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1968-03-05 第58回国会 参議院 議院運営委員会 第7号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十三年三月五日(火曜日)    午後一時三十九分開会     —————————————   出席者は左のとおり。     委員長         徳永 正利君     理 事                 木村 睦男君                 沢田 一精君                 藤田 正明君                 近藤 信一君                 永岡 光治君                 多田 省吾君     委 員                 鹿島 俊雄君                 土屋 義彦君                 宮崎 正雄君                 山内 一郎君                 伊藤 顕道君                 松永 忠二君         ─────        議     長  重宗 雄三君        副  議  長  河野 謙三君         ─────    政府委員        内閣官房長官  亀岡 高夫君        総理府総務副長        官        八木 徹雄君        科学技術政務次        官        天野 光晴君        文部政務次官   久保田円次君    事務局側        事 務 総 長  宮坂 完孝君        事 務 次 長  岸田  実君        議 事 部 長  海保 勇三君        委 員 部 長  佐藤 吉弘君        記 録 部 長  若江 幾造君        警 務 部 長  西村 健一君        庶 務 部 長  上野山正輝君        管 理 部 長  二見 次夫君        渉 外 部 長  荒木外喜三君    法制局側        法 制 局 長  今枝 常男君     —————————————   本日の会議に付した案件人事官任命同意に関する件 ○原子力委員会委員任命同意に関する件 ○土地調整委員会委員任命同意に関する件 ○文化財保護委員会委員任命同意に関する件 ○本会議における議案趣旨説明聴取及び質疑に  関する件 ○事務局職員任用の件     —————————————
  2. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 議院運営委員会を開会いたします。  人事官原子力委員会委員土地調整委員会委員及び文化財保護委員会委員任命同意に関する件を議題といたします。  順次、政府委員説明を求めます。亀岡内閣官房長官
  3. 亀岡高夫

    政府委員亀岡高夫君) 人事官任命につき両議院同意を求める件について御説明申し上げます。  人事官佐藤達夫君は、二月二十三日任期満了となりましたが、同君を再任いたしたく、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件を提出いたしました。  人事官は、人格が高潔で民主的な統治組織成績本位の原則による能率的な事務の処理に理解があり、かつ、人事行政に関し、識見を有する年令三十五年以上の者の中から両議院同意を経て、内閣任命することになっております。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、人事官として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  4. 徳永正利

  5. 天野光晴

    政府委員天野光晴君) 原子力委員会委員任命につき両議院同意を求める件について御説明申し上げます。  原子力委員会委員武藤俊之助君及び西村熊雄君は、二月二十五日任期満了となりましたが、武藤俊之助君を再任し、西村熊雄君の後任として與謝野秀君を任命いたしたいので、原子力委員会設置法第八条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、原子力の研究、開発及び利用に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的な運営をはかるため設置ざれた原子力委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  6. 徳永正利

  7. 八木徹雄

    政府委員八木徹雄君) 土地調整委員会委員任命につき両議院同意を求める件についてお願いいたします。  土地調整委員会委員谷口寛君は二月二十六日任期満了となりましたが、同君を再任いたしたく、土地調整委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、人格が高潔であって、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、かつ、法律に関する深い学識経験を有するものでありますので、土地調整委員会委員として適任であると存じます。なお、問題の兼職の件については、ほかに持っておりません。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  8. 徳永正利

  9. 久保田円次

    政府委員久保田円次君) 文化財保護委員会委員任命につき両議院同意を求める件について御説明申し上げます。  文化財保護委員会委員石田茂作及び細川護立両君は、昭和四十三年二月二十五日任期満了となりましたので、両君を再任いたしたく、文化財保護法第九条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも文化に関し高い識見を有するものでありますので、同委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  10. 永岡光治

    永岡光治君 これに対して亀岡官房長官からまとめて御答弁願ってけっこうなのでありますが、実は昨日の衆議院予算委員会で問題になりました点でございますが、米価審議会委員でずいぶん各種委員を兼ねておる者がたくさんある。それから過去の任期の長いような者もあるようでありますが、三十八年の何月でしたか、閣議申し合わせで、そういう各種委員をたくさん兼ねることは遠慮しようじゃないかという申し合わせがあったり、あるいはまた、その任期の非常に長いものも、三期ですか、全部の年限を八年でとどめようという申し合わせもあって、そういう方針でやってきておるというように聞いておりますし、また、臨時行政調査会答申も、ややこの方向に従った答申が出ておると私ども思っておるのでありますが、本件——各種委員会についての案件について、私ども一々政府のそれぞれのこまかいことを検討しておりませんけれども、今回はこのまま承認することとして、将来この人事案件については、もちろんこれは、人事院総裁はこの案件とは別の問題でありましょうが、他のいわゆる審議会委員、あるいはまた、いろいろな各種委員会委員については十分検討しなければならぬと思うのですが、その方針に従って今後とも検討していくという方針なのかどうか。当然そうあってしかるべきだと思いますが、ここであらためて、政府を代表しての答弁をいただきたいと思うわけでございます。
  11. 亀岡高夫

    政府委員亀岡高夫君) 仰せのごとく、各種審議会委員兼職の多いことは種々弊害があるというところから、兼職をできるだけ少なくするようにということで、国会のほうからの要請がございましたのに基づきまして、昭和三十八年九月、閣議口頭了解を行なって、その後、任期の到来するごとにその点に十分注意をいたしまして、できるだけ兼職を少なくするという方針をとってまいっておる次第でございますが、まだこの閣議口頭了解の線まで至っていない面も残されておるわけでございます。この点につきましては、政府といたしましては閣議了解の線を一〇〇%実施できるように、今後善処をしてまいりたいと考えておる次第でございます。
  12. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 他に御発言もなければ、ただいま説明人事案件四件につき、いずれも同意を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  14. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 次に、本会議における議案趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。  本件理事会において協議いたしましたところ、次のとおり意見が一致いたしました。すなわち、  内閣から予備審査のため送付されました「製造たばこ定価法の一部を改正する法律案」「酒税法の一部を改正する法律案」「物品税法等の一部を改正する法律案」及び「租税特別措置法の一部を改正する法律案」について趣旨説明を聴取するとともに、日本社会党二人三十五分、公明党一人十分の質疑を行なうこと。  質疑の順序は、日本社会党日本社会党公明党の順とすること。  以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
  16. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 次に、事務局職員任用の件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  17. 宮坂完孝

    事務総長宮坂完孝君) 本院事務局渉外部長荒木外喜三君につきましては、外務省から割愛方を申し出てまいりました。この際、これに応じまして、荒木君を外務省に出向させ、その後任といたしまして、お手元履歴書を配付いたしてございます外務事務官西宮信安君を本院参事に任じ、渉外部長を命じたいと存じますので、御承認をお願いいたします。
  18. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 本件につきましては、これを承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  これにて散会いたします。    午後一時四十八分散会