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浦野委員長 今会期中最後の
委員会にあたりまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
昨年十二月二十二日に召集されました特別国会は二百八十日間の長期にわたりましたが、明後二十七日に終了することになりました。
この間、今春の国際的
通貨危機に基因した円の
変動相場制移行問題に象徴されますように、わが国を取り巻く経済情勢は非常にきびしいものがございまして、各国との協調と
調整が特に必要な時代になってまいりました。
一方、国内問題では、強過ぎた円に対する諸外国からの要求によってもたらされた
中小企業対策、他面、過去の経済成長第一主義と多消費型政策に対して、住みよい環境と社会福祉の推進、はたまた世界的な資源枯渇による省力型
産業施策の推進は国民の要請するところでございます。この大きな施策の転換期にとりましで当
委員会の任務はまことに重要なものがありました。ことしは例年に類を見ない数多くの
法律案が付託されまして、本日までその大部分を成立させていただきました。また、所管行政の適正化のための各委員の質疑を通じた問題提起等について、
委員長は、その熱意に対し、ただただ敬意を表するものでございます。これも練達たんのうな
理事及び委員各位の絶対な御支援、御協力により円満なる
委員会の運営ができましたことと関係当局の支援に対し、衷心から感謝する次第であります。
簡単でありますが、閉会のあいざっとし、各位の今後の御健闘を望む次第であります。ほんとうにありがとうございました。(拍手)
本日は、これにて散会いたします。
午後零時一分散会