○大木正吾君 これは
法案の
中身もっと
質問を準備しておったんですが、その方はもうやめますが、結果的にはずっときのうの一般
審議の大半の時間を我が会派はこの問題に費やしたことも御承知のとおりでございまして、結果的にはやっぱり税法の根底という問題を直さなくちゃいけない。例えば我が党の中にありましても、不公平
税制を直そうじゃないかといったときに、じゃ不公平
税制の物差しは何だと、こうなったときに、私は三十七年から税調の仕事を六年間やりましたから、だれかからも教わったかもしれませんけれ
ども、シャウプ勧告を一生懸命勉強したんですよ、本当を言って。
税制の本だけでもって五十冊ぐらい買ったんですよ、自分でもってね。たしか
昭和三十六年か八年かにサラリーマンの
税金酷書って書いて、これは百二、三十ページの小さなものですが、これが初めて日本で出た、サラリーマンにひどいじゃないかという、いわば問題なんですね。
私は、我が党の今度の代表者にも、二名出るんですが、言っているんですが、一遍シャウプ
税制というものを洗ってみると。シャウプ
税制をずっと並べてみて、その後にずっと枝葉がついた問題が、ずっと
税制をもうめちゃくちゃにしてしまったんだから、そこから根源を問わないと、あなた方不公平
税制といって、どっかの学者がつくったものを借りてきてこうやってみたって、そんなものあなた、別なものを持ってきてやられたらすぐおしまいですよと。不公平というものは中心に何か公平の哲学がなきゃならないわけだから、そういった話もしているんですがね。自分のこと申し上げて申しわけありませんが、問題は結局この
逓信委員会における、要するにきのうからずっと議論をお聞きいただいたわけでございますけれ
ども、郵政、大蔵が話し合った問題ですね、これ。大分当時、さっき申し上げましたけれ
ども、最初の
逓信委員会のときには、野党だけじゃなしに与党の方々からもけしからぬという話もございまして、
マル優守れのむしろ決議をする寸前までいったことも御承知ですから、そういったこととの関係でもって、結果的にああいった大蔵、郵政の
お話し合いを内々にされたことはけしからぬということは何回か私の方から、あるいは同僚
議員から追及された問題でございますので、これについてもう一遍ひとつ
中村さんの方からお答え願いたいことが一つ。
もう一つは、これは行
政府の方が絡んだ問題じゃありませんので、ちょっとこれ話としては回りくどくお答え願うしかないと思いますが、大体
衆議院におけるこの問題の
扱い方の問題、三百万と五百万の
扱いの問題ですね、この立法の仕方についてさっき及川
委員も
質問しておりましたが、手続というか、そういった面で法制局の方で無理やりに与野党がねじ込んできたからという話を、俗っぽく言いますと、せんない、やむなしやったと、こういうふうに、ある
意味ではこれは速記録消した方がいいかもしれませんけれ
ども、そういった
お話な
どもあるわけでして、この問題について、二つ目にひとつお答えいただきたい点があります。
それから第三の問題として、今後の問題として、これは共産党さんに対しての
扱い方まだ最終的に決まっていないようですが、一応原
議長調停案を受けた与野党については、要するに
税制改正に関する
協議機関がスタートする、こういうふうな段取りまでいきまして、メンバーも大体決まりつつあるようでございますが、これ等を通じて今後ともに、やっぱり
郵便貯金に入っている方々は、私の調べでは、たしか四年ほど前の話でありますけれ
ども、六十歳前後で年金生活に入る方々のところの平均でも三百何十万ぐらいしか平均して貯金がないですから、そういったことを含めて、結果的には今後の努力の方向について、早く終わればいいですけれ
ども、とにかく二月や三月はかからざるを得ない、こういう私は判断持っていますから、そうすると、やっぱり景気対策の臨時
国会が先になったとしても、
税制のこの問題については、それがつかなければ臨時
国会やらないということでは、とてもじゃありませんが日本の経済はもっと狂ってきますから、そういったことを含めて、三点について、
大臣と関係
局長の
答弁を最後にお願いいたしたい、こう思います。