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1978-03-31 第84回国会 参議院 本会議 第12号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十三年三月三十一日(金曜日)    午後零時九分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第十二号   昭和五十三年三月三十一日    正午開議  第一 千九百七十年六月十九日にワシントンで   作成された特許協力条約締結について承認   を求めるの件(衆議院送付)  第二 沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正す   る法律案内閣提出衆議院送付)  第三 有価証券取引税法の一部を改正する法律   案(内閣提出衆議院送付)  第四 租税特別措置法及び国税収納金整理資金   に関する法律の一部を改正する法律案内閣   提出衆議院送付)  第五 森林組合合併助成法の一部を改正する法   律案内閣提出衆議院送付)  第六 計量法の一部を改正する法律案内閣提   出)  第七 義務教育学校施設費国庫負担法の一部   を改正する法律案内閣提出衆議院送付)  第八 放送法第三十七条第二項の規定基づ   き、承認を求めるの件(衆議院送付)  第九 地方税法の一部を改正する法律案内閣   提出衆議院送付)  第一〇 法務省設置法の一部を改正する法律案   (内閣提出衆議院送付)     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、日程第一より第一〇まで  一、公害健康被害補償法の一部を改正する法律   案(内閣提出衆議院送付)      ——————————
  2. 安井謙

    議長安井謙君) これより会議を開きます。  日程第一 千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約締結について承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。外務委員長安孫子藤吉君。    〔安孫子藤吉登壇拍手
  3. 安孫子藤吉

    安孫子藤吉君 ただいま議題となりました特許協力条約につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告をいたします。  従来、同一発明について複数の国で特許等取得しようとする場合には、出願人各国語出願書類を作成し、各国ごと出願手続をとらなければならず、他方、各国特許庁は、同一発明であっても、それぞれ独自に調査審査を行っていたものであります。  かかる状況を改善するため、この条約は、締約国国民自国特許庁自国語で国際出願することができ、これが受理されれば、出願人の指定する外国においても正規の出願としての効果が与えられることを定めるとともに、その出願に対する国際調査制度等について規定したものであります。  委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。  昨三十日、質疑を終え、別に討論もなく、採決の結果、本件全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  以上御報告いたします。(拍手
  4. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本件承認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  5. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本件全会一致をもって承認することに決しました。      ——————————
  6. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第二 沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。沖繩及び北方問題に関する特別委員長岡田広君。    〔岡田広登壇拍手
  7. 岡田広

    岡田広君 ただいま議題となりました沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案について、沖繩及び北方問題に関する特別委員会における審査経過及び結果について御報告いたします。  沖繩振興開発金融公庫は、日本開発銀行、国民金融公庫農林漁業金融公庫中小企業金融公庫などの一銀行六公庫の業務を一元的に行う総合公庫として、沖繩本土復帰とともに設立され、沖繩における経済振興社会開発のために必要な資金を融通しているのでありますが、本案は、産業振興開発をさらに積極的に促進するため、沖繩振興開発金融公庫に対して、従来の融資機能のほかに、新たに民間企業に対する出資機能及び債務保証機能を付与することとし、そのための規定整備を図ろうとするものであります。  委員会におきましては、公庫出資対象と予想される各種プロジェクト構想資金間の資金流用実情沖繩振興開発計画後期課題失業者対策及び水資源確保対策等について熱心な質疑がなされましたが、その詳細は会議録に譲ることを御了承願います。  質疑を終わり、討論に入りましたが、別に発言もなく、採決の結果、本案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。なお、本案に対しては、公庫運営に地元の意向を十分反映させること、公庫融資については特に中小零細企業向け資金を十分確保し、利用し易いよう配慮すること、公庫出資及び債務保証を行うに当たっては地場産業振興開発及び雇用の拡大など県民生活向上につながるよう配慮することという附帯決議を行っております。  以上御報告を終わります。(拍手
  8. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  9. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  10. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第三 有価証券取引税法の一部を改正する法律案  日程第四 租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上両案を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。大蔵委員長嶋崎均君。    〔嶋崎均登壇拍手
  11. 嶋崎均

    嶋崎均君 ただいま議題となりました両案につきまして、委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  両案は、いずれも、最近における財政事情社会経済情勢の推移に顧み、今次税制改正一環としてとられたものであります。  まず、有価証券取引税法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、株券等に係る有価証券取引税税率を、一般の譲渡の場合は現行の一万分の三十から一万分の四十五に、証券会社が売買により譲渡する場合は現行の一万分の十二から一万分の十八に、それぞれ引き上げるほか、登録公社債譲渡について所要規定整備を図ろうとするものであります。  委員会におきましては、有価証券取引税税率水準あり方有価証券譲渡益に対する課税強化の問題、公社債大量発行下における公社債市場育成方向等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。  質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本案に対し、有価証券譲渡益に対する課税強化検討すべきである旨の各派共同提案に係る附帯決議が付されました。  次に、租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、税負担公平確保の見地から租税特別措置の一層の整理合理化を推進するとともに、内需拡大等の観点から設備投資及び住宅建設促進のための諸措置を講ずるほか、税収の年度所属区分変更等を行おうとするものであります。  すなわち、企業関係特別措置については、公害防止準備金等十一項目廃止及び価格変動準備金積立率引き下げ等、既存の特別措置整理合理化を行うとともに、外国子会社等を通ずる租税回避行為を防止するためのタックスヘーブン対策税制を導入する一方、省エネルギー設備等特定機械設備取得した場合の税額控除制度認定中小企業者欠損金の繰り戻しによる還付の特例制度を設けることとしております。  また、住宅建設促進及び優良宅地供給等に資するため、民間金融機関等融資等を受けて住宅取得した者に係る住宅取得控除額を引き上げ、土地譲渡益重課適用除外要件である適正利益要件適正価格要件に改めることとするほか、揮発油税税率特例等期限の到来する特別措置について、実情に応じその適用期限を延長する等、所要措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、所得税減税公共事業との経済効果の相違、新増税を含めた今後の財源調達及び財政運営あり方利子配当課税及び社会保険診療報酬課税是正についての政府見解等の諸問題について質疑が行われたほか、参考人意見を聴取いたしましたが、その詳細は会議録に譲ります。  質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本社会党を代表して福間知之委員より、公明党を代表して塩出啓典委員より、日本共産党を代表して渡辺武委員より、民社党を代表して中村利次委員よりそれぞれ反対、自由民主党・自由国民会議を代表して細川護煕委員より賛成する旨の意見が述べられました。  討論を終わり、本案について採決の結果、可否同数となりましたので、委員長これを決し、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本案に対し、各種準備金等についての特例措置整理合理化法人課税基本的あり方についての検討利子配当所得総合課税化検討等十二項目にわたり、その推進に努めるべきである旨の各派共同提案に係る附帯決議が付されました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  12. 安井謙

    議長安井謙君) 租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に対し、討論の通告がございます。発言を許します。穐山篤君。    〔穐山篤登壇拍手
  13. 穐山篤

    穐山篤君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました租税特別措置法などの一部を改正する法律案に対し、これに強く反対する態度を表明し、反対討論を行うものであります。(拍手)  まず第一は、今日国民は、税の不公正、不公平に対してきわめて強い不満を持っています。にもかかわらず、政府は今回もこれに全くこたえていないという点であります。  すなわち、税調答申さえもつまみ食いを行い、積極的に税金抜本的見直しを行おうとしていない態度は、全く遺憾のきわみであります。国民税金に対します率直な意識は、所得税が高い、大企業に手厚い保護を与えている、特別措置が偏っている、医師特例にいまだ手をつけていない、さらに、徴税漏れや脱税などを放置をしているなど、数え上げれば枚挙にいとまはありません。このような厳しい国民世論に対処するためには、まず不公正税制切開手術に着手することが先決であります。今回の特別措置九十一項目中、廃止がたったの十一項目、縮減が二十六項目のみを見ても明らかであります。したがいまして、当面、政策減税につきましては速やかに全廃をする、あるいは全面的に見直し実施をする、このことを明言することが必要ではないでしょうか。  特にこの際指摘をしなければなりませんのは、いわゆる医師優遇措置についてであります。今回もたな上げをいたしましたことは言語道断であります。この措置は確かに議員立法によるものではありますけれども、今日ではひとしく国民注目政治課題であり、したがって、与党の態度いかんにかかわらず、まず政府みずからが進んで今年中にこれを必ず廃止することを国民の前に公約することが、税制税金に関する国民の信頼を回復する手がかりであります。いまや総理大臣の決断が問われなければならないと強く考えるところであります。  次に、景気刺激一環といたしまして、住宅ローン減税法人土地譲渡益重課の緩和につきましても、本来安定的な宅地供給政策がなければその実効は期待ができず、かえって、最近の傾向では、思惑も絡みまして土地価格の値上がりを促進をしておるのであります。長期にわたり不良土地を抱え金利に追われました一部悪徳業者に対する甘い措置は断じて許すわけにはいきません。  また、今回の改正を契機といたしまして、大手業者は、土地宅地住宅などで中小業者の分野にも進出する危険を一層はらんでいる点について注目しなければならないと思うわけであります。今回の改正措置を基礎にいたしまして、宅地百八十五平米、建物九十平米をモデルとして見た場合に、新築住宅二千百万円の支払いに対しまして税金は三十四万四千円となります。一方、中古住宅を千七百万円で取得した場合には、その税金は六十八万円となるわけであります。このような重大な矛盾を放置したままの土地住宅減税は一層不公平を拡大することになると思うわけであります。住宅取得増改築など庶民のささやかな減免要求に対しましても十分こたえておらず、相変わらず庶民の夢をぶち壊したと言うことができます。  次に、きわめて評判の悪い今回の改正措置の中にありまして、タックスヘーブン対策税制は唯一のヒットでありましょう。しかし、これにいたしましても実施がまことに遅過ぎると考えます。また、適確に徴税することができるかどうかについても大きな課題を残しているわけであります。高度成長期に先を争って海外に子会社を設立し、隠し利益に狂奔したときにこそ課税して初めて、その効果はあったのではないでしょうか。これも、政府の不公正税制改善への意欲が欠如していた何よりの証左であろうと思うわけであります。  第五に指摘しなければならない点は、今後の税金に対します政府態度であります。  政府は、さきに今後の「財政収支について」というものを発表し、しきりに大増税の時来ると宣伝をし、国民を無理やり増税やむなしの世論の誘導を行っておりまけすれども、全く不遜な態度と言わなければなりません。今年度も、取りやすい酒税の引き上げに手をつけると同時に、使用目的昭和五十三年三月三十一日 参議院会議録第十一限定した石油税の創設が準備されています。しかし、いまや天の声は、まず徹底的に不公正是正に取り組み、景気回復策の重大な支えとしての所得税減税を大胆に断行することであります。さもなければ、最近の歌の題名ではありませんけれども、「勝手にしゃがれ」という気持ちに国民を追いやることになりかねません。  カーター大統領は、一九七八年経済報告の中で、アメリカ経済回復を図り、企業投資拡大を図るためにも、個人の所得税で百七十億ドル、法人税で六十億ドル、合計しましてほぼ二百五十億ドルに上る減税を新年度から実行に移すと提起をしております。これは邦貨にいたしまして六兆円程度になり、予算規模に対し六%の割合を占めることになります。仮にこの考え方を日本に当てはめてみるならば、約二兆円相当額減税になると考えるわけであります。福田総理も、カーター大統領の英知に学んだらどうだろうかというふうに考えるところであります。今日こそ発想の転換と実行日本を救う政治姿勢と考えます。  さて、わが党は、すでに本年度の不公正是正所得税減税あり方について方針を明らかにし、その財源確保についても態度を内外に発表したところでありましたが、当面緊急事態に対処するために、野党五党によります一兆二千億円に上る減税要求を行ったのであります。これに対します政府の回答は、わずか三千四百億円であります。すなわち、政府試案による所得減税三千億円は、標準世帯で一万五千円の戻し税となるわけであります。しかし、一方、預貯金金利引き下げ計画によるならば、一世帯当たり二万円を超える利子の目減りとなり、減税以上の減収が明らかであります。これでは国民生活の安定、消費購買力向上にならないとともに、景気浮揚の足を引っ張る結果となります。いまからでも遅くないと思います。野党の示す一兆二千億円減税に踏み切るべきであると考えるわけであります。先ほど委員長の御報告にもありましたように、今回の改正に伴う附帯決議が何と十二項目にわたって可決されております。
  14. 安井謙

    議長安井謙君) 穐山君、時間が超過しておりますから、簡潔に願います。
  15. 穐山篤

    穐山篤君(続) このことを見ましても、大きく裏づけているものであります。  最後に強調しなければならない点は、五十二年、五十三年予算編成を通しまして、政府の一貫した態度は、もっぱら財源確保のみに終始しているのが特徴であります。大量の国債の発行決算調整資金の新設、巨額の予備費、かてて加えて国税収納金区分変更など、一連の異例措置を次々ととろうとしている点であります。これは、予算編成技術といたしましては近年まれに見る才覚とは言えますけれども、財政法規定する精神や趣旨を形骸化しようとするもので、全く納得できません。今日ほど、節度ある健全財政の確立、財政民主主義が強く要求されているときはありません。
  16. 安井謙

    議長安井謙君) 穐山君、時間が超過しております。簡単に願います。
  17. 穐山篤

    穐山篤君(続) これら異例ずくめ事態をつくった政府の責任を強く追及をして、私の反対討論を終わります。(拍手
  18. 安井謙

    議長安井謙君) これにて討論は終局いたしました。  これより採決をいたします。  まず、有価証券取引税法の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  19. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  20. 安井謙

    議長安井謙君) 次に、租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案採決をいたします。  表決は記名投票をもって行います。本案賛成諸君白色票を、反対諸君青色票を、御登壇の上、御投票を願います。  議場閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。    〔議場閉鎖〕    〔参事氏名点呼〕    〔投票執行
  21. 安井謙

    議長安井謙君) 投票漏れはございませんか。——投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。    〔投票箱閉鎖
  22. 安井謙

    議長安井謙君) これより開票いたします。投票参事に計算させます。議場開鎖を命じます。    〔議場開鎖〕    〔参事投票を計算〕
  23. 安井謙

    議長安井謙君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百二十三票   白色票           百二十五票   青色票            九十八票  よって、本案は可決されました。(拍手)      ——————————   〔参照〕  賛成者白色票氏名      百二十五名       安孫子藤吉君    青井 政美君       浅野  拡君    井上 吉夫君       伊江 朝雄君    岩動 道行君       石破 二朗君    石本  茂君       糸山英太郎君    稲嶺 一郎君       岩上 二郎君    岩崎 純三君       上原 正吉君    植木 光教君       江藤  智君    衛藤征士郎君       遠藤  要君    遠藤 政夫君       小澤 太郎君    大石 武一君       大島 友治君    大鷹 淑子君       大谷藤之助君    岡田  広君       長田 裕二君    加藤 武徳君       梶木 又三君    金井 元彦君       金丸 三郎君    上條 勝久君       亀井 久興君    亀長 友義君       河本嘉久蔵君    木村 睦男君       北  修二君    久次米健太郎君       楠  正俊君    熊谷太三郎君       熊谷  弘君    源田  実君       小林 国司君    古賀雷四郎君       後藤 正夫君    郡  祐一君       佐々木 満君    佐藤 信二君       斎藤栄三郎君    斎藤 十朗君       坂野 重信君    坂元 親男君       山東 昭子君    志村 愛子君       嶋崎  均君    下条進一郎君       新谷寅三郎君    菅野 儀作君       鈴木 正一君    鈴木 省吾君       世耕 政隆君    園田 清充君       田代由紀男君    田原 武雄君       高橋 圭三君    高橋 誉冨君       高平 公友君    竹内  潔君       玉置 和郎君    塚田十一郎君       土屋 義彦君    寺下 岩蔵君       戸塚 進也君    徳永 正利君       内藤誉三郎君    中西 一郎君       中村 啓一君    中村 太郎君       中村 禎二君    中山 太郎君       永野 嚴雄君    夏目 忠雄君       鍋島 直紹君    成相 善十君       西村 尚治君    野呂田芳成君       長谷 川信君    秦野  章君       初村滝一郎君    鳩山威一郎君       林  寛子君    林  ゆう君       原 文兵衛君    桧垣徳太郎君       平井 卓志君    福岡日出麿君       福島 茂夫君    藤井 裕久君       藤川 一秋君    藤田 正明君       二木 謙吾君    降矢 敬義君       降矢 敬雄君    細川 護煕君       堀内 俊夫君    堀江 正夫君       真鍋 賢二君    前田 勲男君       増岡 康治君    増田  盛君       町村 金五君    丸茂 重貞君       三善 信二君    宮田  輝君       最上  進君    望月 邦夫君       森下  泰君    八木 一郎君       安田 隆明君    山崎 竜男君       山内 一郎君    山本 富雄君       吉田  実君    有田 一寿君       柿澤 弘治君    森田 重郎君       河野 謙三君     —————————————  反対者青色票氏名      九十八名       阿具根 登君    赤桐  操君       茜ケ久保重光君    秋山 長造君       穐山  篤君    案納  勝君       上田  哲君    小野  明君       大木 正吾君    大塚  喬君       大森  昭君    粕谷 照美君       片岡 勝治君    勝又 武一君       川村 清一君    久保  亘君       栗原 俊夫君    小谷  守君       小柳  勇君    小山 一平君       坂倉 藤吾君    志苫  裕君       瀬谷 英行君    田中寿美子君       高杉 廸忠君    竹田 四郎君       対馬 孝且君    寺田 熊雄君       戸叶  武君    野口 忠夫君       野田  哲君    浜本 万三君       広田 幸一君    福間 知之君       松前 達郎君    松本 英一君       村沢  牧君    村田 秀三君       目黒今朝次郎君    森下 昭司君       矢田部 理君    安恒 良一君       山崎  昇君    和田 静夫君       阿部 憲一君    相沢 武彦君       和泉 照雄君    内田 善利君       太田 淳夫君    柏原 ヤス君       上林繁次郎君    桑名 義治君       小平 芳平君    塩出 啓典君       渋谷 邦彦君    白木義一郎君       鈴木 一弘君    田代富士男君       多田 省吾君    中尾 辰義君       中野  明君    二宮 文造君       馬場  富君    原田  立君       藤原 房雄君    三木 忠雄君       峯山 昭範君    宮崎 正義君       矢追 秀彦君    矢原 秀男君       渡部 通子君    小笠原貞子君       沓脱タケ子君    小巻 敏雄君       下田 京子君    立木  洋君       内藤  功君    橋本  敦君       安武 洋子君    山中 郁子君       渡辺  武君    柄谷 道一君       木島 則夫君    栗林 卓司君       三治 重信君    田渕 哲也君       中村 利次君    藤井 恒男君       向井 長年君    柳澤 錬造君       和田 春生君    青島 幸男君       喜屋武眞榮君    山田  勇君       江田 五月君    田  英夫君       秦   豊君    前島英三郎君      ─────・─────
  24. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第五 森林組合合併助成法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。農林水産委員長鈴木省吾君。    〔鈴木省吾登壇拍手
  25. 鈴木省吾

    鈴木省吾君 ただいま議題となりました法律案について、農林水産委員会における審査経過と結果を御報告いたします。  本案は、森林組合の合併につき、現行法の適用を受ける合併及び事業経営計画の認定を都道府県知事から受ける申請の期限が本年三月末となっておりますのを、五カ年間延長して、昭和五十八年三月末までにしようとするものであります。  委員会におきましては、林業の一般情勢、既往の合併の実績、今後の認定基準や合併目標等が問題になりました。  質疑を終わり、別に討論もなく、採決の結果、本案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  右御報告いたします。(拍手
  26. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  27. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  28. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第六 計量法の一部を改正する法律案内閣提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。商工委員長楠正俊君。    〔楠正俊君登壇拍手
  29. 楠正俊

    ○楠正俊君 ただいま議題となりました計量法の一部を改正する法律案について、商工委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、国際度量衡総会の決議等に基づき、計量単位について所要の追加を行うとともに、公害計測の充実のため必要な計量器の範囲を拡大し、あわせて計量器製造事業の登録等の手数料を改定しようとするものであります。  委員会におきましては、計量行政の方向と改正案の内容、公害計測の適正化に関する問題等について熱心な質疑が行われましたが、詳細は会議録に譲ります。  質疑を終わり、討論なく、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本案に対し、対馬理事より、計量単位の普及対策等三項目にわたる各会派共同の附帯決議案が提出され、全会一致をもってこれを本委員会の決議とすることに決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  30. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  31. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  32. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第七 義務教育学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。文教委員長吉田実君。    〔吉田実君登壇拍手
  33. 吉田実

    ○吉田実君 ただいま議題となりました法律案について、文教委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、児童生徒急増市町村が設置する小中学校の校舎の新増築費に係る国の負担割合を三分の二に引き上げる措置を引き続き昭和五十七年度まで継続し、もって、公立文教施設整備促進と関連市町村の財政負担の軽減を図ろうとするものであります。  委員会におきましては、市町村の超過負担、屋内運動場・用地及び危険校舎の整備促進宅地開発に伴う文教施設整備あり方、高校対策などの諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願いたいと存じます。  質疑を終わり、討論もなく、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上御報告を申し上げます。(拍手
  34. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  35. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決されました。      ─────・─────
  36. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第八 放送法第三十七条第二項の規定基づき、承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。逓信委員長栗原俊夫君。    〔栗原俊夫登壇拍手
  37. 栗原俊夫

    ○栗原俊夫君 ただいま議題となりました案件について、逓信委員会における審査経過並びに結果を御報告いたします。  その概要を申し上げますと、まず、収支予算につきましては、事業収支は二十九億四千万円の赤字となっており、これは前二カ年度よりの繰越金をもって補てんすることにしております。また、事業計画におきましては、その重点を、視聴者意向の積極的吸収と事業運営面への的確な反映、難視聴解消のための中継局等の建設、放送番組の充実刷新、特に総合テレビの夜間番組の大幅刷新、受信料の確実な収納を図るための営業活動の強化等に置いているほか、受信料免除対象の一部を廃止することとしております。  委員会におきましては、今後の経営見通し、公共放送としての番組編成のあり方、高層ビルなどによる受信障害の解消対策、受信料不払い対策等の諸問題について活発な質疑が行われました。  質疑を終え、採決の結果、本件全会一致をもってこれを承認すべきものと決定いたしました。  なお、本件に対し、委員会全会一致をもって七項目にわたる附帯決議を付することといたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  38. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本件承認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  39. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本件全会一致をもって承認することに決しました。      ——————————
  40. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第九 地方税法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。地方行政委員長金井元彦君。    〔金井元彦君登壇拍手
  41. 金井元彦

    ○金井元彦君 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会における審査経過及び結果を御報告いたします。  本法律案は、地方税負担の現状と地方財政実情とにかんがみ、地方税負担の適正化及び地方税源の充実強化を図るため、法人の住民税均等割の税率及び都市計画税の制限税率の引き上げ並びに電気税の非課税措置等の整理合理化を行うとともに、料理飲食等消費税の基礎控除額及びガス税の免税点の引き上げ、特別土地保有税の課税の合理化のための措置を講ずる等の所要改正を行おうとするものであります。  委員会におきましては、今後における地方税源充実の方法、法人事業税の外形標準課税の導入と一般消費税構想との関連、高速有料道路に対する固定資産税の課税問題、土地政策と特別土地保有税の合理化の意義、電気税の課税のあり方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。  質疑を終わり、討論に入りましたところ、日本社会党を代表して野口委員より反対、自由民主党・自由国民会議を代表して望月委員より賛成、公明党を代表して阿部委員より反対日本共産党を代表して沓脱委員より反対、民社党を代表して向井委員より反対意見がそれぞれ述べられ、採決の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本案に対しては、地方自治体の自主財源充実のための国・地方間の税源配分の再検討、個人住民税の負担の軽減、産業用電気税等の非課税措置整理合理化等九項目にわたる附帯決議を行っております。  以上御報告いたします。(拍手
  42. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  表決は記名投票をもって行います。本案賛成諸君白色票を、反対諸君青色票を、御登壇の上、御投票を願います。  議場閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。    〔議場閉鎖〕    〔参事氏名点呼〕    〔投票執行
  43. 安井謙

    議長安井謙君) 投票漏れはございませんか。——投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。    〔投票箱閉鎖
  44. 安井謙

    議長安井謙君) これより開票いたします。投票参事に計算させます。議場開鎖を命じます。    〔議場開鎖〕    〔参事投票を計算〕
  45. 安井謙

    議長安井謙君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百二十四票   白色票           百二十三票   青色票             百一票  よって、本案は可決されました。(拍手)      ——————————   〔参照〕  賛成者白色票氏名      百二十三名       安孫子藤吉君    青井 政美君       浅野  拡君    井上 吉夫君       伊江 朝雄君    岩動 道行君       石破 二朗君    石本  茂君       糸山英太郎君    稲嶺 一郎君       岩上 二郎君    岩崎 純三君       上原 正吉君    植木 光教君       江藤  智君    衛藤征士郎君       遠藤  要君    遠藤 政夫君       小澤 太郎君    大石 武一君       大島 友治君    大鷹 淑子君       大谷藤之助君    岡田  広君       長田 裕二君    加藤 武徳君       梶木 又三君    金井 元彦君       金丸 三郎君    上條 勝久君       亀井 久興君    亀長 友義君       河本嘉久蔵君    木村 睦男君       北  修二君    久次米健太郎君       楠  正俊君    熊谷太三郎君       熊谷  弘君    源田  実君       小林 国司君    古賀雷四郎君       後藤 正夫君    郡  祐一君       佐々木 満君    佐藤 信二君       斎藤栄三郎君    斎藤 十朗君       坂野 重信君    坂元 親男君       山東 昭子君    志村 愛子君       嶋崎  均君    下条進一郎君       新谷寅三郎君    菅野 儀作君       鈴木 正一君    鈴木 省吾君       世耕 政隆君    園田 清充君       田代由紀男君    田原 武雄君       高橋 圭三君    高橋 誉冨君       高平 公友君    竹内  潔君       玉置 和郎君    塚田十一郎君       土屋 義彦君    寺下 岩蔵君       戸塚 進也君    徳永 正利君       内藤誉三郎君    中西 一郎君       中村 啓一君    中村 太郎君       中村 禎二君    中山 太郎君       永野 嚴雄君    夏目 忠雄君       鍋島 直紹君    成相 善十君       西村 尚治君    野呂田芳成君       長谷 川信君    秦野  章君       初村滝一郎君    鳩山威一郎君       林  寛子君    林  ゆう君       原 文兵衛君    桧垣徳太郎君       平井 卓志君    福岡日出麿君       福島 茂夫君    藤井 裕久君       藤川 一秋君    藤田 正明君       二木 謙吾君    降矢 敬義君       降矢 敬雄君    細川 護煕君       堀内 俊夫君    堀江 正夫君       真鍋 賢二君    前田 勲男君       増岡 康治君    増田  盛君       町村 金五君    丸茂 重貞君       三善 信二君    宮田  輝君       最上  進君    望月 邦夫君       森下  泰君    八木 一郎君       安田 隆明君    山崎 竜男君       山内 一郎君    山本 富雄君       吉田  実君    河野 謙三君       前島英三郎君     —————————————  反対者青色票氏名      百一名       阿具根 登君    赤桐  操君       茜ケ久保重光君    秋山 長造君       穐山  篤君    案納  勝君       上田  哲君    小野  明君       大木 正吾君    大塚  喬君       大森  昭君    粕谷 照美君       片岡 勝治君    勝又 武一君       川村 清一君    久保  亘君       栗原 俊夫君    小谷  守君       小柳  勇君    小山 一平君       坂倉 藤吾君    志苫  裕君       瀬谷 英行君    田中寿美子君       高杉 廸忠君    竹田 四郎君       対馬 孝且君    寺田 熊雄君       戸叶  武君    野口 忠夫君       野田  哲君    浜本 万三君       広田 幸一君    福間 知之君       松前 達郎君    松本 英一君       村沢  牧君    村田 秀三君       目黒今朝次郎君    森下 昭司君       矢田部 理君    安恒 良一君       山崎  昇君    和田 静夫君       阿部 憲一君    相沢 武彦君       和泉 照雄君    内田 善利君       太田 淳夫君    柏原 ヤス君       上林繁次郎君    桑名 義治君       小平 芳平君    塩出 啓典君       渋谷 邦彦君    白木義一郎君       鈴木 一弘君    田代富士男君       多田 省吾君    中尾 辰義君       中野  明君    二宮 文造君       馬場  富君    原田  立君       藤原 房雄君    三木 忠雄君       峯山 昭範君    宮崎 正義君       矢追 秀彦君    矢原 秀男君       渡部 通子君    小笠原貞子君       沓脱タケ子君    小巻 敏雄君       下田 京子君    立木  洋君       内藤  功君    橋本  敦君       安武 洋子君    山中 郁子君       渡辺  武君    柄谷 道一君       木島 則夫君    栗林 卓司君       三治 重信君    田渕 哲也君       中村 利次君    藤井 恒男君       向井 長年君    柳澤 錬造君       和田 春生君    青島 幸男君       喜屋武眞榮君    山田  勇君       有田 一寿君    柿澤 弘治君       野末 陳平君    森田 重郎君       江田 五月君    田  英夫君       秦   豊君      ─────・─────
  46. 安井謙

    議長安井謙君) 日程第一〇 法務省設置法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。内閣委員長塚田十一郎君。    〔塚田十一郎登壇拍手
  47. 塚田十一郎

    塚田十一郎君 ただいま議題となりました法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法案の内容は、矯正行政の適切な運用を図るため、沖繩刑務所及び東京医療少年院の位置の表示等を改めること、出入国管理行政を有効適切ならしめるため、羽田空港ほか三カ所に入国管理事務所の出張所を設置し、立川ほか二カ所の出張所を廃止すること等であります。  委員会におきましては、矯正施設の老朽化状況及び移転要請の実情、刑務所の移転建設方式のあり方、また、成田空港問題に関し、警備体制の妥当性、治安対策立法の検討状況及び今後の政府の基本姿勢、在留韓国人崔氏にまつわる疑惑等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。  質疑を終わりましたところ、原理事より、東京入国管理事務所羽田空港出張所設置の部分の施行期日を新東京国際空港供用開始の日と改める旨の修正案が提出されました。  次いで、別に討論もなく、修正案及び修正部分を除く原案について順次採決の結果、いずれも全会一致をもって可決され、本法案は修正議決すべきものと決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  48. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案委員長報告は修正議決報告でございます。本案委員長報告のとおり修正議決することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  49. 安井謙

    議長安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって委員長報告のとおり修正議決されました。      ——————————
  50. 安井謙

    議長安井謙君) この際、日程に追加して、  公害健康被害補償法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  51. 安井謙

    議長安井謙君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。公害対策及び環境保全特別委員長田中寿美子君。    〔田中寿美子登壇拍手
  52. 田中寿美子

    田中寿美子君 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして、公害対策及び環境保全特別委員会における審査経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、大気汚染による健康被害に対する補償給付の支給等に要する費用の二〇%に相当する部分について、自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を公害健康被害補償協会に交付する措置昭和五十三年度及び昭和五十四年度においても引き続き行おうとするものであります。  委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終わり、日本共産党沓脱委員より、本法律案に対し、自動車負担分を重量税でなく自動車メーカーに負担させる等の修正案が提出されました。  討論なく、採決の結果、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。  なお、本法律案に対し、公害発生源対策の強化、汚染原因者負担の原則にのっとるとともに、公害防除の努力を十分反映した費用徴収の基本的方策の確立、第一種地域における費用負担の不公平の是正、バス・トラックの排出ガス規制の強化、窒素酸化物の総量規制の早期確立、窒素酸化物等と健康被害との因果関係の究明、補償給付等の内容の改善、転地療養事業等の公害保健福祉事業の充実強化、騒音、振動による健康被害及び財産被害の実態の把握、大気汚染と目、鼻、咽喉等の指定疾病以外の疾病との因果関係の究明等を内容とする附帯決議全会一致で付することに決しました。  以上御報告申し上げます。(拍手
  53. 安井謙

    議長安井謙君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  54. 安井謙

    議長安井謙君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。  本日は、これにて散会いたします。    午後一時十七分散会