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1979-11-13 第89回国会 衆議院 本会議 第3号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十四年十一月十三日(火曜日)     —————————————  議事日程 第七号   昭和五十四年十一月十三日     午後二時開議  第一 常任委員選任  第二 常任委員長選挙     ————————————— ○本日の会議に付した案件  日程第一 常任委員選任  日程第二 常任委員長選挙  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる特   別委員会公職選挙法改正に関する調査をな   すため委員二十五人よりなる特別委員会、科   学技術振興対策を樹立するため委員二十五   人よりなる特別委員会石炭に関する対策を   樹立するため委員二十五人よりなる特別委員   会、公害対策並びに環境保全の諸施策を樹   立するため委員二十五人よりなる特別委員   会、物価問題等に関する対策を樹立するため   委員二十五人よりなる特別委員会交通安全   に関する総合対策樹立のため委員二十五人よ   りなる特別委員会、沖繩及び北方問題に関す   る対策樹立のため委員二十五人よりなる特別   委員会及び航空機輸人に関し徹底的に調査し   その真相を解明するため委員三十人よりなる   航空機輸人に関する調査特別委員会設置す   るの件(議長発議)  永年在職議員松澤雄藏君、渡海元三郎君、下   平正一君、田村元君及び石橋政嗣君に対し、   院議をもつて功労表彰することとし、表彰   文は議長に一任するの件(議長発議)     午後二時三十四分開議
  2. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) これより会議を開きます。      ————◇—————  日程第一 常任委員選任
  3. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 日程第一に入ります。  すでに選任されました議院運営委員を除き、その他の常任委員選任を行います。  衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名いたします。  日程第二 常任委員長選挙
  4. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 日程第二に入ります。  すでに選挙されました議院運営委員長を除き、その他の常任委員長選挙を行います。
  5. 玉沢徳一郎

    玉沢徳一郎君 各常任委員長選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
  6. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 玉沢徳一郎君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  議長は、各常任委員長を指名いたします。           内閣委員長 木野 晴夫君     〔拍手〕         地方行政委員長 塩谷 一夫君     〔拍手〕           法務委員長 木村武千代君     〔拍手〕           外務委員長 中尾 栄一君     〔拍手〕           大蔵委員長 増岡 博之君     〔拍手〕           文教委員長 谷川 和穗君     〔拍手〕         社会労働委員長 葉梨 信行君     〔拍手〕         農林水産委員長 内海 英男君     〔拍手〕           商工委員長 塩川正十郎君     〔拍手〕           運輸委員長 古屋  亨君     〔拍手〕           逓信委員長 小林  進君     〔拍手〕           建設委員長 北側 義一君     〔拍手〕           予算委員長 田村  元君     〔拍手〕           決算委員長 高田 富之君     〔拍手〕           懲罰委員長 林  百郎君     〔拍手〕      ————◇—————  特別委員会設置の件
  8. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 特別委員会設置につきお諮りいたします。  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる特別委員会  公職選挙法改正に関する調査をなすため委員二十五人よりなる特別委員会  科学技術振興対策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会  石炭に関する対策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会  公害対策並びに環境保全の諸施策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会  物価問題等に関する対策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会交通安全に関する総合対策樹立のため委員二十五人よりなる特別委員会  沖繩及び北方問題に関する対策樹立のため委員二十五人よりなる特別委員会及び  航空機輸入に関し徹底的に調査しその真相を解明するため委員三十人よりなる航空機輸入に関する調査特別委員会設置いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  ただいま議決せられました九特別委員会委員は追って指名いたします。      ————◇—————  永年在職議員表彰の件
  10. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) お諮りいたします。  本院議員として在職二十五年に達せられました松澤雄藏君、渡海元三郎君、下平正一君、田村元君及び石橋政嗣君に対し、先例により、院議をもってその功労表彰いたしたいと存じます。表彰文議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よりて、さよう決定いたしました。  これより表彰文を順次朗読いたします。議員松澤雄藏君は衆議院議員に当選すること九回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意伸張に努められた  よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕     …………………………………  議員渡海元三郎君は衆議院議員に当選すること九回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意伸張に努められた  よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕     …………………………………  議員下平正一君は衆議院議員に当選すること九回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意伸張に努められた  よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕     …………………………………  議員田村元君は衆議院議員に当選すること九回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし甲意伸張に努められた  よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕     —————————————  議員石橋政嗣君衆議院議員に当選すること九回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意伸張に努められた  よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕  この贈呈方議長において取り計らいます。     —————————————
  12. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) この際、ただいま表彰を受けられました議員諸君登壇を求めます。     〔被表彰議員登壇拍手
  13. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 表彰を受けられました議員諸君を代表して、松澤雄藏君から発言を求められております。これを許します。松澤雄藏君。
  14. 松澤雄藏

    松澤雄藏君 このたび、私ども五名が、本院在職二十五年の永年勤続議員として、院議をもちまして御丁重な表彰の御決議を賜りました。議会人政党人といたしまして、身に余る光栄に存じ、まことに感謝感激にたえない次第であります。(拍手)  ここに、表彰を受けました一同を代表いたしまして、一言お礼言葉を申し上げます。私どもが初めて議席を得ましたのは、終戦後十年の年月が経過いたしました昭和三十年でありまして、戦争によって破壊された国土や人心が落ちつきを取り戻し、ようやく復興と成長の途についた変革と激動の時代でありました。  自来、私どもは、それぞれの主義、主張と立場の違いこそあれ、議会制民主政治確立政治の基本とし、内政にあっては国力、国益の充実国民生活の安定を図り、外にあっては、諸外国と争いを起こさない平和国家への大義名分のもとに、名誉ある国際的地位向上のために、いささかなりとも微力をささげてきたわけであります。  幸いにして国民皆さん一致団結と、困難に必ず打ちかつという、勤勉と努力に対するその結果は、荒廃した敗戦の傷跡を跡形もなくぬぐい去る繁栄した国家の現出と相なり、継続した政局の安定と相まった著しい国力飛躍充実とともに、平和大国経済大国と呼称され、世界各国の垂涎の的にすらなり、いまやわが国は、国際社会において、押しも押されもせぬ重要な地位を占めるに至ったのであります。  しかして、この波乱万丈のこの二十五年を顧みますれば、私どもはもちろん感慨深く、感無量なるものがありますが、今日このような栄誉に浴しますことは、これひとえに御指導を賜りました先輩各位同僚各位の御厚情と、長年にわたる郷土皆さん方の御理解ある御協力、御支援おかげでありまして、この御恩は終生忘れ得るものではなく、改めて心から厚くお礼を申し上げる次第であります。(拍手)  さて、今日わが国が置かれた内外の諸情勢は決してなまやさしいものではありません。政治経済社会、教育、文化、福祉など、どの面をとりましても大きな転換期を迎え、内外に数多くの難問が山積しております。今回の総選挙に示された国民各位の意思と審判は、わが国政治及びわれわれ政治家にとってまことに厳しく、かつ示唆に満ちたものでありました。このような重大時に当たり、私どもは今日の栄誉感激を深く肝に銘じ、三十有余年風雪に耐えてきたわが国議会制民主政治を一段と発展させ、子々孫々に至る幸せの盤石の基礎をつくるためにも、来るべき八〇年代に向かって今後一身をなげうって努力する覚悟でございます。  何とぞ私どもの意のあるところを御理解いただき、今後とも変わらざる御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、お礼言葉といたします。  ありがとうございました。(拍手
  15. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 本日表彰を受けられました他の議員諸君あいさつにつきましては、これを会議録に掲載することといたします。    渡海元三郎君のあいさつ  このたび永年勤続議員として、院議をもって御丁重な表彰決議を賜りました。身に余る光栄であり、感激にたえません。  四半世紀の長きにわたり、引き続き本院に在職し、今日、この栄誉に浴することができましたのも、ひとえに諸先輩同僚議員各位のご指導鞭撻たまものであり、かつまた、郷土播磨皆様方の暖かいご理解と、変らざるご支援おかげであります。衷心より厚くお礼を申し上げます。  かえりみれば、私が初めて本院に議席を得たのは、我が国が戦後の廃墟の中からようやく立ち上がり、再建に向って力強く歩み始めた昭和三十年でありました。然し、未だ社会は安定せず、院の内外においても混乱が続いておりました。私は郷里の町長、県議を経て、総選挙に初出馬した際、民主政治の根本は国民政治に対する信頼であると考え、清い政治、正しい政治確立を強く訴えました。その后、議席を得てまもなくなった歴史的な保守合同により、安定した強力な政治運営が為され、国民努力英智と相まって、我が国は、今や自由世界第二位の経済大国となるまでに繁栄致しました。私もこの間、議会人として皆様の負託に応えるべく、微力を傾けて参ったつもりであります。初出馬の際の誓いをしっかりと胸にきざみこみ、政治倫理確立政治への信頼確保の為、私なり政治の道に真実一路を求めつづけてまいりました。  特に、戦後我が国外交経済の基盤となる安保改定に、清瀬一郎衆議院議長の唯一の側近として取り組み、その実現にいささかなりとも貢献できたことは、終生忘れることのできない思い出であります。  さて、我が国は、戦後の復興発展を経て一九八〇年代を迎えようとする今日、大きな曲がり角にたっております。二十年後にきたる二十一世紀にむけて、今日の平和と繁栄を保ち、国際的地位を高めてまいる為、政治経済社会等全般にわたる課題の解決に、全力を挙げて立ち向かわねばなりません。  今回の栄誉感激を胆に銘じ、議会制民主主義の健全な発展日本繁栄の為に、初心にかえり、引き続き精進と努力を続ける覚悟であります。  先輩同僚各位、並びに郷土の皆々様の一層のご指導とご鞭撻をお願い申し上げ、私のお礼言葉といたします。     …………………………………    下平正一君のあいさつ  ただいま私は永年在職議員として院議をもって表彰のご決議を賜りました。まことに身にあまる光栄であり感謝にたえません。  いま静かに顧みますれば、私が本院に議席を得ましたのは、昭和三十年二月の第二七回総選挙でありました。  以来、今日まで二十五年、九回の選挙の試練、長い国会活動、そしてこの栄誉に浴することができました。感慨無量であります。  このことは、ひとえに先輩同僚議員各位のご厚情をはじめ、郷土長野県のみなさまの深いご理解と、限りないご支援、ご協力の賜と、あらためて、心からお礼申しあげる次第であります。  貧農の家に生れた私は、その日その日の苦しい生活体験から、世の中から戦争をなくして、貧乏と不公平をとりのぞき、農民や勤労者を中心とした新しい世の中を作るために情熱をもやしておりました。  “原爆許すまじ”、平和憲法を守ろうを叫び、非武装、中立、議会制民主主義国民生活向上を訴えて、仲間とともにただ夢中で選挙戦を斗いました。そして最高点で初当選を果し、党員はじめ、支持者のみなさんとともに喜びあいました。  以来、私はただひたすら、日本の平和と民主主義国民生活の安定、そして郷土発展のために努力して参りました。しかし、いまだその初志の目的が達成できないことは残念であり、努力の不足を反省しております。  いま、わが国は、政治経済外交、そして社会のあらゆる面で、きわめて、きびしい情勢にあります。  このときに当り、私は初心にかえり、議会制民主主義の進展、不公平をなくし国民生活の安定、福祉社会実現をめざし、決意をあらたに全力をつくします。  一層のごべんたつをお願い申しあげお礼のご挨拶といたします。     …………………………………    田村 元君のあいさつ  此の度、私が本院議員として、二十五年在職致しました故をもちまして、院議を以て御鄭重なる表彰の御決議を賜りましたことは、議会人として身に余る光栄でございまして、まことに感謝にたえません。  この光栄は、ひとえに先輩同僚議員諸賢の御指導、御鞭撻、ならびに郷里三重県の皆様方の温かい御支援たまものと、厚く御礼申し上げる次第であります。  かえりみますと、私が本院議員に当選致しました当時の日本は、占領時代が終った直後の激動期であり、未曽有の困難の時代でありました。  私は政党政治家として国家再建と、議会制民主政治発展微力をつくしてまいりましたが、往時を省み、今日の国家繁栄の幸せを思う時、只々、感慨無量であります。  私はこれからも、郷土の大先輩尾崎行雄先生濱田國松先生の遺訓を胸に刻み、真面目な政治家として国事にお尽し申し上げる決意であります。  今後も何卒宜しく御指導下さいますよう御願い申し上げまして、御礼の言葉と致します。     …………………………………    石橋政嗣君あいさつ  只今、私が本院議員として二十五年在職したことに対しまして、院議をもって表彰の御決議を賜わりましたことは、身にあまる光栄であり、まことに感謝に堪えません。  私が、このような栄誉に浴することができましたのは、ひとえに郷土長崎県の皆様の終始変らぬ御支援と、諸先輩同僚各位の御指導の賜物であり、ここに衷心よりお礼を申上げる次第であります。  私は世にいう典型的な戦中派の一人であり、幼年期少年期のすべてを戦時下において過して参りました。そして戦争の悲惨さ、敗戦のみじめさを、日常生活軍隊生活外地引揚体験を通じて詳さに知ったのであります。そこから生れた私の政治活動の原点は、「二度と戦争をしてはならない。させてはならない。まきこまれてはならない」の一点であるといってよいと思います。  長崎県議会議員としての一時期を経て、私が初めて本院に議席を与えられましたのは、昭和三十年二月、鳩山内閣の時であり、丁度本格的な再軍備が始まった直後でありました。  以来二十五年、この面での変貌はまさに驚くべきものがありますが、私は初心を忘れることなく、これからも平和と民主主義、そして国民生活安定向上のために全力を尽くしたいと思うものであります。一層の御鞭撻をお願い申上げましてお礼言葉と致します。      ————◇—————
  16. 灘尾弘吉

    議長灘尾弘吉君) 本日は、これにて散会いたします。     午後二時四十八分散会