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1968-12-10 第60回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日昭和四十三年十二月十日)(火曜日) (午前零時現在)における本委員は、次の通りであ る。   委員長 伊能繁次郎君    理事 塚原 俊郎君 理事 渡海元三郎君    理事 竹下  登君 理事 竹内 黎一君    理事 安宅 常彦君 理事 勝澤 芳雄君    理事 池田 禎治君 理事 正木 良明君       小渕 恵三君    加藤 六月君       海部 俊樹君    金丸  信君      小宮山重四郎君    坂本三十次君       塚田  徹君    西岡 武夫君       武藤 嘉文君    山村治郎君       佐野  進君    柴田 健治君       中嶋 英夫君    広瀬 秀吉君       山口 鶴男君    麻生 良方君 ————————————————————— 昭和四十三年十二月十日(火曜日)    午後一時十七分開議  出席委員   委員長 伊能繁次郎君    理事 塚原 俊郎君 理事 渡海元三郎君    理事 竹下  登君 理事 竹内 黎一君    理事 安宅 常彦君 理事 勝澤 芳雄君    理事 池田 禎治君 理事 正木 良明君       小渕 恵三君    加藤 六月君       塚田  徹君    西岡 武夫君       武藤 嘉文君    山村治郎君       佐野  進君    柴田 健治君       山口 鶴男君  委員外出席者         議     長 石井光次郎君         副  議  長 小平 久雄君         議     員 林  百郎君         事 務 総 長 知野 虎雄君     ————————————— 本日の会議に付した案件  議員控室の件  議席の件  会期の件  懲罰委員長選挙  小委員会設置の件  小委員及び小委員長選任等に関する件  特別委員会設置の件  議事進行係の件  故川上貫一君に対する追悼演説及び弔慰金支出  の件  国家公務員等任命について事後承認又は同  意を求めるの件  事務局人事承認の件  本日の本会議議事等に関する件      ————◇—————
  2. 伊能繁次郎

    伊能委員長 これより会議を開きます。  第六十回臨時会は本日召集されました。  お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。  まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は、従前どおりとするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  4. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  6. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、会期の件についてでありますが、今臨時会会期につきましては、先般来の理事会におきまして種々御協議を願い、本日から二十一日までの十二日間とすべきものと一応決定し、その旨議長までお伝えした次第であります。  本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常任委員長意見を徴されたのでありますが、その会議におきまして座長をつとめました私から、便宜その会議の結果を御報告申し上げますと、常任委員長会議におきましても、当理事会の決定と同じく、会期は、本日から二十一日までの十二日間とすべきものと決定し、その旨議長に答申した次第であります。  なお、議長において、参議院議長協議いたされました。  それでは、本件について御協議を願います。——それでは、本委員会といたしましても、会期は、本日から二十一日までの十二日間と決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  8. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、懲罰委員長選挙についてでありますが、去る八月十二日、懲罰委員長堀川恭平君が委員長を辞任されました。  つきましては、本日の本会議において、その後任選挙を行なうこととし、その選挙は、その手続を省略して、議長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。
  10. 池田禎治

    池田(禎)委員 この際お尋ねいたしますが、懲罰委員長にどなたをお出しになるのですか。そのことを私は伺いたいと思います。
  11. 伊能繁次郎

    伊能委員長 自由民主党から、候補者として堀川恭平君を推薦してまいっております。
  12. 池田禎治

    池田(禎)委員 私はこの際、一言申し上げておきたいと思いますが、議長、副議長におかれましても、十分考慮、善処されたいと私は思います。  堀川恭平君は、先般どこかの国の全権大使に派遣されたゆえに懲罰委員長を辞任なさった。その任務が終われば、また再び懲罰委員長に就任される。私は、そういうことを全く便宜的におやりになるというのは、国会の院の構成上の委員長の重責というものをまことに軽率に扱っているんじゃないかと、そう思えてならない。  この際、もう少しふえんして申し上げたいことは、今回入閣されました床次徳二君、沖繩対策委員長として、現下最も重要な特別委員長の席にあられた人が入閣されて、その後国会が開かれないから委員長の互選ができない。しかも沖繩問題については、各党から政府あるいは衆参両院議長に、B52の撤去をはじめとして、院の独自の立場において調査研究し、これに対する適宜な処置をするように申し入れがあったそうです。しかるに沖繩委員会は招集することができない。沖繩主席の公選が終わって、主席日本に参って、佐藤総理をはじめ政府の要路の方々と懇談する。沖繩委員会は活動すべき何ものもない。私は、かくのごときことは、まことに院の委員長構成上において、役員構成上において、何か行政府に関与することを栄誉と思って、立法府における常任委員長とか役員というものが、そう軽率にかえられるということについて、口に院の構成とか院の権威ということを言いながら、こういうことをやるというのはまことに残念しごくに思う。いまここで言うということは、人について難くせをつけるように思われるかもしれませんが、そういう考えはございません。私は、今後そういうことがあるならば——新しい人を立てるというならば、いままで自由民主党割り当てであったのだから、その人を出してもらいたい。そういう党から推薦をすることはあり得るが、同じ人間をそのために一たんやめさせてまたする、そういうことは、院みずからが自分で院の権威を低下しておるものである。私は、議長においてはどういうお考えであろうか、今後のため、所見を伺いたいと思っておるのです。
  13. 石井光次郎

    石井議長 いまの懲罰委員長の件でございますが、御趣旨は私も賛成でございます。しかし、今度はもう大体そういうふうな方向にきめられておりますから、いずれいろいろなこともあると思いますが、そういう趣旨を今後は十分党のほうにも申し入れまして、自由民主党のほうでも、そういうことには十分な注意をして、皆さん方から非難を受けることのないような方向にしてもらうようにいたしたいと思いますので、今回はひとつよろしく……。
  14. 安宅常彦

    安宅委員 これは私らのほうでも問題になりまして、この前の前の四日の理事会ですか、そのときに、だれをやるのですかと言ったら、堀川さんがまた戻るというようなことで、これはたいへんおかしいじゃないですか。それで、日本社会党としては、臨時国会会期が短いのに、よしきたという気持ちにはなれませんでしたが、本来常任委員長の問題については、議長と同じように、その党の、会派の勢力によって比例配分すべきであるということを主張し続けてきたわけですから、この問題については、先ほど民社の池田さんから話があったが、私もたいへんごもっともだと思っておるのですよ。そういうものと一緒にして、これは臨時国会だからそれでいいだろう、そうでなければ、たいへん大きな問題にするつもりです、こういうことをちょっと言った記憶があります。この問題は、形式的に、自民党割り当てであるから、自民党から出して、選挙を省略してすらすらきまるものであるという、そういう感覚でこの問題を処理しないようにしていただきたい。こういうことだけを申し上げておきます。
  15. 伊能繁次郎

    伊能委員長 ただいまの池田委員並びに安宅委員の御発言につきましては、議長からもその点については御意見がございましたように、今後そういう趣旨——臨時会でありますので、自由民主党堀川さんを推薦してまいりましたので、ただいまの議長の御発言を御了承していただきまして、この点御承認いただきたいと思います。     —————————————
  16. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、小委員会設置の件についてでありますが、今国会も、本委員会に、国会法改正等に関する小委員会図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、及び庶務小委員会の四小委員会設置することとし、各小委員の員数及び各会派割り当て従前どおりとし、小委員及び小委員長選任は、委員長において指名することに御一任願っておきたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 池田禎治

    池田(禎)委員 これについては、私は委員会設置することは賛成です。しかし、構成上については私見があるところでございます。それはあらためて当該委員会において発言をすることを留保しておきます。
  18. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、今会期中における、小委員、小委員長及び理事の辞任並びに補欠選任につきましても、委員長に御一任願っておきたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  20. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、今国会におきましても、先国会において設置いたしました、委員四十人よりなる災害対策特別委員会、並びに委員おのおの二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会産業公害対策特別委員会物価問題等に関する特別委員会交通安全対策特別委員会、及び、沖繩及び北方問題に関する特別委員会の八特別委員会設置することとし、本日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、委員四十人よりなる災害対策特別委員の各会派割り当ては、自由民主党二十四人、日本社会党十二人、民主社会党三人、公明党一人、委員二十五人よりなる科学技術振興対策特別委員の各会派割り当ては、自由民主党十四人、日本社会党七人、民主社会党二人、公明党二人とすることとし、他の二十五人よりなる特別委員会委員の各会派割り当ては、自由民主党十五人、日本社会党七人、民主社会党二人、公明党一人となりますので、御了承願います。     —————————————
  22. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、議事進行係の件についてでありますが、議事進行係は、従前どおり自由民主党にお願いすることとし、同党の山村治郎君にお願いいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  24. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、追悼演説の件についてでありますが、去る九月十二日、大阪府第二区選出議員川上貫一君が逝去されました。  ここに、つつしんで哀悼の意を表します。  川上君に対する追悼演説は、本日の本会議において行なうこととし、自由民主党中山マサ君にお願いいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  弔詞につきましては、お手元に配付いたしてあります特別弔詞を、理事各位了承を得、葬儀当日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。     ————————————— 衆議院は多年憲政のために尽力された議員川上貫一君の長逝を哀悼しつつしんで弔詞をささげます     —————————————
  26. 伊能繁次郎

    伊能委員長 なお、川上君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長からその贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。  その際は、議員の方及び議場におられる方は御起立を願うことになっておりますから、御了承願います。     —————————————
  27. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、弔慰金支出の件についてでありますが、川上君の御遺族に対する弔慰金は、本院経費から支出し、贈呈いたしましたので、御了承願います。  なお、議員一同からの香典は、慣例により贈呈いたしましたので、御了承願います。     —————————————
  28. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、国家公務員等任命について事後承認又は同意を求めるの件についてでありますが、お手元の印刷物にあります国家公務員等任命について、内閣から本院の事後承認または同意を求めてまいっております。
  29. 伊能繁次郎

    伊能委員長 本件は、いずれも事後承認または同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  31. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長説明を求めます。
  32. 知野虎雄

    知野事務総長 まず最初に、議席は、仮議席のとおり、議長において指定いたします。次に、会期の件でございますが、全会一致でございます。次に、懲罰委員長選挙がございます。その次に、特別委員会設置全会一致でございます。次に、国家公務員等任命について事後承認又は同意を求めるの件は、一部に日本共産党が反対でございますので、採決は二つに分けて行ないます。最後に、追悼演説がございます。  以上でございます。
  33. 伊能繁次郎

    伊能委員長 それでは、本日の本会議は、午後一時三十分予鈴、午後一時四十分から開会することといたします。     —————————————
  34. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、事務局人事承認の件についてでありますが、事務総長説明を求めます。
  35. 知野虎雄

    知野事務総長 去る十一月十四日の理事会におきまして御了承を得たのでございますが、渉外部の第二課長内海清一君を外務省に出向させ、また、その後任として、ロサンゼルス総領事館の領事をしておりました最賀四郎君を渉外部の第二課長任命いたしましたので、本委員会の御承認をお願いいたします。
  36. 伊能繁次郎

    伊能委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありました事務局人事承認の件は、これを事後承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時三十一分散会