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松本(忠)
委員 私は学識、
経験豊富な方がその
役員につかれることと思いますので、当然その十五万円も安いとも思います。しかし、われわれが
一般の
事業を始めるに際して、
役員の給与並びに
賞与、そういったものを全部含んでしまって
計算するかというと、普通はそうしないものです。
仕事をやってみて、
従業員のほうの
賞与は当然のこと見なければなりませんけれ
ども、まず
事業の主体になる者は、普通の場合は給料だけもらってまず一年はやってみよう、そして採算に合ったときには
賞与ももらおうじゃないか、これが普通の姿だと思う。お役所のことでございますから、日の丸ですからこういうふうな
計算が出てくるんだと思うのですけれ
ども、ちょっとこの十五万円で十六カ月というのも私は普通の
考え方からいったならば早過ぎるんじゃなかろうか。もう少しこれを
事業費のほうに回すことはできないか、このように思うわけであります。りっぱなお方が就任されることと思いますので決して安いとも思いませんけれ
ども、せめてもう少し
初年度の
事業を活発にやる。どんな
事業ができてくるかわからぬ。それを最も
効果的な
仕事をやらせるためにも、
役員のほうの
賞与の面までりっぱに
計算上見込んであるという点について、はなはだ私は遺憾に思うわけでありますが、この点
大臣の御所見をいただきたい。