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目黒今
朝次郎君 そうしますと、
住宅公団総裁と建設省の方では、先ほど御
説明があったとおり。会計検査院は、検査の中でこの問題の問題点を
指摘して改善勧告をしていると。われわれもそれを確認しています。片方会計検査院は改善勧告する、片方やっていませんと。一体これはどっちが本当なんですか。
私はこの件について、時間がありませんから……この一件だけ解決しただけでも、会計検査院の四年分の税金が浮いてくる、こう私は思っているからしつこく言っているんです。四年分は浮きますよ。
私は、調査室を通して
秘書を通じて、
京都労住協の経営規模、内容を考慮して、
現地には
住宅公団よりもはるかに精通している者がいるんでありますから、知恵のない
住宅公団が頭をしぼるよりも、この
京都労住協に当時の買い値に法定の利息をつけて買い取ってもらいなさい、買い戻してもらいまして、
国民の税金を返してもらいたい。それが一番いいことだ。
この
京都労住協と
住宅公団とこの
土地の前の持ち主の
関係、この腐った縁は私は持っています。腐った縁は持っていますが、これはここでやる
段階ではありませんから、これはここで言いません。当然決算委員会でやります、私は。しかし、こういう会計検査院がきちっと問題
提起している問題について、ふてぶてしく、何にも不正はありません、安い
土地を供給しています、それで、それがあなた方建設省が言うとおりいわゆる
政府の言う
原価に入ってくる、こういうまあ仕組みになっておるわけであります。でありますから、私は、この問題についてはどうせまた
質問すると通り一遍のことしますから、
委員長、私はこの問題についてさらに後日に譲ります。検査院は問題を
提起した、
住宅公団と建設省は問題がない、私は具体的な提案をしている、こういう三角
関係にありますから、この
関係をさらに究明するために
資料だけせっかくでありますから私は要求しておきます。
一つ、いま建設省は鑑定書のことを言いましたから、その鑑定書の写しを公式に提案してもらいたい。それから、
住宅公団が
購入する際に理事会で当時の
住宅公団関西支社長がいろいろ発言をしておるやにわれわれは承っております。その発言の内容について権威のある
資料を提示願いたい。この二つをもらって会計検査院の問題点と私が手持ちにしておる
資料を照合して決算委員会で決着をつける。いわゆるきわめて不明朗な
原価計算でこの問題が行われており、現に放任されているという点だけは事実でありますので、これだけは私の方から詰めをしておきたいと思います。これはいいですか、
資料、後で。