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1984-05-17 第101回国会 衆議院 議院運営委員会 第26号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十九年五月十七日(木曜日)     午後零時一分開議 出席委員   委員長 小沢 一郎君    理事 山崎  拓君 理事 小里 貞利君    理事 保利 耕輔君 理事 工藤  巖君    理事 吹田  愰君 理事 広瀬 秀吉君    理事 渡辺 三郎君 理事 権藤 恒夫君    理事 西田 八郎君       甘利  明君    加藤 卓二君       北川 正恭君    古賀  誠君       田中 直紀君    松田 九郎君       伊藤 忠治君    上田 卓三君       日野 市朗君    東中 光雄君  委員外出席者         議     長 福永 健司君         副  議  長 勝間田清一君         事 務 総 長 弥富啓之助君         国立国会図書館 荒尾 正浩君     ――――――――――――― 五月十五日  ロッキード疑獄事件の糾明に関する請願(藤田  スミ君紹介)(第五五七八号)  田中角榮議員辞職勧告航空機疑獄全容解  明に関する請願岡崎万寿秀紹介)(第五五  七九号)  同(経塚幸夫紹介)(第五五八〇号)  同(瀬崎博義紹介)(第五五八一号)  同(野間友一紹介)(第五五八二号)  同(不破哲三紹介)(第五五八三号)  同(正森成二君紹介)(第五五八四号)  同(三浦久紹介)(第五五八五号)  同(山原健二郎紹介)(第五五八六号) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  庶務小委員長報告  国会議員互助年金法の一部を改正する法律案起  草の件  国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律  の一部を改正する法律案起草の件  国会職員法の一部を改正する法律案起草の件  衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規  程案起草の件  国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一  部改正の件  国会議員秘書退職手当支給規程の一部改正  の件  議院に出頭する証人等旅費及び日当支給規程  の一部改正の件  国会職員給与等に関する規程の一部改正の件  衆議院職員等苦情処理規程の一部改正の作  図書館運営小委員長報告  国立国会図書館法規定により行政部門に置  かれる支部図書館及びその職員に関する法律の  一部を改正する法律案起草の件  国立国会図書館職員苦情処理規程の一部改正の  件  本日の本会議議事等に関する件      ――――◇―――――
  2. 小沢一郎

    小沢委員長 これより会議を開きます。  この際、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。山崎拓君。
  3. 山崎拓

    山崎(拓)委員 本日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について、順次御報告いたします。  第一は、国会議員互助年金法の一部改正の件でありますが、これは、昭和四十九年三月三十一日以前に退職した国会議員等に給する互助年金について、基礎歳費月額六十万円を本年六月から、六十二万円に引き上げた年額に改定するとともに、納付金率歳費月額の百分の九・三から百分の九・五相当額に引き上げること、及び普通退職年金支給開始年齢を五十五歳から六十歳とし、あわせて高額所得者に給する普通退職年金について、その停止年額限度額年金年額の二割から三割五分に改定する等所要改正を行おうとするものであります。  第二は、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件でありますが、これは、議員応召帰郷旅費を廃止することと、議員歳費月額を当分の間八十八万円のまま据え置く措置が講じられておりますものを本年四月から解除することとするとともに、政務次官、内閣官房長官及び総理府総務長官のうち国会議員から任命されたものの俸給月額についても、同様の解除措置を講じようとするものであります。  第三は、国会職員法の一部改正の件でありますが、これは、昭和六十年三月三十一日から政府職員等について定年制施行されることに準じまして、国会職員についても同様の措置を講じようとするものであります。  すなわち、国会職員定年は六十歳とし、定年に達した日以後の最初の三月三十一日または各本属長の定める口のいずれか早い目に退職することとするものであります。なお、政府職員と同様に六十五歳を限度とする特例定年を設けるほか、退職特例としての勤務延長及び退職した者の再任用ができることといたしております。  また、以上の改正に伴う経過措置として、現に在職する国会職員につきましては、退職管理実情を考慮して施行後十年間は、両議院議長が協議して定める暫定年齢によることといたしております。なお、この改正は、昭和六十年三月三十一日から施行するものとしております。  第四は、衆議院事務局職員定員規程の一部改正の件でありますが、これは、昭和五十九年度の衆議院予算定員が一名減となりましたことに伴いまして、本年四月から事務局職員定員千七百十九人を千七百十八人とするものであります。  次に、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部を改正する規程案外四件について御説明申し上げます。  第一は、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正の件でありますが、これは、議員応召帰郷旅費を廃止することに伴う所要規定整備でございます。  第二は、国会議員秘書退職手当支給規程の一部改正の件でありますが、これは、秘書退職手当勤続期間の計算について、国会議員退職または死亡により退職した秘書が、退職手当支給を受けた後に、六十歳未満で再び秘書となり、引き続き秘書として在職した後、議員退職もしくは死亡または秘書の傷病もしくは死亡により退職した場合、前後の秘書としての在職期間を合算して二十年以上の期間を有する者には引き続いた勤続期間とみなして長期勤続による退職手当支給割合が適用されるようにしようとするものであります。  第三は、議院に出頭する証人等旅費及び日当支給規程の一部改正の件でありますが、これは、本年四月から、証人等の出頭した日の日当につきまして、陳述に要した時間が四時間未満の場合は二百円引き上げて一万二千七百円に、四時間以上の場合は三百円引き上げて一万五千四百円に改定しようとするものであります。  第四は、国会職員給与等に関する規程の一部改正の件でありますが、これは、賄雑費支給を廃止すること並びに弔慰金支給を一年分から九月分に減額すること等であります。  第五は、衆議院職員等苦情処理規程の一部改正の件でありますが、これは、このたびの国会職員法の一部改正に伴う引用条文整理であります。  以上、御報告申し上げます。     ―――――――――――――  国会議員互助年金法の一部を改正する法律案  国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案  国会職員法の一部を改正する法律案  衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案  国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部を改正する規程案  国会議員秘書退職手当支給規程の一部を改正する規程案  議院に出頭する証人等旅費及び日当支給規程の一部を改正する規程案  国会職員給与等に関する規程の一部を改正する規程案  衆議院職員等苦情処理規程の一部を改正する規程案     〔本号末尾掲載〕     ―――――――――――――
  4. 小沢一郎

    小沢委員長 それでは、ただいま庶務小委員長から報告のありました小委員会の各案につきまして、順次採決いたします。  まず、国会議員互助年金法の一部改正の件、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件、国会職員法の一部改正の件の各件につきましては、お手元配付の案を委員会成案と決定し、これを委員会提出法律案とするに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  5. 小沢一郎

    小沢委員長 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。  この際、広瀬秀吉君から発言を求められておりますので、これを許します。広瀬秀吉君。
  6. 広瀬秀吉

    広瀬委員 ただいま決定されました国会職員法の一部を改正する法律案につきまして、事務当局に対し一、二点確認をしておきたいと思います。  まず第一点は、本法の改正によりまして、定年制につき、昭和六十年三月三十一日から政府職員などと同様の措置を講ずることになるわけであります。  国会職員国家公務員として六十歳定年制をとることについては、この際やむを得ないとは思いますが、従来国会職員退職年齢については、政府職員と異なり、独自な方法がとられてきたことを考慮すれば、当局としても十分この点を配慮し、法の範囲内において、将来、勤務延長制度活用など、弾力的に運用していくべきではないかと考えますが、いかがでありますか。  次に、第二点として、先般の国家公務員に対する定年制導入法改正に際しては、衆参内閣委員会において附帯決議を付したのでありますが、その趣旨については、国会職員に対する定年制導入に当たっても当然に尊重されるべきものと思いますが、事務総長のこれに対する所見を承りたいと存じます。
  7. 弥富啓之助

    弥富事務総長 国会職員の現行の退職管理勧奨制度によるものでございますが、その年齢政府職員に比して高いという特殊事情にあることはただいま御指摘のとおりでございます。  このため、改正案は、特に現在の退職年齢実情を勘案いたしまして、先ほど御説明のありましたように、施行後十年間については特に暫定年齢を設定することにより、職員退職年齢激変緩和をしようといたしております。  なお、ただいま広瀬先生から御指摘のありましたように、定年退職制度の運用に当たりましては、勤務延長の十分な活用によって職員人事管理が適正となるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、第二点でございますが、国会職員定年制の実施に当たりましては、先般の国家公務員法改正に際しての衆参内閣委員会附帯決議趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じております。  よろしくお願いします。
  8. 小沢一郎

    小沢委員長 次に、衆議院事務局職員定員規程の一部改正の件につきましては、お手元配付の案を委員会成案と決定し、これを委員会提出規程案とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 小沢一郎

    小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正の件、国会議員秘書退職手当支給規程の一部改正の件、議院に出頭する証人等旅費及び日当支給規程の一部改正の件、国会職員給与等に関する規程の一部改正の件及び衆議院職員等苦情処理規程の一部改正の件の各件につきましては、いずれもお手元配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 小沢一郎

    小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ―――――――――――――
  11. 小沢一郎

    小沢委員長 この際、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。保利耕輔君
  12. 保利耕輔

    保利委員 本日の図書館運営小委員会において協議決定いたしました国立国会図書館法規定により行政部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部改正の件について御報告申し上げます。  林野庁に国立国会図書館支部図書館を設置することにつきましては、このたび予算措置その他必要な準備が整いましたので、これを設置するため、お手元配付の印刷物のとおり、国立国会図書館法規定により行政部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正すべきものと決定いたした次第であります。  次に、国立国会図書館職員苦情処理規程の一部改正についてでありますが、このたびの国会職員法の一部改正に伴う引用条文整理をするものであり、これを承認すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。     ―――――――――――――  国立国会図書館法規定により行政部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案  国立国会図書館職員苦情処理規程の一郡を改正する規程案     〔本号末尾掲載〕     ―――――――――――――
  13. 小沢一郎

    小沢委員長 それでは、ただいま図書館運営小委員長から報告のありました国立国会図書館法規定により行政部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元配付の案を委員会成案と決定し、これを委員会提出法律案とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 小沢一郎

    小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、国立国会図書館職員苦情処理規程の一部改正の件につきましては、お手元配付改正案を承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 小沢一郎

    小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ―――――――――――――
  16. 小沢一郎

    小沢委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました四法律案及び衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 小沢一郎

    小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ―――――――――――――
  18. 小沢一郎

    小沢委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長説明を求めます。
  19. 弥富啓之助

    弥富事務総長 まず、日程第一につきまして、有馬社会労働委員長報告がございます。これは修正で、社会党、共産党、社民連が反対であります。  次に、日程第二につきまして、片岡内閣委員長報告がございまして、共産党反対でございます。  次に、日程第三、第四を一括をいたしまして、阿部農林水産委員長報告がありまして、共産党反対でございます。  次に、ただいま御決定いただきましたように、動議によりまして、議員互助年金歳費国会職員法図書館改正四案と職員定員規程改正、計五案を一括して緊急上程をいたします。山崎理事趣旨弁明がございまして、これは採決は二回に相なります。まず互助年金歳費国会職員法の三案を一括をしてお諮りをいたします。共産党反対でございます。次いで国会図書館職員定員規程の両案を一括をいたしまして採決をいたしまして、全会一致でございます。  本日は、以上でございます。     ―――――――――――――  議事日程 第二十三号   昭和五十九年五月十七日     午後一時開議  第一 雇用保険法等の一部を改正する法律案内閣提出)  第二 郵政省設置法の一部を改正する法律案内閣提出)  第三 農業振興地域整備に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第四 土地改良法の一部を改正する法律案内閣提出)     ―――――――――――――
  20. 小沢一郎

    小沢委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から附会いたします。     ―――――――――――――
  21. 小沢一郎

    小沢委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十八日金曜日午後一時から開会することといたします、  また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時十四分散会      ――――◇―――――