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小野明君
お許しをいただきまして、
一言お礼を申し上げさせていただきたいと存じます。
ただいまは、私の永年勤続に対しまして
院議をもって
表彰の栄を賜りました。また、
長田先生から身に余るお
言葉をちょうだいいたしまして、私の
感激これに過ぎるものはございません。まことにありがとうございました。
私の本日のこの
栄誉は、ひとえに
先輩、
同僚の
議員各位の御
指導、御
鞭撻あるいは驥尾に付しての御交誼の
たまものと深く
感謝をいたしている次第でございます。また、微力な私を多年にわたりまして支えていただきました
福岡県民各位に対しましても深く
御礼を申し上げたいと存じます。
振り返ってみますと、
昭和四十
年初当選以来、四半世紀にわたりまして本
院議員として
活躍の場を与えられました。もとより非才でありますがために、あるいは微力でありますがために、今日こうして
表彰を受けますことは内心じくじたるものがございます。しかしながら、本日のはえある
表彰を賜りまして、私はこの
感激を一生忘れることはできないと思っております。
政局は、まさに激動の時代を迎えました。私は、
最初当選をいたしましたそのときは、新たな希望に燃え、熱意に燃えてその第一列に座っておりました。今日に至ったわけでございます。
これからの多難なる
政局を迎え、国家、
国民のために、あるいはまた
参議院の
権威を高めるために、一層奮励をいたさなければならぬと思っております。
国会はその国の
民主主義の根幹をなすものと、こう私は思います。
日本の
議会制民主主義の
発展のために、あるいは
世界の平和のために、本日のこの
感激を深く意に体しまして、これからも
全力を挙げて努力をしてまいりたいと思います。
なお、昨年八月七日には、本院第十九代副
議長として
皆様の御
推挙を賜りました。これまた私の忘れることのできない
感激でございます。こういう重要な地位を与えられ、また、本日のはえある
表彰、これを機といたしまして、
憲政発展のために一層精進をいたしてまいりたいと思います。
同僚、
先輩議員の
皆様の一層の御
指導、御
鞭撻を心からお願い申し上げまして、
お礼の
言葉にかえさせていただきます。
ありがとうございました。(
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