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小笠原貞子君 希望者じゃなくて――じゃ具体的に言いますと、私もこの
離職者問題心配だったからいろいろ聞きました。そしたら、各山からうちの山に何人くらいは受け持つよという数が三百人というの出ていたんですよ。三百人というのは各山で吸収してくれるというのが出ていたんですね、私が聞いた段階できちっと。それについて先ほど
部長、三百人の要請を七月二十日にして、会社は受け入れるようになりましたというふうに、もうすでに三百人受け入れるよというのがわかっているのに、やったんだというかっこうつけるようなことでやられるから、だからそういう
姿勢では私は心配なんですよ。そういうかっこうつけるんじゃなくて、本当に
就職を
考えてもらいたいということのために私は言ったんです。それまでに三百人受け持ちますと各社言ってたんですからね。
時間がありませんから続けて伺いますけれ
ども、労務債の問題。労務債、先ほどおっしゃいましたね。旧労務債百二十三億ですね。そして八十九億というのが具体的に出ていますよね。で、三十四億というのはこれはいろいろ問題があると、そういうふうにおっしゃるだろうと思うんだけれ
ども、これについてもいままで、
労働省としても
通産省としても、百二十三億完済せいという指導もされていたわけです。そして労働組合との協定によっても、あとの三十四億というものについて、これは
放棄しましたなんて言ってないんですよね。だから当然旧労務債百二十三億について完全に支払えという指導をやってもらいたい、やるべきである、いままでどおりに、ということについてお答えをいただきたいと思うんです。
それから
大臣、事ここに至って
地元では本当にもう踏んだりけったりですよ。まさに大変な不信ですよね。やっぱり
大臣がいろいろと
決断して、そして検討も具体的にされたとおっしゃるなら、そしたら当然私はいまの段階で
夕張へいらっしゃるべきだと思いますよ。
夕張へいらっしゃって、
私
たちは誠実にこれをやりましたということを御報告なさるべきだと思うんです。いらっしゃる意思があるかどうか。そして、これからの再
開発については
夕張を
中心としながらも、空知全体の総合的な
開発、そのための
調査というのをしっかりやってもらいたいということですね。
それから、
離職者の問題については、やっぱり
夕張で働きたいという人が多いですよね。そのためには
夕張で働けるような御
努力をいただきたい。
守屋さんもベテランだからいろいろとおっしゃるけれ
ども、本当にやってやれるという見通しがあるのか。いろいろな
項目について、こういうことああいうこともいたしました、そして結論が何だと、しかし厳しい財政状態でございまして、事ここに至りましてはいたし方ございません、
閉山のときやられて、いまやられて、また最後にそうなったら、泣くのは
労働者ですよ。
労働者にどこに罪がありますか。小商店にどこに罪があるんですか。そういうようなことで
政治というものの不信をますますかき立てていくというようなことがあってはならないと思うんです。その辺しっかり腹を決めていただきたい。
大臣もそういう
立場に立って、またこのようなことが起きないようにしっかりと決意を固めて取り組んでいただきたい。
全部まとめましたけれ
ども、御
答弁いただいて、最後に
大臣の本当の腹、たてまえじゃなくて本音ですよ、しっかりお答えいただきたいと思います。