委員会をつくっていますから、回りまして、全部一致しています、野党の方は。それから与党の方は、名前は言いませんけれども、四役のうちのお二人の方、これはお会いして、非常にやってくださいと、これはもう既に政治の
判断とリーダーシップの問題です。そこまで与党の四役の方もおっしゃっていますから、この小
委員会でぜひ前向きのあれを出していただきたい、これが願望です。