運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login

1983-03-01 第98回国会 衆議院 予算委員会 第14号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十八年三月一日(火曜日)     午後八時七分開議  出席委員    委員長 久野 忠治君    理事 江藤 隆美君 理事 高鳥  修君    理事 堀内 光雄君 理事 三原 朝雄君    理事 村田敬次郎君 理事 大内 啓伍君       相沢 英之君    今井  勇君       植竹 繁雄君    小渕 恵三君       越智 伊平君    大村 襄治君       鹿野 道彦君    金子 一平君       熊川 次男君    倉成  正君       近藤 元次君    正示啓次郎君       砂田 重民君    田中 龍夫君       津島 雄二君    渡海元三郎君       中西 啓介君    中村正三郎君       橋本龍太郎君    藤尾 正行君       藤田 義光君    村山 達雄君       森   清君    山崎  拓君       岡田 正勝君    木下数之助君       楢崎弥之助君  出席国務大臣         法 務 大 臣 秦野  章君         大 蔵 大 臣 竹下  登君         厚 生 大 臣 林  義郎君         労 働 大 臣 大野  明君         国 務 大 臣        (内閣官房長官) 後藤田正晴君         国 務 大 臣         (行政管理庁長         官)      齋藤 邦吉君         国 務 大 臣         (防衛庁長官) 谷川 和穗君         国 務 大 臣         (経済企画庁長         官)      塩崎  潤君  出席政府委員         行政管理庁行政         管理局長    佐倉  尚君         防衛庁長官官房         長       佐々 淳行君         防衛庁防衛局長 夏目 晴雄君         防衛庁人事教育         局長      上野 隆史君         防衛庁経理局長 矢崎 新二君         防衛庁装備局長 木下 博生君         防衛施設庁総務         部長      伊藤 参午君         経済企画庁調整         局長      田中誠一郎君         経済企画庁総合         計画局長    谷村 昭一君         法務省入国管理         局長      田中 常雄君         外務省アジア局         長       橋本  恕君         外務省条約局長 栗山 尚一君         大蔵省主計局長 山口 光秀君         大蔵省主税局長 梅澤 節男君         六蔵省理財局長 加藤 隆司君         厚生省年金局長 山口新一郎君         社会保険庁年金         保険部長内閣         審議官     朝本 信明君         農林水産大臣官         房長      角道 謙一君         労働省職業安定         局長      谷口 隆志君         労働省職業安定         局高齢者対策部         長       増田 雅一君  委員外出席者         予算委員会調査         室長      三樹 秀夫君     ───────────── 委員の異動 二月二十四日  辞任         補欠選任  平石磨作太郎君     矢野 絢也君   浦井  洋君     金子 満広君   中路 雅弘君     不破 哲三君 三月一日  辞任         補欠選任   上村千一郎君     熊川 次男君   奥野 誠亮君     森   清君   海部 俊樹君     中村正三郎君   澁谷 直藏君     中西 啓介君   正示啓次郎君     植竹 繁雄君   根本龍太郎君     津島 雄二君   藤田 義光君     山崎  拓君   藤本 孝雄君     近藤 元次君   武藤 嘉文君     鹿野 道彦君   竹本 孫一君     岡田 正勝君 同日  辞任         補欠選任   植竹 繁雄君     正示啓次郎君   鹿野 道彦君     武藤 嘉文君   熊川 次男君     上村千一郎君   近藤 元次君     藤本 孝雄君   津島 雄二君     根本龍太郎君   中西 啓介君     澁谷 直藏君   中村正三郎君     海部 俊樹君   森   清君     奥野 誠亮君   山崎  拓君     藤田 義光君   岡田 正勝君     竹本 孫一君      ────◇─────
  2. 久野忠治

    久野委員長 これより会議を開きます。  開会に先立ち、日本社会党護憲共同、公明党・国民会議日本共産党所属委員出席を要請いたしたのでありますが、いまだ出席がありません。
  3. 大内啓伍

    大内委員 質問者の担当の予算委員会理事といたしまして、議事進行について発言を求めます。よろしいですか。
  4. 久野忠治

    久野委員長 どうぞ。
  5. 大内啓伍

    大内委員 本日議長見解が示されまして、これは、当委員会を初めといたしまして、国会全体が六日間にわたって空白を続けている、この異常な事態を打開するために議長見解を出されまして、私どもの承知している範囲においては、そのほとんどの野党がこの議長見解を受け入れるところとなりました。  これまで議長見解やあるいは裁定等々が出された場合には、この見解等について同意をした政党というものは、この議長見解に従いまして国会審議協力をする、これが私ども政党の責任である、こういう自覚に立ちまして、本委員会開会されますに及んで私どももこのように出席をいたしました。  特に、この議長見解におきましては、一刻も早く予算審議を進めてほしいということが強く要望され、政府に対しましても、いま問題になっております諸問題について要望がなされております。さきに予算委員会理事会におきまして、後藤田官房長官出席をされまして、政府としてもこの議長見解を尊重するとともに、これまで各党代表者間で話し合われてきたそれらの事項についてはこれを承知し、尊重したいという重要な発言がございました。議長見解に対する裏打ちもなされた、こういう理解に立ちまして、私どもはこの本委員会に臨んだのであります。  しかし、いま委員長がお話しされましたように、社会党を初めとして、この予算委員会理事政党である主要な政党が、見回しますと、出席をしておられない。これは明らかに、予算委員会審議を進めるに当たって、不正常な状態のもとで開かれるということになります。議長見解も、こうした不正常な中で予算委員会審議を再開していくということを期待したものではなくて、もちろん、正常な与野党の話し合いの中に、この議長見解を踏まえて予算委員会審議が再開されるということを期待したものであることは想像にかたくありません。  そうした議長見解の真意、その期待というものを踏まえてみますときに、この委員会審議というものは正常とは言えません。したがって、私どもとしましては、この議長見解の重みというものを受けとめまして、何とかこの議長見解に沿ってこの予算委員会審議を進めることに協力したいということについては大きな熱意を持っているのでありますが、このような状況の中でわが党の代表をして質問に入らせるということは、残念ながらこのような不正常な状況ではやることはできません。したがいまして、委員長の方として、さらに一層の努力を重ねられまして、各党話し合いを通じてこの委員会が円満に開かれるということについて一層の努力お願いを申し上げ、それらが実現されるまではわが方の質問は留保させていただきたい。  以上、議事進行として申し上げる次第でございます。よろしくお取り計らいのほどお願い申し上げます。
  6. 久野忠治

    久野委員長 ただいま大内委員からの議事進行についての発言、まことにごもっともだと存じます。  ただいま御指摘がございましたように、本日委員会開会を宣しました最大の理由は、議長見解に基づくものでございます。議長見解綸言汗のごときものでございまして、私たち国政の場にある者といたしましては、何としてでもこの趣旨を十分体して、国政の渋滞を避けなければならないと思うのでございます。  さような意味から、ただいま大内委員議事進行についての御発言につきましては、まことに私は同感の至りでございます。何といたしましても、正常な形で委員会が運営でき得るものと私は期待をいたしておりますし、皆さんの御協力を切にお願いを申し上げる次第でございます。  今日、このような形でこの委員会開会を宣したことは、委員長の不徳のいたすところでございまして、深くおわびを申し上げたいと存じますが、今日以後、最大努力をいたしまして、皆さんとともに、国政の場にある者が、真に国家、国民のために、真剣に論議を通じて政策を明らかにし、また国政の任に当たりたい、かように存ずるような次第でございます。  以上の意を体して、まことに遺憾ではございますが、本日の委員会は、ただいま大内委員の御指摘いただきました点を十分踏まえまして、本日の審議はこれ以上続けることは取りやめにいたしたい、かように存ずる次第でございます。  そこで、次回は、明二日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後八時十四分散会