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安恒良一君 今
Aタイプの
金額はまだ集計中でおっしゃられなかったから、C
タイプはおっしゃったように五百八十億を組んで未消化が五百三十億あったんですね、そして繰り越している。ですから、まあ
民活笛を吹け
ども踊らずと、こういうことで、なかなかお
考えになったことが全然これ、Bは今言ったように従来型の補助金型ですから、後から国が埋めるから、これは使うのは当たり前ですね。問題は、
Aタイプがどう使われるか、C
タイプがどう使われるかということについて、ああいう
法律をつくったんですが、今のところは余り機能が十分でないと、これが私は今の現状だと思うんです。
それはなぜかというと、大都市等々で
収益の条件のいいところは何とかこれを使う方法を
考える。ところが、そんなに
収益のいいところなら、これはもう
民間でやればいいことなんですよ。
民間がやればいいことです。ところが、私が盛んに言っているように、造船とか鉄鋼の不況
地域で
港湾の再編
開発や
整備を行う、こういう条件をつくる。これは
運輸省としては大きな使命を持っておるんですね。いわゆる造船や鉄鋼の不況
地域でも
港湾の再
開発や
整備が行える条件をつくり出すということは、これは
運輸省としては大きな使命。そこで、何か
NTTの臨時の余裕金ができた。これは率直に言って当初
考えておった以上に株が高値で売れてお金がざっくり入ってきたと、こういうことですからね。そこで
港湾整備にもA型を使えるようにしたと、こう言っているわけですね。そしてまたニーズもあると。ところが額は、A型にしてもわずかの金だ。
だから私は、
運輸省というのは、本来ならこんなA型じゃなくてB型、この増額を
運輸省としてはやっぱり
大蔵に
要求していくというのが本来の仕事ではないだろうか。というのは、
港湾というのは、私が何回も言うように長い年月を要しますし、
公共事業でありますから、どうも
収益事業を目当てにやるということにはなかなかなじまない
性格があるものですから、ですからむしろこの
NTTの金の使い方を言われるなら、A、B、Cとあるのならば、
運輸省側としてはA型よりもB型の枠をふやすことについて全力を
大臣以下がお挙げになる。
運輸省の
港湾事業としても使えるようにですね。それが私は妥当じゃないかと思うんです。
しかし、そのことはそのことで今後努力してもらいたいんですが、同じA型でも、使いやすいようにするということのいわゆる配慮が私は
大臣の政策努力として必要だと思う。例えば、今言ったような地方向けのA型ということで貸付
資金の割合を高めたり、もしくは償還期限を長くするとか等々ですね。いわゆる不況
地域においてもこれが使えるように、同じA型でも使えるような
運輸省としての政策
要求があっていいんじゃないか。ことしはとりあえずこれでしたんですが、六十四年度—六十六年まであるわけですから、まあ
大蔵としては
資金についてはA型はふやす用意があると、こう言っているわけですからね。
しかし
資金がふえても、それが有効に生きないと
意味ないですね。今言ったように、A型にしてもC型にしても未消化と。今年度は大分あるようなことを今主計局次長は言われましたけれ
ども、私はこの
港湾等において、A型を今のままじゃなくしてもう少し
資金の割合も多くすると同時に償還期限を長くするとか、いろいろ借りて使いやすい、こういうことを
運輸省はお
考えになってしかるべきだと思いますが、これは政策の問題ですから、
大臣、どのようにお
考えですか。