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三浦委員 今度は通勤対策投資の問題についてお尋ねしますが、六月一日の本
委員会で私が東京駅の新幹線十六番ホームの改良工事について質問をいたしました。
内田常務は当初、通勤客のサービスのために東京駅を直すということで主目的がそういうことなので通勤投資にした、こう述べています。
磯崎さんは、通勤需要がなければ新幹線のホームをいじる必要はない、地下に大コンコースをつくるために
新幹線ホームをいじらなければならない、原因者別に分類するから通勤対策投資でやってもよいのだ、こういうふうに言っておられるわけであります。
内田常務が今度はその発言を取り消された。私は、さっきあなたが何を取り消したのかということを言わないからここでもう一回申し上げますが、あなたは、東京駅の十六番線、いわゆる新幹線の改良ホームは通勤対策投資ではやっておりません、こういうふうに取り消されたわけであります。これを
磯崎総裁はちゃんと目の前で聞いておったのです。自分の言われたことを
内田常務が取り消して、それでも知らぬ顔をされておったのであります。私は、これは非常に不見識だと思います。自分がいま言ったこと、総裁が言ったことを
内田常務がすぐ取り消す。それで何の釈明もなさらない。そしてわれわれが
調査をし、
内田常務の発言が誤りであるということ、このことがわかってくるとそれを取り消す。そして総裁自身は知らぬ顔です。
内田常務にだけ取り消させている、こういうやり方は、私は責任を他に転嫁するものだと思います。私は
内田常務が取り消されたので、
内田常務の
答えが、じゃどういうふうになったのかということをお聞きしたいのですが、あなたはこの前の
委員会でもって、東京駅の新幹線十六番線ホームの改良工事、なぜ通勤対策費でやったのか、
理由としてこう言っています。「これは新幹線に伴いまして現在線の通勤設備その他を全部新しくやり直すわけでございます。そういう
意味では東京駅全体のお客さんから見ますと、これは圧倒的に通勤客が多いのでこの際通勤客のサービスのために東京駅を直すということで、主目的がそういうことなので通勤ということで整備をしておるわけでございます。」こう言っておられますが、これは間違いないのですか。