○島本
委員 どうもそこまでいっても納得できないのですがね。事業
部長がそういうような会合に
出席し、そこに市長も出ておって、そこできめても、そのことに対して
責任はまず
防衛施設庁のほうではないのだ。事前何の連絡もなかったのだ、事前連絡もなしに、事後の報告もない。しかしながらこの問題に対しては、これはもう
責任を持って
施設庁と折衝しこれは
措置する、これも正規の議会の答弁として載っておるのです。少なくともそれをやって、
施設庁の事業
部長が出ておって、事業
部長が何らそれに対しての確認も確約も与えないで、こういうようなことをする理由はないじゃありませんか。何のために一人三十万円なりのこの金をやるのですか。何の裏づけもなしにそうやるわけはないじゃありませんか。そうしていま
住民のほうでは、もらったと思ったら急に今度は貸し付けるとしたので、そんな貸し付けなら要らない――これは行管の指摘を受けて以後ですよ。行管の指摘を受けているのです。それ以後貸し付け金にした。貸し付け金にされたならば、こんな金は要りません、こっちは頼んでやったのじゃないのに、かってにこれはよこした、こんなものは要りませんと、また返している。これはまた問題でしょう。
とにかくこういうような一連のいろいろな問題が起きているということは望ましくないのです。これは
紛争処理の中に入れて、こういうようなことを起こさないようにして、正々堂々とやるのが皆さんの立場じゃありませんか。こういうようなことをしてやみからやみに葬ってしまって、
住民の声を、これをもう立てないように事前に
措置する、これが手厚い
措置だ、こういうようにはわれわれは思われないのです。ましてこれが二十四戸あるのに十九戸これしかいっていない、あとはわからない、こういうような
措置をされている。いつの間にか三十万円と五千円、こういうような差が出てしまっている。この
住民の声を聞いても、われわれとしてはどうも皆さんのやり方はまことにおかしいと思うのだ。いままでやったことは、事前においては皆さんは了解を与えていないという、事後のほうも与えていないという。おそらく報告ももらっているのか、もらってないのか。人畜に
被害のないように、皆さんのほうではこの場合は答弁しなさっているだろうと思うのだけれ
ども、事実としては、こういうようなことが行なわれたのです。逆にこれは
関係住民に迷惑を与えていることになるじゃありませんか。ましてこんなときは、選挙に
関係ある
人たちが行っているほかに、私
どものほうで調べたところによると、七師団
関係出身の議員さんも出ているらしいのです。こういうようなことをやってはいけませんよ。何ですか、こういうことをやって。公明正大にやらなければいけない。国民のためだといいながら、こんなことをやっちゃだめなんだ。もう少しこの
内容を調べてもらいたい。この次までにこれはよく調べてください。行管に指摘されたその事実なんかもよく調べてほしい。これはまことに暗いですよ、こんなことは。こういうことをやるから、皆さんのほうで、
特損法もあるし
周辺整備法もあるし、今後手厚い
措置をするんだから、この
紛争処理から除外してもいいんだ、こういうようなことをやっているとするならば、なおさら
紛争処理の中に入れて正式にこれを取り上げなければ、憲法第十四条違反だ、こういうようにはっきりここで言わざるを得ないわけです。
まあ私のほうでは、そういうようにいろいろもっともっと調べたのがありますが、事前にも知らない、事後に報告がないとすれば、皆さんのほうでは、これ以上やればまた無言の行でがんばるでしょうから、いまのことについて
内容をもう一回調べて、その結果において、この問題をはっきりさしてください。そうでなければ、この
処理法から特に
基地関係を除外した――いかに詭弁を弄しても、
現実にこういうような問題が行なわれているということでは了解できない。ましていまのままでいくと、これは憲法違反のおそれがある、こういうようなことですから、ひとつこの次までに十分調べておいてほしい。
それから、二時間ほど前に、あなたここに来るように言っておいたのに、出た出たと言いながらおくれて来た、これはどういう理由ですか、国会を侮辱している。