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1984-08-07 第101回国会 衆議院 決算委員会 第16号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十九年八月七日(火曜日)     午前十時三十七分開議 出席委員   委員長 横山 利秋君    理事 近藤 元次君 理事 白川 勝彦君    理事 東家 嘉幸君 理事 森下 元晴君    理事 井上 一成君 理事 新村 勝雄君    理事 貝沼 次郎君 理事 神田  厚君       榎本 和平君    桜井  新君       河野  正君    城地 豊司君       近江巳記夫君    玉城 栄一君       中川利三郎君    阿部 昭吾君  出席政府委員         人事院事務総局         給与局長    斧 誠之助君         大蔵省主計局次         長       的場 順三君  委員外出席者         大蔵省主計局司         計課長     西沢  裕君         決算委員会調査         室長      大谷  強君     ————————————— 七月三十一日  昭和五十七年度一般会計歳入歳出決算  昭和五十七年度特別会計歳入歳出決算  昭和五十七年度国税収納金整理資金受払計算書  昭和五十七年度政府関係機関決算書 は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  閉会審査に関する件  歳入歳出実況に関する件(会計検査院職員俸給調整額新設問題等)      ————◇—————
  2. 横山利秋

    横山委員長 これより会議を開きます。  この際、理事会の協議に基づき、歳入歳出実況に関する件、特に会計検査院職員俸給調整額新設問題等について、委員長の私から一言政府に要望いたしたいと存じます。  まず、大蔵省及び人事院に対してであります。  会計検査院は、憲法上の機関として、国の収入支出決算などの検査を常に独立不偏立場から実施しており、その検査報告は、当委員会決算審査にとって極めて重要な資料となっています。  会計検査院検査の第一線に立つ調査官及び調査官補検査業務は、国の各省庁を初め出資法人補助団体等広い範囲にわたる各種事務事業について行われており、その実施に当たっては、会計及び監査についての専門的知識だけではなく、法律、経済、技術等極めて広い範囲知識経験が必要とされています。  また、実施検査のため、年間八十日にも及ぶ長期出張が精神的、肉体的に過酷な環境のもとで行われ、その勤務条件は著しく複雑困難なものと考えられます。  このような会計検査院調査官等業務専門性及び勤務形態特殊性にかんがみ、会計検査院では、調査官を対象として、俸給調整額新設要求昭和四十四年以来、機会あるごとに当局に対し行ってきておりますが、いまだにその実現の見通しが立っていません。  前記のような状況を踏まえ、国会においても、検査機能拡充強化のため、会計検査院職員処遇改善等について再三にわたり議決されているところであり、その趣旨に沿い、調整額新設実現方をここに改めて強く要望するものであります。  次に、大蔵省に対して、会計検査院が主催する最高会計検査機関アジア地域機構東京総会の開催に関する所要措置についての要望を申し上げます。  最高会計検査機関アジア地域機構(以下「ASOSAI」という。)は、公会計検査の分野における知識及び経験の交換を通じて加盟機関(二十二カ国の会計検査機関)相互間の理解及び協力を促進することを目的として一九七八年に設立され、国際的交流に大きく寄与するとともに、会計検査質的向上等を図っているとのことであります。  たまたま本委員会は、本年五月に東京で開催されたASOSAI理事会の代表と親しく接する機会を得ましたが、この理事会で、第三回総会加盟諸国の強い要請により、従来から予定されていたインドネシアにかわって急遽日本で来年五月に開催することが決められたとのことであり、本委員会としてもアジア地域において指導的立場を認められている我が国の会計検査院によってこの有意義な総会が積極的に推進され、国際交流の成果が上がることを大いに期待するところであります。  現在会計検査院では総会実施のための計画の立案、予算要求等の作業を進めているようでありますが、本委員会は、政府におかれましても総会が滞りなく遂行されるようその重要性を考慮し、所要措置を講ずることを要望するものであります。      ————◇—————
  3. 横山利秋

    横山委員長 次に、閉会審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため  一、昭和五十六年度一般会計歳入歳出決算    昭和五十六年度特別会計歳入歳出決算    昭和五十六年度国税収納金整理資金受払計算書    昭和五十六年度政府関係機関決算書  二、昭和五十六年度国有財産増減及び現在額総計算書  三、昭和五十六年度国有財産無償貸付状況計算書  四、昭和五十七年度一般会計歳入歳出決算    昭和五十七年度特別会計歳入歳出決算    昭和五十七年度国税収納金整理資金受払計算書    昭和五十七年度政府関係機関決算書  五、昭和五十七年度国有財産増減及び現在額総計算書  六、昭和五十七年度国有財産無償貸付状況計算書  七、昭和五十八年度一般会計予備費使用調書   及び各省庁所管使用調書(その1)    昭和五十八年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)    昭和五十八年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)    以上三件の承諾を求めるの件  八、歳入歳出実況に関する件  九、国有財産増減及び現況に関する件  一〇、政府関係機関の経理に関する件  一一、国が資本金を出資している法人会計に関する件  一二、国又は公社が直接又は間接に補助金奨励金助成金等を交付し又は貸付金損失補償等財政援助を与えているものの会計に関する件 以上各件について、議長に対し、閉会審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 横山利秋

    横山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会審査案件が本委員会に付託され、その審査のため現地に委員を派遣する必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員派遣期間派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 横山利秋

    横山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十三分散会