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1989-10-18 第116回国会 衆議院 逓信委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日平成元年九月二十八日)(木曜日 )(午前零時現在)における本委員は、次のとお りである。    委員長 田名部匡省君    理事 大野 功統君 理事 加藤 卓二君    理事 白川 勝彦君 理事 虎島 和夫君    理事 前田 武志君 理事 田並 胤明君    理事 木内 良明君 理事 木下敬之助君       粕谷  茂君    瓦   力君       久野 忠治君    佐藤 守良君       園田 博之君    谷垣 禎一君       畑 英次郎君    穂積 良行君       宮下 創平君    森  喜朗君       渡辺 紘三君    渡辺美智雄君       阿部喜男君    伊藤 忠治君       上田 利正君    松前  仰君       坂井 弘一君    鳥居 一雄君       阿部 昭吾君    佐藤 祐弘君 ────────────────────── 平成元年十月十八日(水曜日)     午後零時七分開議  出席委員    委員長 田名部匡省君    理事 大野 功統君 理事 加藤 卓二君    理事 白川 勝彦君 理事 虎島 和夫君    理事 前田 武志君 理事 田並 胤明君    理事 木内 良明君 理事 木下敬之助君       逢沢 一郎君    熊谷  弘君       佐藤 守良君    園田 博之君       武部  勤君    谷垣 禎一君       中村正三郎君    穂積 良行君       宮下 創平君    森  喜朗君       阿部喜男君    伊藤 忠治君       松前  仰君    山下洲夫君       鳥居 一雄君    阿部 昭吾君       佐藤 祐弘君  出席国務大臣         郵 政 大 臣 大石 千八君  出席政府委員         郵政政務次官  月原 茂皓君         郵政大臣官房長 白井  太君         郵政省郵務局長 小野沢知之君         郵政省電気通信         局長      森本 哲夫君  委員外出席者         逓信委員会調査         室長      辛島 一治君     ───────────── 委員の異動 十月二日  辞任         補欠選任   畑 英次郎君     熊谷  弘君 同月十八日  辞任         補欠選任   粕谷  茂君     逢沢 一郎君   瓦   力君     中村正三郎君   渡辺美智雄君     武部  勤君   上田 利正君     山下洲夫君 同日  辞任         補欠選任   逢沢 一郎君     粕谷  茂君   武部  勤君     渡辺美智雄君   中村正三郎君     瓦   力君   山下洲夫君     上田 利正君     ───────────── 九月二十八日  電波法の一部を改正する法律案内閣提出、第百十四回国会閣法第五九号)  お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出、第百十四回国会閣法第六〇号)  日本放送協会昭和六十一年度財産目録貸借対照表及び損益計算書  日本放送協会昭和六十二年度財産目録貸借対照表及び損益計算書 は本委員会に付託された。     ───────────── 本日の会議に付した案件  国政調査承認要求に関する件  電波法の一部を改正する法律案内閣提出、第百十四回国会閣法第五九号)  お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出、第百十四回国会閣法第六〇号)      ────◇─────
  2. 田名部匡省

    田名部委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  逓信行政に関する事項  郵政事業に関する事項  郵政監察に関する事項  電気通信に関する事項  電波監理及び放送に関する事項 以上の各事項につきまして、衆議院規則第九十四条により、議長に対し、国政調査承認を求めることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 田名部匡省

    田名部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。      ────◇─────
  4. 田名部匡省

    田名部委員長 この際、大石郵政大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大石郵政大臣
  5. 大石千八

    大石国務大臣 逓信委員会皆様方に謹んでごあいさつ申し上げます。  去る八月十日、郵政大臣を拝命いたしました大石千八でございます。  田名部委員長を初め、逓信委員会皆様には、平素から郵政行政の適切な運営につきまして、格別な御指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。  私が所管いたすことになりました郵政行政は、国民生活と極めて密接なかかわり合いを持つものでございまして、責任の重大さを痛感しているところでございます。  もとより微力ではございますが、諸先生方の御指導と御助言を賜りながら、この重大な使命を遂行し、国民皆様の御期待に沿うべく、渾身の努力を傾注してまいる所存でございます。  電気通信放送分野につきましては、国際社会産業経済地域社会国民生活等それぞれの領域における情報化進展に対応し適時適切な諸施策を推進するとともに、情報通信分野での先端的、独創的な技術開発に重点を置いて取り組んでまいる所存でございます。  また、郵便為替貯金簡易保険郵便年金事業につきましては、物流変革、金融の自由化国際化長寿社会進展等に対応するとともに、地域社会活性化にも貢献するべく、サービスの改善充実に努めてまいりたいと考えております。  本日は、前通常国会から継続審査となっております電波法の一部を改正する法律案お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会を開会していただき、御審議をいただけることに深く感謝しているところでございます。  どうか、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げますとともに、今後とも格別の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)      ────◇─────
  6. 田名部匡省

    田名部委員長 第百十四回国会内閣提出電波法の一部を改正する法律案議題といたします。  本案につきましては、第百十四回国会におきまして、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 田名部匡省

    田名部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     ─────────────  電波法の一部を改正する法律案     〔本号末尾掲載〕     ─────────────
  8. 田名部匡省

    田名部委員長 また、本案は、第百十四回国会におきまして質疑を終了いたしております。今国会質疑申し出がありません。  この際、本案に対し、加藤卓二君から修正案提出されております。  提出者より趣旨説明を求めます。加藤卓二君。     ─────────────  電波法の一部を改正する法律案に対する修正案     〔本号末尾掲載〕     ─────────────
  9. 加藤卓二

    加藤(卓)委員 私は、電波法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元にお配りしておりますとおりでございます。  その内容について申し上げますと、政府原案におきましては、海岸地球局運用義務等に関する改正規定施行期日については、「平成元年十月三日」となっております。また、航空衛星通信に関する改正規定施行期日については、「平成元年十月三日又は国際海事衛星機構インマルサット)に関する条約第三十四条の規定に基づき国際海事衛星機構インマルサット)が昭和六十年十月十六日に採択した同条約改正日本国について効力を生ずる日のうちいずれか遅い日」となっておりますが、インマルサット条約改正平成元年十月十三日に発効することとなりましたので、施行期日は本年十月十三日となります。提出いたしました修正案は、現在、既にこれらの期日を経過するに至っておりますことから、これらの改正規定法律の公布の日から直ちに実施できるように修正するものであります。  何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手
  10. 田名部匡省

    田名部委員長 これにて趣旨説明は終わりました。     ─────────────
  11. 田名部匡省

    田名部委員長 日本共産党革新共同から討論申し出がありましたが、先ほどの理事会で協議の結果、御遠慮願うことになりましたので、さよう御了承願います。  これより採決に入ります。  まず、加藤卓二提出修正案について採決いたします。  本修正案賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  12. 田名部匡省

    田名部委員長 起立多数。よって、本修正案は可決されました。  次に、ただいま可決されました修正部分を除く原案について採決いたします。  これに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  13. 田名部匡省

    田名部委員長 起立多数。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。     ─────────────
  14. 田名部匡省

    田名部委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、白川勝彦君外四名から附帯決議を付すべしとの動議提出されております。  提出者から趣旨説明を求めます。田並胤明君
  15. 田並胤明

    田並委員 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の各項に留意して、その実施に努めるべきである。  一 船舶における無線設備重要性にかんがみ、船舶局主任無線従事者には、最上級の資格者が選任されるよう努めるとともに、主任無線従事者の職務の内容が適切なものとなるよう配意すること。  一 遭難、緊急、安全通信については、その重要性にかんがみ、無線従事者でなければ操作できないこととすること。  一 海上関係の新資格の知識及び技能は、RR(国際電気通信条約附属無線通信規則)に準拠したものとすること。  一 新しいシステムであるGMDSSの導入に当たっては、十分な実証実験を行い、その機能を確認し、最適システムの確立に努め、国際的に貢献すること。 以上のとおりであります。  この附帯決議案は、自由民主党日本社会党護憲共同公明党国民会議民社党民主連合及び日本共産党革新共同の五派共同提案に係るものでありまして、案文は、当委員会における質疑動向等を参酌して作成したものでありますから、各項目についての説明を省かせていただきます。  何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。  以上でございます。(拍手
  16. 田名部匡省

    田名部委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  採決いたします。  本動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  17. 田名部匡省

    田名部委員長 起立総員。よって、本案に対し附帯決議を付することに決しました。  この際、郵政大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大石郵政大臣
  18. 大石千八

    大石国務大臣 ただいま電波法の一部を改正する法律案を御可決いただき、厚く御礼を申し上げます。  本委員会の御審議を通じて承りました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の郵政行政を進めるに当たり、御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。まことにありがとうございました。(拍手)      ────◇─────
  19. 田名部匡省

    田名部委員長 次に、第百十四回国会内閣提出お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案議題といたします。  本案につきましては、第百十四回国会におきまして既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 田名部匡省

    田名部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     ─────────────  お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案     〔本号末尾掲載〕     ─────────────
  21. 田名部匡省

    田名部委員長 また、本案につきましては質疑及び討論申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  22. 田名部匡省

    田名部委員長 起立総員。よって、本案原案のとおり可決すべきものと決しました。     ─────────────
  23. 田名部匡省

    田名部委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、白川勝彦君外四名から、附帯決議を付すべしとの動議提出されております。  提出者から趣旨説明を求めます。木下敬之助君。
  24. 木下敬之助

    木下委員 ただいま議題となりましたお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の各項に留意して、その実施に努めるべきである。  一 年賀郵便の交換は、国民の良き習慣であるので、今後とも一層その普及定着を図るための施策を講ずること。  一 寄附金付郵便葉書等の発行及び寄附金の処理に当たっては、常に社会的要請にこたえるとともに公平かつ適正に運営するよう十分配意すること。  一 郵便事業は、国営事業として、事業運営基盤の整備・充実を図り、国民の利便の向上と地域社会の振興に貢献すること。 以上のとおりであります。  この附帯決議案は、自由民主党日本社会党護憲共同公明党国民会議民社党民主連合及び日本共産党革新共同の五派共同提案に係るものでありまして、案文は、当委員会における質疑動向等を参酌して作成したものでありますから、各項目についての説明を省かせていただきます。  何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手
  25. 田名部匡省

    田名部委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  採決いたします。  本動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  26. 田名部匡省

    田名部委員長 起立総員。よって、本案に対し附帯決議を付することに決しました。  この際、郵政大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大石郵政大臣
  27. 大石千八

    大石国務大臣 ただいまお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案を可決していただき、厚く御礼を申し上げます。  本委員会の御審議を通じて承りました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重して、今後の郵便事業運営に当たりたいと存じます。まことにありがとうございました。(拍手)     ─────────────
  28. 田名部匡省

    田名部委員長 お諮りいたします。  ただいま議決いたしました両法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 田名部匡省

    田名部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     ─────────────     〔報告書は附録に損誠〕     ─────────────
  30. 田名部匡省

    田名部委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十分散会