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坪川委員長 この際、
皆さまの
お許しを得まして、本
委員会を代表いたしまして、
久保田前
事務総長に対しまして、心からなる
敬意と
謝意の誠をささげまして、ご
あいさつを申し上げたいと存じます。
久保田さんは、二十
有余年の長い間、本院に奉職せられました。特に
昭和三十九年十一月、
事務総長に就任されまして以来、ほぼ三年間にわたり、たいへんな激務であります
事務総長の重責をよく果たされ、多年の経験と高邁なる見識、加うるに円満なる人格をもって
国会運営の
事務責任者として
歴代の
議長、副
議長をよく補佐され、
国会運営の
正常化とよき
議会慣例の樹立のため、絶え間なく御精励くださいました御
労苦と御功績に対し、心から深い
謝意と
敬意を表し上げる次第であります。
さきに総
選挙が行なわれ、新しい
国会が発足いたしましたこの機会に、私どもは正常かつ円満なる
議院運営の慣行を確立するため、連日格段の努力を尽くしてまいったのでありますが、ようやくその効果があらわれ始めてきたときにあたり、あなたのような練達堪能な方を失うことはまことに措しみても余りあるものがあると思うのであります。残念なことではございますが、あなたの御決意が容易ならざることを知りまして、ただただ惜しんでお送りいたす次第であります。
何とぞ今後とも御自愛の上御健康に留意され、ますます御発展あらんことを祈念いたし、重ねて一同を代表いたしまして、深甚なる感謝の誠と慰労の誠をささげたいと思う次第であります。
また、その後任には、まことに識見豊かにして人格高潔なる
知野新
総長を迎えました。新
総長を深く歓迎申し上げる次第であります。
ここに前
総長の
労苦をたたえ、新
総長に歓迎の誠をささげまして、ご
あいさつといたす次第であります。(
拍手)
次に、
知野新
事務総長からご
あいさつをいたしたいとのことであります。これを許します。
知野事務総長。