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委員長(
嶋崎均君) これより
弔詞案起草に関する
特別委員会を再開いたします。
弔詞案の
作成につきましては、先ほど各
会派の議運の
理事の
皆さんと御
協議をいたしました結果、お
手元にお配りしてありますような
弔詞案とすることに
意見が一致いたしました。
念のため、
弔詞案を朗読させていただきます。
弔 詞 (案)
大行天皇におかせられては
国民こぞって御健康と御長寿を乞い願い奉っておりましたところ にわかに
崩御あらせられました
大行天皇におかせられては 御在位六十
有余年 その間 内外極めて困難なときに際会せられました
大行天皇におかせられては
清明無私 常に憲法に則られて御精励あらせられ 内に臨まれては
国民生活の安定と向上 文化の振興に 外に接せられては 列国との友誼の深厚 世界の平和に み心をそそがせられ また 御研究を通して 自然の摂理 真理の探究の尊さを
国民にお示しにならせられ 人みな尊崇敬仰申し上げているところでありました
大行天皇の
崩御に
国民は斉しく
帳帳として悲嘆措くところを知らないものがあります参議院は ここに
国民の至情を代表して 謹んで弔意を表し奉ります
これより採決をいたします。
お
手元にお配りしてあります
弔詞案を本
委員会起草の
弔詞案とすることに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕