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羽田国務大臣 このたび
農林水産大臣を拝命いたしました
羽田孜でございます。
私は、五十一年に
農林政務次官に
就任いたしまして以来、
委員といたしまして、また
理事として、
委員長として
皆様と一緒に汗を流してまいりました。そして、三年前やはり
農林水産大臣として
皆様にいろいろと御
指導いただいた者であります。このたび非常に難しいときに
就任したわけでございますけれども、ともどもに勉強させていただきたい。御
指導賜りますことを、まずお願いを申し上げる次第であります。
私が
就任しました今日でありますけれども、
前回大臣を務めましたとき以上に、農・林・水とも
国際化の波が押し寄せてきておるということ、そのほか、めぐる事情というのは非常に厳しいものがあるというふうに私も認識をいたしております。そういったときに再度
農林水産大臣に
就任したということは大きな
責任であると、身の引き締まる
思いがいたしておるところであります。
農林水産業は、もう申し上げるまでもなく、
国民生活にとって最も基礎的な物資である食料などを安定して供給するという重大な
使命を担っているほかに、活力ある
地域社会の維持、
国土・
自然環境の
保全など、
我が国の
経済社会の土台を支える重要な
役割を果たしておると考えております。私は、
皆様方の御
指導をいただきまして、
農林水産行政の
責任者として
我が国の
農林水産業に新たな
展望を開くために最大限の努力をしてまいりたい、かように考えております。
今後ともよろしくお力添え、また御
指導賜りますことを心からお願い申し上げまして、大変簡単でございますけれども、
就任のご
あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(
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