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1976-03-31 第77回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十一年三月三十一日(水曜日) 午後二時三十分開会
—————————————
委員
の
異動
三月三十一日 辞任
補欠選任
土屋
義彦
君
矢野
登君
栗林
卓司
君
柄谷
道一
君
—————————————
出席者
は左のとおり。
委員長
野口
忠夫
君 理 事 岡本 悟君
福岡日出麿
君 浜本 万三君 阿部 憲一君 委 員 小川 半次君 加藤 武徳君 黒住 忠行君 山東 昭子君 中村 太郎君 橋本 繁蔵君 二木 謙吾君
矢野
登君 松本 英一君 森 勝治君 河田 賢治君
柄谷
道一
君
国務大臣
運 輸 大 臣
木村
睦男
君 建 設 大 臣
竹下
登君 国 務 大 臣 (
国家公安委員
会委員長
)
福田
一君 国 務 大 臣 (
総理府総務長
官)
植木
光教
君
政府委員
内閣総理大臣官
房交通安全対策
室長
室城
庸之君
警察庁交通局長
勝田 俊男君
運輸省鉄道監督
局民営鉄道部長
妹尾 弘人君
建設省道路局長
井上 孝君
事務局側
常任委員会専門
員 池部 幸雄君
—————————————
本日の会議に付した案件 ○
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法及
び踏切道改良促進法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
—————————————
野口忠夫
1
○
委員長
(
野口忠夫
君) ただいまから
交通安全対策特別委員会
を開会いたします。 まず、
委員
の
異動
について御報告いたします。 本日、
栗林卓司
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として
柄谷道一
君が
委員
に選任されました。
—————————————
野口忠夫
2
○
委員長
(
野口忠夫
君) 次に、
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法及
び踏切道改良促進法
の一部を改正する
法律案
を
議題
とし、まず
政府
から
趣旨説明
を聴取いたします。
竹下建設大臣
。
竹下登
3
○
国務大臣
(
竹下登
君) ただいま
議題
になりました
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法及
び踏切道改良促進法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
提案
の
理由
及びその
要旨
を御説明申し上げます。
交通事故
の
防止
は
国民共通
の願いであり、従前より、国、
地方公共団体等
が一体となって各般の
交通安全対策
を強力に実施しているところであります。 この結果、最近における
交通事故
の
発生状況
は年々減少する傾向にありますが、
昭和
五十年においてなお
交通事故
による死者は一万人余、
負傷者
は約六十二万人に達しておりまして、その
状況
は依然として憂慮すべきものがあります。 このような情勢に対処するため、
現行
の
計画
に引き続き、
昭和
五十一年度以降の五カ年間において、
交通安全施設等整備事業
に関する
計画
を作成し、総合的な
計画
のもとに
交通安全施設等整備事業
を実施するとともに、
踏切道
についても、
現行
の
措置
に引き続き、
昭和
五十一年度以降の五カ年間において、その
改良
を促進するための
措置
を講ずる必要があると考えた次第であります。 したがいまして、
法律案
の
要旨
といたしましては、第一条で、
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法
の一部を改正し、
昭和
五十一年度以降五カ年間において実施すべき
交通安全施設等整備事業
に関する
計画
を作成することとするとともに、第二条で、
踏切道改良促進法
の一部を改正し、
昭和
五十一年度以降五カ年間において
改良
することが必要と認められる
踏切道
について指定することとしております。 以上が、この
法律案
の
提案理由
及びその
要旨
でありますが、何とぞ慎重御
審議
の上、速やかに御可決くださるようお願いいたします。
野口忠夫
4
○
委員長
(
野口忠夫
君) 以上で
趣旨説明
の聴取を終わります。 この際、
理事会
の申し合わせにより一言申し上げます。 本
法律案
は、最近における
交通事故
の
発生等
の
状況
にかんがみ、
交通事故
の
防止
及び
交通
の
円滑化
を図るため
昭和
五十一年度以降五カ年間総合的な
計画
のもとに
交通安全施設等整備事業
を実施するとともに
踏切道
の
改良
を促進しようとするものでありまして、今日
交通安全対策
の
推進
が喫緊の課題であることを考えますと、本
法律案
の十分な
審議
が望まれるものであります。 しかし、
現行法
による
措置
が三月三十一日をもって期限切れとなるため、諸般の
事情
により、本日当
委員会
において
採決
を行うことといたしましたが、この
措置
はやむを得ざるものであり、これを前例としないこととし、今後において
交通安全対策技術
について十分な
審議
を重ね
国民
の負託にこたえてまいりたいと存じます。
—————————————
野口忠夫
5
○
委員長
(
野口忠夫
君) この際、
委員
の
異動
について御報告いたします。 本日、
土屋義彦
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として
矢野登
君が
委員
に選出されました。
野口忠夫
6
○
委員長
(
野口忠夫
君) これより
本案
に対する
質疑
に入ります。
質疑
のある方は順次御
発言
を願います。別に御
発言
もないようですからこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。−別に御
発言
もないようですからこれより直ちに
採決
に入ります。
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法及
び踏切道改良促進法
の一部を改正する
法律案
を
議題
に供します。
本案
に
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
野口忠夫
7
○
委員長
(
野口忠夫
君)
全会一致
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
審査報告書
の作成につきましてはこれを
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
野口忠夫
8
○
委員長
(
野口忠夫
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 この際、
政府
に、ただいま可決されました本
法律
の
施行
に当たって万全の
措置
を講じ、遺憾なきを期するよう要望いたします。
竹下建設大臣
、
福田国家公安委員長
、
木村運輸大臣
及び
植木総理府総務長官
よりそれぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
竹下建設大臣
。
竹下登
9
○
国務大臣
(
竹下登
君)
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法及
び踏切道改良促進法
の一部を改正する
法律案
につきましては、ただいま
全会
一致
をもって可決いただきまして、まことにありがとうございました。深く感謝を申し上げます。 ただいまの
委員長
の御
発言
の
趣旨
を十分体しまして今後とも
交通安全対策
の
推進
に一層努力してまいる
所存
でございますので、
委員長
初め
委員各位
の御
指導
、御
協力
のほどを切にお願いする次第であります。 ありがとうございました。
野口忠夫
10
○
委員長
(
野口忠夫
君)
福田国家公安委員長
。
福田一
11
○
国務大臣
(
福田一
君) ただいまは
交通安全施設等整備事業
に関する
緊急措置法
の一部改正について御
採決
をいただきまして、まことにありがとうございました。 ただいまの
委員長
の御
発言
の
趣旨
を十分尊重いたしまして、
法律
の運用に当たり、今後の
交通安全対策
に万全を期する
所存
でありますので、
委員長
初め
委員各位
の御
指導
、御
協力
のほど、よろしくお願いいたします。
野口忠夫
12
○
委員長
(
野口忠夫
君)
木村運輸大臣
。
木村睦男
13
○
国務大臣
(
木村睦男
君) ただいまは本法案の御可決をいただきましてありがとうございました。
運輸省
といたしましても、ただいまの
委員長
の御
発言
の
趣旨
を十分体し、今後とも
踏切道
の
改良
を促進し、
事故防止
のために努力を傾ける
所存
でございますので、
委員長
初め
各位
の御
指導
、御
協力
のほどをよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
野口忠夫
14
○
委員長
(
野口忠夫
君)
植木総理府総務長官
。
植木光教
15
○
国務大臣
(
植木光教
君) 本
法律案
による
交通安全施策
は人命にかかわる問題であり、本
委員会
においてはこの間の
事情
をしんしゃくされ、本
日本法律案
を可決されたところであります。
政府
は、本法の
施行
に当たっては、その御
趣旨
を体し、
交通安全施設等
の
整備
を初め、
交通安全思想
の
普及等
、
交通
安全諸
施策
を総合的に
推進
し、万全を期する
所存
でございます。
野口忠夫
16
○
委員長
(
野口忠夫
君) 本日はこれにて散会いたします。 午後二時三十八分散会
—————
・
—————