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1979-09-06 第88回国会 衆議院 内閣委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日昭和五十四年八月三十日)(木曜 日)(午前零時現在)における本委員は、次のと おりである。    委員長 藏内 修治君   理事 唐沢俊二郎君 理事 小宮山重四郎君    理事 竹中 修一君 理事 村田敬次郎君    理事 岩垂寿喜男君 理事 上原 康助君    理事 新井 彬之君 理事 吉田 之久君       逢沢 英雄君    稲垣 実男君       宇野  亨君    越智 通雄君       関谷 勝嗣君    中馬 辰猪君       塚原 俊平君    福田  一君       藤尾 正行君    増田甲子七君       森  喜朗君    上田 卓三君       岡田 春夫君    栂野 泰二君       八百板 正君    山花 貞夫君       市川 雄一君    鈴切 康雄君       受田 新吉君    柴田 睦夫君       中川 秀直君 ――――――――――――――――――――― 昭和五十四年九月六日(木曜日)     午前十一時五十九分開議  出席委員    委員長 藏内 修治君   理事 唐沢俊二郎君 理事 小宮山重四郎君    理事 竹中 修一君 理事 吉田 之久君       逢沢 英雄君    北川 石松君       始関 伊平君    関谷 勝嗣君       西田  司君    藤尾 正行君       村上 茂利君    森   清君       市川 雄一君    鈴切 康雄君       永末 英一君    柴田 睦夫君       中川 秀直君  出席国務大臣         国 務 大 臣         (総理府総務長         官)      三原 朝雄君  出席政府委員         総理府総務副長         官       住  栄作君         内閣総理大臣官         房管理室長   小野佐千夫君         総理府人事局長 菅野 弘夫君         総理府恩給局長 小熊 鐵雄君  委員外出席者         内閣委員会調査         室長      山口  一君     ――――――――――――― 委員の異動 九月六日  辞任         補欠選任   宇野  亨君     森   清君   越智 通雄君     始関 伊平君   中馬 辰猪君     村上 茂利君   塚原 俊平君     西田  司君   森  喜朗君     北川 石松君   受田 新吉君     永末 英一君 同日  辞任         補欠選任   北川 石松君     森  喜朗君   始関 伊平君     越智 通雄君   西田  司君     塚原 俊平君   村上 茂利君     中馬 辰猪君   森   清君     宇野  亨君   永末 英一君     受田 新吉君     ――――――――――――― 八月三十一日  恩給法等の一部を改正する法律案内閣提出第  二号)  外務省設置法の一部を改正する法律案内閣提  出第三号)  在外公館の名称及び位置並びに在外公館勤務  する外務公務員給与に関する法律の一部を改  正する法律案内閣提出第四号)  許可、認可等の整理に関する法律案内閣提出  第八号) 九月三日  国家公務員法の一部を改正する法律案上原康  助君外六名提出衆法第一号) 同日  傷病恩給等改善に関する請願羽田孜君紹  介)(第五一号)  旧勲章叙賜者名誉回復に関する請願(稻村佐  近四郎紹介)(第八一号)  同(唐沢俊二郎紹介)(第八二号)  同(藏内修治紹介)(第八三号)  同(小宮山重四郎紹介)(第八四号)  同(村田敬次郎紹介)(第八五号)  同(中川秀直紹介)(第一三〇号)  恩給法等の一部を改正する法律案成立促進等  に関する請願外二件(上村千一郎君外一名紹  介)(第八六号)  同(江崎真澄君外一名紹介)(第八七号)  同外二件(久野忠治紹介)(第八八号)  恩給法等の一部を改正する法律案成立促進等に  関する請願海部俊樹紹介)(第八九号)  同外四件(丹羽久章紹介)(第九〇号)  同和対策事業特別措置法の一部改正における附  帯決議事項早期実現に関する請願羽田孜君  紹介)(第九一号)  元陸海軍従軍看護婦処遇に関する請願(前尾  繁三郎紹介)(第九二号)  同(松澤雄藏紹介)(第九三号) 同月六日  恩給法改正促進等に関する請願外九十三件(  斉藤滋与史君紹介)(第一三一号)  恩給法等の一部を改正する法律案成立促進等に  関する請願外四件(上村千一郎君外一名紹介)  (第一三二号)  同外十九件(江崎真澄君外一名紹介)(第一三  三号)  同外二十件(久野忠治紹介)(第一三四号)  同外十七件(中野四郎君外一名紹介)(第一三  五号)  同外一件(稲垣実男紹介)(第一四六号)  元陸海軍従軍看護婦処遇に関する請願(佐藤  守良君紹介)(第一三六号)  同(不破哲三紹介)(第一四九号)  同(安宅常彦紹介)(第一六七号)  同(有島重武君紹介)(第一六八号)  同(飯田忠雄紹介)(第一六九号)  同(石川要三紹介)(第一七〇号)  同(岩垂寿喜男紹介)(第一七一号)  同(鈴木強紹介)(第一七二号)  恩給法等の一部を改正する法律案成立促進等  に関する請願外二件(中野四郎君外一名紹介)  (第一三七号)  同(稲垣実男紹介)(第一四五号)  台湾残置私有財産補償に関する請願江藤隆美  君紹介)(第一四七号)  傷病恩給等改善に関する請願左藤恵君紹  介)(第一四八号)  旧勲章叙賜者名誉回復に関する請願吉田之  久君紹介)(第一五〇号)  旧国際電気通信株式会社社員期間恩給等通算  に関する請願鈴木強紹介)(第一七三号)  恩給共済年金受給者処遇改善に関する請願  (藤田高敏紹介)(第一七四号)  インドシナ半島の難民救済に関する請願(福永  一臣君紹介)(第一七五号) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 九月三日  青少年健全育成対策強化に関する陳情書外一  件  (第一号)  同和対策事業特別措置法の一部改正における附  帯決議事項早期実現に関する陳情書外一件  (第二号)  青少年自殺防止対策に関する陳情書  (第三号) 同月六日  国際児童年に関する陳情書  (第九一号)  靖国神社の公式参拝等に関する陳情書外五件  (第九二号)  恩給法等の一部を改正する法律案成立促進等に  関する陳情書外二件  (第九三号)  同和対策事業特別措置法強化等に関する陳情  書外四件  (第九四号) は本委員会に参考送付された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  恩給法等の一部を改正する法律案内閣提出第  二号)      ――――◇―――――
  2. 藏内修治

    藏内委員長 これより会議を開きます。  ただいま日本社会党委員の御出席がありません。ただいま委員長から事務局に命じ、御出席方を強く要請いたしております。しばらくお待ちください。――社会党委員の御出席方を強く要請いたしましたが、御出席がありませんので、やむを得ず議事を進めます。  恩給法等の一部を改正する法律案議題といたします。  趣旨説明を求めます。三原総理府総務長官。     ―――――――――――――  恩給法等の一部を改正する法律案     〔本号末尾掲載〕     ―――――――――――――
  3. 三原朝雄

    三原国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額増額するとともに、戦没者等遺族傷病者及び老齢者処遇改善を図るほか、旧軍人等加算年恩給年額計算への算入要件緩和等措置を講じ、恩給受給者に対する処遇の一層の充実を図ろうとするものであります。  次に、この法律案概要について御説明申し上げます。  この法律案による措置の第一点は、恩給年額増額であります。  これは、昭和五十三年度における公務員給与改善基礎として、昭和五十四年四月から、恩給年額増額しようとするものであります。また、公務関係扶助料最低保障額傷病恩給基本年額等につき、同年六月からさらに特別の増額を行い、公務扶助料については遺族加算を含み年額九十九万円を保障することといたしております。  その第二点は、普通恩給等最低保障改善であります。  これは、昭和五十四年四月から、長期在職老齢者普通恩給最低保障額を六十四万七千円に引き上げる等、普通恩給及び普通扶助料最低保障額を引き上げるほか、同年六月から、六十歳以上の者または寡婦加算の対象となる子を有する妻に支給する普通扶助料最低保障額について特段措置を講ずるとともに、さらに同年十月から、普通扶助料最低保障に係る年齢制限を廃止しようとするものであります。  その第三点は、寡婦加算及び遺族加算増額であります。  これは、普通扶助料を受ける妻に係る寡婦加算及び公務関係扶助料を受ける者に係る遺族加算の額を引き上げようとするものであります。  その第四点は、旧軍人等加算年年額計算への算入要件緩和であります。  これは、旧軍人等加算年普通恩給年額計算基礎在職年に算入する場合における年齢要件緩和し、六十歳以上六十五歳未満の者についてもこの算入措置を及ぼそうとするものであります。  その第五点は、介護を要する重症者に対する特別加給増額であります。  これは、第二項症以上の増加恩給または特例傷病恩給受給者に給する特別加給年額を十八万円に引き上げようとするものであります。  その第六点は、八十歳以上の高齢者に対する算出率特例措置改善であります。  これは、八十歳以上の者に給する普通恩給または扶助料については、その算出率特例措置における三百分の二に係る年数の上限である十三年を廃止しようとするものであります。  以上のほか、扶養加給増額短期在職の旧軍人等に対する仮定俸給改善、旧海軍特務士官及び准士官仮定俸給改善代用教員期間通算等所用改善を行うこととしております。  なお、以上の措置については、公務員給与改善に伴う恩給年額及び扶養加給増額並びに普通恩給最低保障額増額昭和五十四年四月から、その他の改善措置は同年六月から、ただし、普通扶助料最低保障に係る年齢制限の廃止、旧海軍特務士官及び准士官仮定俸給改善、旧軍人等加算年年額計算への算入要件緩和及び代用教員期間通算については同年十月から、それぞれ実施することといたしております。  以上が、この法律案提案理由及びその内容概要でありますが、この法律案は、前国会に提案した内容を変更することなく提案するものであります。  何とぞ慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いいたします。(拍手
  4. 藏内修治

    藏内委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  ちょっと速記をとめて。     〔速記中止
  5. 藏内修治

    藏内委員長 速記を起こして。     ―――――――――――――
  6. 藏内修治

    藏内委員長 これより質疑に入ります。
  7. 唐沢俊二郎

    唐沢委員 本案に対する質疑を省略し、直ちに採決せられんことを望みます。
  8. 藏内修治

    藏内委員長 ただいまの唐沢君の動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  9. 藏内修治

    藏内委員長 起立多数。よって、さよう決しました。     ―――――――――――――
  10. 藏内修治

    藏内委員長 恩給法等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  11. 藏内修治

    藏内委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     ―――――――――――――
  12. 藏内修治

    藏内委員長 ただいま可決いたしました本案に対し、唐沢俊二郎君、鈴切康雄君、吉田之久君及び中川秀直君から、附帯決議を付すべしとの動議提出されております。  提出者から趣旨説明を求めます。鈴切康雄君。
  13. 鈴切康雄

    鈴切委員 恩給受給者はすべて高齢者ばかりであります。この持続的な物価値上げの中で、恩給法改正を一日千秋の思いで待ちわびながら、不幸にしてこの世を去っていかれる方々が月々約五千人に及んでおります。われわれはこの事態にかんがみ、一刻も早く恩給法改正して、この方々にこたえたいと思います。  そこで、ただいま議題となりました自由民主党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブ、各派共同提案に係る恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。  一 恩給の実施時期については、現職公務員給与より一年の遅れがあるので、遅れをなくすよう特段配慮をするとともに各種改善を同時期に一体化して実施するよう努めること。  一 恩給最低保障額については、引き続きその引上げ等その改善を図ること。  一 扶助料については、さらに給付水準実質的向上を図ること。  一 加算年事務処理については、速やかに措置できるよう特段配慮を行うこと。  一 戦地勤務に服した旧陸海軍看護婦については、旧日赤看護婦に準じ、適切な処遇措置を講ずること。  一 恩給受給者に対する老齢福祉年金支給制限を撤廃すること。   右決議する。  本案趣旨につきましては、委員各位はすでに御承知のことと存じますので、よろしく御賛成くださいますようお願い申し上げます。(拍手
  14. 藏内修治

    藏内委員長 以上で趣旨説明は終わりました。  本動議に対し、別に発言の申し出もありませんので、これより採決いたします。  本動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  15. 藏内修治

    藏内委員長 起立総員。よって、唐沢俊二郎君外三名提出動議のとおり附帯決議を付することに決しました。  この際、総理府総務長官から発言を求められておりますので、これを許します。三原総理府総務長官
  16. 三原朝雄

    三原国務大臣 ただいま御決議になりました事項につきましては、十分検討してまいりたいと存じます。ありがとうございました。(拍手)     ―――――――――――――
  17. 藏内修治

    藏内委員長 なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 藏内修治

    藏内委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     ―――――――――――――     〔報告書は附録に掲載〕     ―――――――――――――
  19. 藏内修治

    藏内委員長 本日は、これにて散会いたします。     午後零時十二分散会      ――――◇―――――