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1975-12-17 第76回国会 参議院 本会議 第16号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十年十二月十七日(水曜日) 午前十時七分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十五号
昭和
五十年十二月十七日 午前十時
開議
第一
日本国
と
中華人民共和国
との間の
漁業
に 関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件 (
衆議院送付
) 第二
石油備蓄法案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
中小企業信用保険法
の一部を改正する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり
—————
・
—————
河野謙三
1
○
議長
(
河野謙三
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
日本国
と
中華人民共和国
との間の
漁業
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長二木謙吾
君。 〔
二木謙吾
君
登壇
、
拍手
〕
二木謙吾
2
○
二木謙吾
君 ただいま
議題
となりました中国との
漁業協定
につきまして、
外務委員会
における審議の
経過
と結果を御
報告
いたします。 この
協定
は、黄海、東海における
漁業資源
の保存及びその
合理的利用
並びに海上における正常な
操業秩序
の
維持
を図ることを目的とするものでありまして、
協定
の
適用水域
、
日中両国
がとるべき
規制措置
、取り締まり及び
違反事件
の処理、
操業秩序
の
維持
、
海難救助
及び
緊急避難
、
漁業共同委員会
の
設置等
について定めたものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
によって御承知願います。 昨十六日
質疑
を終え、別に
討論
もなく、
採決
の結果、
本件
は
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
河野謙三
3
○
議長
(
河野謙三
君) これより
採決
をいたします。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
4
○
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって、
本件
は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
5
○
議長
(
河野謙三
君)
日程
第二
石油備蓄法案
日程
第三
中小企業信用保険法
の一部を改正する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
商工委員長林田悠紀夫君
。 〔
林田悠紀夫君登壇
、
拍手
〕
林田悠紀夫
6
○
林田悠紀夫君
ただいま
議題
となりました二
法案
につきまして、
商工委員会
における審査の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
石油備蓄法案
は、わが国への
石油
の
供給不足
が生じた場合における
石油
の安定的な
供給
の確保を図るため、
昭和
五十四年度末を
目標
とする九十日
石油備蓄増強計画
を実現するための
措置
として
通商産業大臣
の定める
石油備蓄目標
を受けて
石油精製業者等
に
石油備蓄実施計画
の
届け出等
を行わせるとともに、毎年度、
通商産業大臣
の通知する
基準備蓄量
以上の
石油
を常時保有させる等の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
参考人
の意見を聴取するとともに、九十日
石油備蓄
に対する
政府
の
基本的考え方
及びそれに要する
資金
、用地の取得の見通し、
石油備蓄体制
のあり方、
石油タンク
の
保安対策
、
石油産業
の再
編成等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終わり、
討論
なく、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
本案
に対し、
石油備蓄基地等
の建設に伴う住民の意向の反映、地域の実態に即した
石油貯蔵施設
の
設置等
の
適正化
、
石油備蓄増強
を図るための
出融資等
の
拡充強化
について
政府
は努力すべき旨の
附帯決議
が付されました。 ———
—————
—————
次に、
中小企業信用保険法
の一部を改正する
法律案
は、不況の
長期化
による
経済活動
の停滞に伴い、
担保力
、
信用力等
の弱い
中小企業者
の
事業資金
の調達の
円滑化
を図るため、
中小企業信用保険法
による
特別小口保険
の
付保限度額
を
現行
百五十万円から二百五十万円に
引き上げ
ようとするものであります。 なお、
衆議院
において、無
担保保険
の
付保限度額
についても
現行
五百万円を八百万円に
引き上げ
る修正が行われております。
委員会
におきましては、
特別小口保険等
の
利用状況
、
保証協会
の
基本財産
及び
定款倍率
の
引き上げ
を初め
中小企業
の
金融対策等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終わり、
討論
なく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって
衆議院送付
案どおり可決すべきものと決しました。 なお、
本案
に対し、
普通保険
の
付保限度額引き上げ
の早急な検討、
信用保証協会
に対する
基金補助
の増額、本制度の
小規模企業者
への一層の
配慮等
について
政府
は努力すべき旨の
附帯決議
が付されました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
河野謙三
7
○
議長
(
河野謙三
君) これより
採決
をいたします。 まず、
石油備蓄法案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
8
○
議長
(
河野謙三
君) 過半数と認めます。よって、
本案
は可決されました。
—————
・
—————
河野謙三
9
○
議長
(
河野謙三
君) 次に、
中小企業信用保険法
の一部を改正する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
10
○
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十六分散会