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1968-08-10 第59回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十三年八月十日(土曜日)    午後零時二十二分開議  出席委員   委員長 伊能繁次郎君    理事 塚原 俊郎君 理事 渡海元三郎君    理事 竹下  登君 理事 田中 六助君    理事 竹内 黎一君 理事 勝澤 芳雄君    理事 池田 禎治君 理事 正木 良明君       加藤 六月君    塚田  徹君       武藤 嘉文君    山村新治郎君       佐野  進君    広瀬 秀吉君  委員外出席者         議     長 石井光次郎君         副  議  長 小平 久雄君         議     員 林  百郎君         事 務 総 長 知野 虎雄君     ───────────── 八月九日  委員佐野進辞任につき、その補欠として岡田  春夫君が議長指名委員に選任された。 同日  委員岡田春夫辞任につき、その補欠として佐  野進君が議長指名委員に選任された。 同日十日  委員広瀬秀吉辞任につき、その補欠として柳  田秀一君が議長指名委員に選任された。     ───────────── 本日の会議に付した案件  国家公務員任命につき同意を求めるの件  各委員会からの閉会審査申出の件  本日の本会議議事等に関する件      ────◇─────
  2. 伊能繁次郎

    伊能委員長 これより会議を開きます。  まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、原子力委員会委員高井亮太郎君を、宇宙開発委員会委員大野勝三君、關義長君、山縣昌夫君及び吉識雅夫君を、また、労働保険審査会委員伊藤京逸君を、それぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。  本件は、いずれも同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
  4. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、各委員会からの閉会審査申し出の件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、各委員会から閉会審査申し出が参っております。
  5. 伊能繁次郎

    伊能委員長 本件は、本日の本会議において閉会審査議決をするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
  7. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、国会閉会になりましても、今国会設置いたしました国会法改正等に関する小委員会図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会並びに庶務小委員会は、いずれも引き続き存置することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、閉会中の小委員、小委員長及び理事辞任並びに補欠選任につきましては、委員長に御一任願っておきたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 伊能繁次郎

    伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
  10. 伊能繁次郎

    伊能委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
  11. 知野虎雄

    知野事務総長 まず最初に、ただいま御決定になりました国家公務員任命につき同意を求めるの件についておはかりをいたします。日本共産党反対でございます。次に、請願でございますが、請願は、日程だけでございまして、委員長の報告を省略しまして一括採択をすることになります。次に、閉会審査の件でございますが、各委員会からの申し出のもののうちで、日本共産党反対の法案が五件ございますので、まずこれを最初に採決いたしまして、その他は全会一致でございますので、別に採択をすることになります。なお、議院運営委員会閉会審査申し出は、前国会同様でございます。それから、最後に議長会期終了のごあいさつがありまして、散会となります。  以上でございます。
  12. 伊能繁次郎

    伊能委員長 それでは、本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会することといたします。     ─────────────
  13. 伊能繁次郎

    伊能委員長 この際、勝澤芳雄君から発言を求められております。これを許します。勝澤芳雄君。
  14. 勝澤芳雄

    ○勝澤委員 この際、議長に御質問をいたしたいと存じます。  国会閉会になりますと、十六、七日ごろ人事院勧告が出される、こういわれております。人事院勧告は御承知のとおり内閣国会に対して勧告されるわけであります。従来は、内閣が中心になって人事院勧告取り扱いをきめてきたわけでありますが、昨年から私たち社会党のほうも、これは国会にも勧告をされておるのだから、国会意思決定をすべきだということで、昨年来御要請申し上げてきたわけであります。  したがいまして、この際、私は、人事院勧告がなされたときには、やはり内閣意思決定とは国会は別の立場で、国会自体意思決定をすべきである。閉会中でありますから、院議というきめ方ができるかどうかは問題がありますけれども、やはり関係の委員会を開いて、そしてその意思をきめるということが必要ではないか、こう思いますので、この際、人事院勧告国会になされたときの取り扱い方につきまして議長の御見解を賜わりたいと思います。
  15. 石井光次郎

    石井議長 人事院勧告内閣及び国会に対してなされておるのはお説のとおりでありまして、昨年その問題を取り上げて皆さん方とも御相談申し上げたのでありますが、閉会中に出された場合はどうするかというようなことでありますが、いずれにしろ、厳密に申しますれば、法律上国会議決が必要であるわけであります。いまお話しのように閉会中に出てまいるというようなことでありますと、私といたしましては、昨年と同様に内閣委員会を開いてもらって、そこであらわれた各党の意向を内閣に伝え、そうして国会意思を表したらどうか、こういうふうに思うておるのであります。いかがなものでありましょうか。
  16. 勝澤芳雄

    ○勝澤委員 いまの議長の御発言は、昨年と同じような取り扱い方だと承るわけでありますが、そこで私は、この際強く要請をいたしておきたいのですけれども、内閣意思決定がなければ国会意思決定ができないというような感じを実は受けるわけであります。国会意思決定を即内閣意思決定ということにすること自体が問題があろうかとは存じますけれども、従来の経緯にかんがみて、私は特に本年は、やはり国会意思決定を強く内閣意思決定以前にしていただいて、それが内閣に反映できるような努力をひとつ国会自体としてもお考えいただきたいということを強く要請をいたしておきますので、議長さんも、ひとつその点につきましては昨年より以上に国会意思が実施されるように御努力を願いたいと存じます。
  17. 石井光次郎

    石井議長 承知いたしました。
  18. 伊能繁次郎

    伊能委員長 本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十九分散会