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1983-03-23 第98回国会 参議院 本会議 第8号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十八年三月二十三日(水曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第八号
昭和
五十八年三月二十三日 午前十時
開議
第一
北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法
及び
南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) 第二
原材料
の
供給事情
の
変化
に即応して行われる
水産加工業
の
施設
の
改良等
に必要な
資金
の貸
付け
に関する
臨時措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
電話加入権質
に関する
臨時特例法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第四
電信電話設備
の
拡充
のための
暫定措置
に関する
法律
を廃止する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第五
造幣局特別会計法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり ─────・─────
徳永正利
1
○
議長
(
徳永正利
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法
及び
南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第二
原材料
の
供給事情
の
変化
に即応して行われる
水産加工業
の
施設
の
改良等
に必要な
資金
の貸
付け
に関する
臨時措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長下条進一郎
君。 〔
下条進一郎
君
登壇
、
拍手
〕
下条進一郎
2
○
下条進一郎
君 ただいま
議題
となりました二
法律案
について、
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 まず、
北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法
及び
南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法
の一部を改正する
法律案
は、
北海道寒冷地
及び
南九州畑作振興地域
における
農業者
の
経営
の安定を図るため、これら二法に基づく
営農改善資金
の
貸付認定申請期限
をさらに五年間
延長
し、
昭和
六十三年三月三十一日までにしようとするものであります。
委員会
におきましては、
畑作営農改善資金
の
貸付状況
と今後の見通し、
貸付条件
の
改善
、
畜産経営
の実態と五十八年度
政策価格
の決定をめぐる諸
問題等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、各
会派共同提案
による
畑作振興施策
の
総合的実施等
四
項目
にわたる
附帯決議
を
全会一致
をもって行いました。 次に、
原材料
の
供給事情
の
変化
に即応して行われる
水産加工業
の
施設
の
改良等
に必要な
資金
の貸
付け
に関する
臨時措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
は、
外国政府
による
漁業水域
の
設定等
に係る
水産加工品
の
原材料
の
供給事情
にかんがみ、
農林漁業金融公庫等
が、
引き
続き、
水産加工施設
の
改良等
に必要な長期かつ低利の
資金
の貸し
付け
の業務を特別に行うことができるよう、
現行法
の
有効期限
を五年間
延長
して、
昭和
六十三年三月三十一日までにしようとするものであります。
委員会
におきましては、本
資金
の
融資実績
、
法延長
の
理由
、
水産加工業
の現状とその
振興対策
、諸
外国
との
漁業交渉
と
加工原料魚確保対策等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、各
会派共同提案
による
水産加工業
の
振興
に努めること等五
項目
にわたる
附帯決議
を
全会一致
をもって行いました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
徳永正利
3
○
議長
(
徳永正利
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
徳永正利
4
○
議長
(
徳永正利
君)
総員起立
と認めます。 よって、両案は
全会一致
をもって可決されました。 ─────・─────
徳永正利
5
○
議長
(
徳永正利
君)
日程
第三
電話加入権質
に関する
臨時特例法
の一部を改正する
法律案
日程
第四
電信電話設備
の
拡充
のための
暫定措置
に関する
法律
を廃止する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
逓信委員長
八百板正
君。 〔
八百板正
君
登壇
、
拍手
〕
八百板正
6
○
八百板正
君 ただいま
議題
となりました二
法案
につきまして、
逓信委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
電話加入権質
に関する
臨時特例法
の一部を改正する
法律案
は、
電話加入権
に
質権
を
設定
することができる
特例措置
が
昭和
五十八年三月三十一日をもって期限切れとなるが、現在なお
庶民金融
の
担保物
として相当程度利用されていること及び本
制度
の存続に対する要望が強いこと等にかんがみ、
電話加入権
に対する
質権
の
設定
を
昭和
五十八年四月一日以降も当分の間許容しようとするも のであります。 次に、
電信電話設備
の
拡充
のための
暫定措置
に関する
法律
を廃止する
法律案
は、現在
加入電話等公衆電気通信設備
の
拡充
に要する
資金
の一部を調達するため、
暫定措置
として
加入電話加入申込者等
に
電信電話債券
を
引き
受けさせているが、
電信電話等
の需要を充足するための態勢が整ったことにかんがみ、
債券
の
引受制度
を
昭和
五十八年三月三十日限りで廃止しようとするものであります。
委員会
におきましては、以上二
法案
を便宜一括して
審査
し、
電話加入者等
による
債券引受制度
の果たした
役割り
、今後の
建設投資資金
の
調達方法
、
設備料
の
引き
下げ、
電話加入権質
の
設定状況
と
制度
再
延長
の
理由等
の諸問題について
質疑
が行われました。
質疑
を終わり、
討論
なく、順次
採決
の結果、両
法案
はいずれも
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
徳永正利
7
○
議長
(
徳永正利
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
徳永正利
8
○
議長
(
徳永正利
君)
総員起立
と認めます。 よって、両案は
全会一致
をもって可決されました。 ─────・─────
徳永正利
9
○
議長
(
徳永正利
君)
日程
第五
造幣局特別会計法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
大蔵委員長戸塚進也
君。 〔
戸塚進也
君
登壇
、
拍手
〕
戸塚進也
10
○
戸塚進也
君 ただいま
議題
となりました
造幣局特別会計法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
大蔵委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、現下の厳しい
財政事情
及び
補助貨幣
の
引き
かえまたは
回収
の
状況等
にかんがみ、
補助貨幣回収準備資金
から
一般会計
の
歳入
への
繰り入れ
について、毎
会計年度
末における
準備資金
の額のうち
補助貨幣
の発行現在額を超える額に相当する
金額
とされている
繰り入れ
を、
当該年度
末における
準備資金
の額のうち
補助貨幣
の
引き
かえまたは
回収
その他
造幣局
の事業の
状況
を勘案して政令で定める額を超える額に相当する
金額
とする
繰り入れ
に改めるほか、
準備資金補足
のための一時借入金の規定を設ける等の所要の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
減税財源
としての
準備資金
の取り崩し要求に反して
一般歳入
として使用することについての
問題点
、
税外収入確保
のための
準備資金
の取り崩しによる
財政投融資資金
への圧迫など
財政体質悪化
の
可能性
、
補助貨幣増発
に関する歯どめの
必要性
と
インフレーション発生
への
危惧等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了し、
討論
なく、
採決
の結果、
本案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
徳永正利
11
○
議長
(
徳永正利
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
徳永正利
12
○
議長
(
徳永正利
君) 過半数と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十四分散会