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1966-12-20 第53回国会 参議院 本会議 第5号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
四十一年十二月二十日(火曜日) 午後四時十三分
開議
—————————————
○
議事日程
第五号
昭和
四十一年十二月二十日 午前十時
開議
第一
検査官
の
任命
に関する件 第二
原子力委員会委員
の
任命
に関する件 第三
科学技術会議議員
の
任命
に関する件 第四
公正取引委員会委員
の
任命
に関する件 第五
国家公安委員会委員
の
任命
に関する件 第六
中央更生保護審査会委員
の
任命
に関する 件 第七
公安審査委員会委員
の
任命
に関する件 第八
社会保険審査会委員
の
任命
に関する件 第九
運輸審議会委員
の
任命
に関する件 第一〇
労働保険審査会委員
の
任命
に関する件
—————————————
○本日の
会議
に付した案件 一、
皇室経済会議予備議員
、
検察官適格審査会
委員
、同
予備委員
、
北海道開発審議会委員
、
鉄道建設審議会委員
、
離島振興対策審議会委
員及び
九州地方開発審議会委員
の
選挙
日程
第一より第一〇まで 一、
昭和
四十一
年度
一般会計補正予算
(第1 号) 一、
昭和
四十一
年度
特別会計補正予算
(特第1 号) 一、
昭和
四十一
年度
政府関係機関補正予算
(機 第1号) 一、
特定船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、内
航海運業法
の一部を
改正
する
法律案
(第 五十一回
国会
、
内閣提出衆議院送付
) 一、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、
防衛庁職員給与法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、旧
勲章年金受給者
に関する
特別措置法案
(第五十一回
国会衆議院提出
) 一、
連合国占領軍等
の
行為等
による
被害者等
に 対する
給付金
の支給に関する
法律
の一部を改 正する
法律案
(
衆議院提出
) 一、千九百六十二年の
国際小麦協定
の
有効期間
の再延長に関する
議定書
の締結について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 一、
昭和
四十一
年度
における
地方財政
の
特別措
置に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(内 閣
提出
、
衆議院送付
) 一、
地方公共団体
の
議会
の
議員
及び長の
選挙期
日等
の
臨時特例
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、
農業共済
再
保険特別会計
の
歳入不足
をうめ るための
一般会計
からの繰入金に関する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、
昭和
四十一
年産米穀
についての
所得税
及び
法人税
の
臨時特例
に関する
法律案
(
衆議院提
出) 一、
石炭鉱業合理化臨時措置法
及び
石炭鉱山保
安
臨時措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
) 一、
炭鉱離職者臨時措置法
の一部を
改正
する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、裁判官の
報酬等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、
検察官
の
俸給等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 一、大学に
情報処理研究施設設置
に関する
請願
外五百九十四件の
請願
一、
委員会
の
審査
を閉会中も継続するの件
—————————————
河野謙三
1
○副
議長
(
河野謙三
君)
諸般
の
報告
は、朗読を省略いたします。
—————
・
—————
河野謙三
2
○副
議長
(
河野謙三
君) これより本日の
会議
を開きます。 この際、
日程
に
追加
して、
皇室経済会議予備議員
、
検察官適格審査会委員
、同
予備委員
各一名、
北海道開発審議会委員
二名、
鉄道建設審議会委員
、
離島振興対策審議会委員
、
九州地方開発審議会委員
各一名 の
選挙
を行ないたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野謙三
3
○副
議長
(
河野謙三
君) 御
異議
ないと認めます。
園田清充
4
○
園田清充
君
各種委員
の
選挙
は、いずれもその手続を省略し、
議長
において指名することの
動議
を
提出
いたします。
栗原祐幸
5
○
栗原祐幸
君 ただいまの
園田
君の
動議
に
賛成
をいたします。
河野謙三
6
○副
議長
(
河野謙三
君)
園田
君の
動議
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野謙三
7
○副
議長
(
河野謙三
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、
議長
は、
皇室経済会議予備議員
に
野溝勝
君、
検察官適格審査会委員
に
後藤義隆
君、同君の
予備委員
に
内田芳郎
君、
北海道開発審議会委員
に
井川伊平
君、
小林篤
一君、
鉄道建設審議会委員
に
林屋亀次郎
君、
離島振興対策審議会委員
に堀本宜実君、
九州地方開発審議会委員
に
森部隆輔君
を指名いたします。
—————
・
—————
河野謙三
8
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第一、
検査官
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
会計検査院法
第四条第四項の
規定
により、
白木康進
君を
検査官
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
9
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と.認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
10
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第二、
原子力委員会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
原子力委員会設置法
第八条第三項の
規定
により、
有澤廣巳
君、
山田太三郎
君を
原子力委員会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
11
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
12
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第三、
科学技術会議議員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
科学技術会議設置法
第七条第三項の
規定
により、
加藤鮮三郎
君、
篠原登
君、
杉野目晴貞
君、
土光敏夫
君を
科学技術会議議員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
13
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
14
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第四、
公正取引委員会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
私的独占
の禁止及び
公正取引
の確保に関する
法律
第三十条第四項の
規定
により、康夫君を
公正取引委員会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
15
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
16
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第五、
国家公安委員会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
警察法
第七条第三項の
規定
により、
眞野毅
君を
国家公安委員会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
17
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
18
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第六、
中央更生保護審査会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
犯罪者予防更生法
第五条第三項の
規定
により、
大井久
君、
坂井改造
君を
中央更生保護審査会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
19
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
20
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第七、
公安審査委員会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
公安審査委員会設置法
第五条第三項の
規定
により、
戸塚九一郎
君、
矢部貞治
君を
公安審査委員会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
21
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
22
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第八、
社会保険審査会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
社会保険審査官
及び
社会保険審査会法
第二十二条第三項の
規定
により、
岡村周美
君、
軽部弥生
一君を
社会保険審査会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
23
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
24
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第九、
運輸審議会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
運輸省設置法
第九条第三項の
規定
により、
木内曾益君
を
運輸審議会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
25
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
26
○副
議長
(
河野謙三
君)
日程
第十、
労働保険審査会委員
の
任命
に関する件を
議題
といたします。
内閣
から、
労働保険審査官
及び
労働保険審査会法
第二十七条第三項の
規定
により、
加藤光徳
君を
労働保険審査会委員
に
任命
したことについて、本院の
承認
を求めてまいりました。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野謙三
27
○副
議長
(
河野謙三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
河野謙三
28
○副
議長
(
河野謙三
君) この際、
日程
に
追加
して、
昭和
四十一
年度
一般会計補正予算
(第1号)、
昭和
四十一
年度
特別会計補正予算
(特第1号)、
昭和
四十一
年度
政府関係機関補正予算
(機第1号)、 以上三案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野謙三
29
○副
議長
(
河野謙三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
予算委員長石原幹市郎
君。 〔
石原幹市郎
君
登壇
、
拍手
〕
石原幹市郎
30
○
石原幹市郎
君 ただいま
議題
となりました
昭和
四十一
年度
補正予算
三案の
予算委員会
における
審査
の経過及び結果を御
報告
申し上げます。 この
補正予算
は、本
年度
当初
予算作成
後に生じた
事由
に基づき特に緊要となった
公務員
の
給与改善
、
災害対策
その他、
諸般
の
事項
について、
所要
の
予算措置
を行なおうとするものでありまして、この
補正
の結果、
昭和
四十一
年度
一般会計予算
の
総額
は、
歳入歳出
とも千六百二十九億円を増加いたしまして、四兆四千七百七十一億円と相なるのであります。
特別会計予算
につきましては、
一般会計
の
補正
に関連するもののほか、
公務員
の
給与改善等
のため、十二の
特別会計
において
所要
の
補正
を行ない、また、
政府関係機関予算
におきましては、
日本国有鉄道
について、
運輸収入
の
減少等
による
資金不足
を補うため必要な
補正
を行なうことといたしております。 これら
補正予算
三案は、十二月六日
国会
に
提出
せられ、
予算委員会
におきましては、去る十八日、
水田大蔵大臣
から
提案理由
の説明を聞き、昨十九日
衆議院
からの
送付
を待って、本日、
佐藤内閣総理大臣
並びに
関係
各
大臣
に対し
質疑
を行ないました。以下、その
質疑
のおもなものについて概要を御
報告
申し上げます。 まず、
政治
の姿勢、
国会
の
正常化
など、当面の
政治
問題につきまして、「
国民生活
にきわめて重要な
関係
のあるこの
補正予算
を
審議
する
委員会
に
野党議員
の
出席
がなく、その
意見
が聞かれないということはまことに遺憾である。ルールに従って問題を処理していくことは
民主主義
の本質であり、
国会
の当然の
責任遂行
であって、
単独審議
という形式だけで批判すべきものではないと思うが、
総理
の所見はどうか。」との質問がありました。これに対して
佐藤内閣総理大臣
から、「
議会制民主主義
のもとでは、
国会
で
十分論議
を尽くし、
野党
の
意見
も聞き、初めて
国民
への
責任
を果たすことができる。
政府
は百方手を尽くしたが、ついに
野党議員
の
出席
がなかったのはまことに遺憾なことである。しかし、
補正予算
は一日も早く成立させねばならず、その
審議
を行なうのは、全くやむを得ない事態である。
政治不信
は一刻も早く払拭せねばならないので、今後ともできるだけの
努力
を尽くして、
野党
の
諸君
とも話し合い、
国会
の
正常化
をはかり、
議会制民主主義
の正しいあり方を
国民
に示したいと考えている。」との
答弁
がありました。 次に、
補正予算
に直接関連いたしまして、「
人事院勧告
による
公務員給与
の
改善
については、毎年
補正予算
を組んで、これを
実施
しているが、この
方法
は、
実施
時期をめぐって争いが絶えないので、何らか
改善
の方途を検討すべきではないか。」、また、
食糧管理特別会計
の
予算
につきましても、「当初
予算
の
編成
に際して、米の
買い入れ価格
を前
年度
の
生産者米価
で見込むことにしているが、
政府
の
経済見通し等
によって当然上がることが予期されるものについては、もっと弾力的に
予算
を
編成
することを、くふうすべきではないか。」などの
質疑
がありました。これに対し
政府側
から、「
人事院勧告
と
公務員
の
給与改善
との
関係
については、
関係閣僚
間で
改善
の
方法
につき引き続き検討を加えるつもりである。」、また、「
食管会計
については、
昭和
三十四
年度
までの
生産者米価
は
パリティ方式
で計算されていたので、予測することは比較的容易であったが、
生産費所得補償方式
に変わってからは予測することが困難になったので、一応、前
年度
生産者米価
で
予算
に
計上
し、七月にきまった段階で
補正予算
を組む以外に
方法
はない。」旨の
答弁
がございました。
災害対策
につきましては、「
北海道
の
農業
は、今年で三年続きの
冷害
であり、毎年甚大な
被害
をこうむっているが、
北方農業
の
確立
のため、この際、抜本的な
対策
を樹立すべきではないか。」との
質疑
がありました。これに対し
政府側
から、「当面の
対策
として、
天災融資
・
救農土木事業等
を
早期
かつ積極的に推進するのはもちろん、
恒久対策
としては、新
開墾地等
での無理な
稲作
をやめ、畑作の
振興
につとめるなど、
適地適作主義
に徹した
営農指導
を行ない、将来は
機械化
、
大型化農業
の
確立
に
努力
したい。」旨の
答弁
がありました。 次に、新
長期経済計画
に関連して、「
経済企画庁長官
は
兼業農家対策
について新しい
構想
を持っているように聞いているが、その
構想
はどうか。」との
質疑
があり、これに対して、「
長期計画
における
農業
の将来は、
自立農家
の育成であり、いま、その方向に進んでいるが、しかし、現実に
専業農家
は二割で、残りの八割は
兼業農家
である。それらの人々の
世代交代
以前においても
施策
を行なう必要があり、
施策
の
中心
は、農道、林道を含めた
交通網
の
整備
がふさわしいと考えている。」旨の
答弁
がありました。 〔副
議長退席
、
議長着席
〕
最後
に、今回の
補正予算
の背景となっております当面の
経済情勢
、特に今後の
経済見通し
についてでありますが、「今
年度
の
経済
は、
政府
の適切な
財政金融政策
により、予想以上の
回復
を示しているが、今後の
見通し
については、
景気過熱論
や
景気短命論
などがあり、必ずしも見解は一致していない。
政府
は来
年度
経済
に対してどのような
見通し
を持っているか。」との
質疑
がありました。これに対して
政府側
から、「来
年度
の
見通し
については、
目下作成作業
中であり、まだ最終的に固まっていないが、
実質
で八%台の
成長率
が適当と思う。これは長期的に、十年後の
日本経済
を
西欧並み
にするという
国民生活審議会答申
の目標にも大体合致する。
財政
についても中立的な性格のものを考えている。」旨の
答弁
がありました。 このほか、
石炭対策
、
中小企業
の倒産問題、
公債発行下
の
金融政策
、
地価対策
、
地域開発等
、
質疑
は広範にわたりましたが、その詳細につきましては、
会議録
によって御承知願いたいと存じます。 なお、この機会に、
委員会
の
運営
につき
一言
御
報告
申し上げておきたいと思います。
委員長
といたしましては、
委員会
の正常な
運営
のため終始最善の
努力
を尽くしたのでございまするが、はなはだ遺憾ながら、
野党委員
の
出席
を得られなかった次第であります。 かくて
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
自由民主党
を代表して
日高委員
が
賛成
の
意見
を述べられました。 これをもって
討論
を終局し、採決の結果、
予算委員会
に付託されました
昭和
四十一
年度
補正予算
三案は、
全会一致
をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
重宗雄三
31
○
議長
(重
宗雄三
君) 三案に対し、
討論
の通告がございます。発言を許します。
白井勇
君。 〔
白井勇
君
登壇
、
拍手
〕
白井勇
32
○
白井勇
君 私は、
自由民主党
を代表いたしまして、ただいま
議題
となりました
昭和
四十一
年度
一般会計予算補正
(第1号)外二件に対しまして、
賛成
の意を表明するものであります。 右三件の
内容
につきましては、ただいま
予算委員長
の
報告
にもありましたように、
公務員給与
の
改善
、
災害対策等
、当初の
予算作成
後に生じた
事由
に基づきまして、特に緊急に
措置
を要するものばかりであります。しかも、
総額
千九百九十三億円と、二千億円に達しまする
歳出
の
追加
を含む
補正予算
を
編成
されました
政府
の
努力
に対しましては、深甚の
敬意
を表するものであります。これというのも、その
財源
として、百九十四億円にのぼりまする
既定経費
の節減を行ないましたけれども、主として、
租税
の
自然増収
が千四百六十億円の
多額
にのぼったことが、この
補正予算
の
編成
を可能にしたおもな
要因
であろうと思うのであります。本
年度租税
の
自然増収
がこのようにきわめて
多額
にのぼったということは、昨年来、
政府
が
実施
いたしました
経済
・
財政政策
がまことによろしきを得た結果であることは、申すまでもないのであります。最近の
わが国経済
の動きを見ますると、昨年来、
政府
が強力に推進してきた積極的な
施策
が
効果
をおさめ、
国民各位
の
努力
と相まって、不況を克服をし、順調な
発展
を遂げつつあるのであります。すなわち、
鉱工業生産
の伸びは、当初八%と見通されておりましたものが、一四・五%と見込まれており、また、
個人消費
の支出も堅実に伸び、
設備投資
も
回復
に向かっております。こうして、本
年度
の
経済成長率
は、
実質
九%に達するものと見込まれ、当初
見通し
の七・五%を上回りますことは確実のようであります。しかも、注目をすべきことは、このような
経済成長
が、
物価
、
国際収支
にさしたる悪影響をもたらすことなく達成されつつあるということであります。 まず、
消費者物価
は、
政府
の諸
施策
が着々と実行されてきた結果、七・四%の
上昇率
を示しました昨
年度
に対しまして、五・五%程度におさまるようになってまいりました。もちろん、
消費者物価
の
上昇基調
というものは依然として強いのでありまするから、今後もその動向に注意をいたしまして、強力な
施策
を講ずべきことは当然であります。特に、
消費者米価
につきましては、
物価
に及ぼす影響を考慮して、
財政
がきわめて困難な
事情
にあるためにかかわらず、その引き上げを見送ったことは、
物価問題解決
に対しまする
政府
の
熱意
をあらためて
国民
一人一人に示したものとして、深く
賛意
を表するものであります。 また、
国際収支
につきましても、
景気
の
回復
に伴う輸入の増加、
西欧金利水準
の
上昇
に伴います
資本収支
の赤字などの
変動要因
にもかかわらず、三億ドル以上の
総合収支
の黒字が見込まれております。これまた、
政府
の積極的かつ強力な
輸出拡大
の意欲が反映したものであることも論を待たないのであります。 このように、
景気
の調整、
物価
の安定、
輸出
の増進など、
わが国経済
の
発展
に対しまする
政府
の
施策
は、時宜を得た適切なものと言うべきであります。このような
政府
の
財政運営
に満幅の信頼を置き得るということは、本
補正予算
に
賛成
をいたしまする根本的の
理由
であります。 次に、
補正予算
の
内容
につきまして、二、三申し述べたいと思います。
歳出
に
追加計上
の第一は、
公務員
の
給与改善費
の三百二十二億円でありますが、これは去る八月十二日行なわれました
人事院勧告
を尊重し、九月一日にさかのぼって
実施
するための
経費
であります。
人事院勧告
の
完全実施
を云々する
意見
も傾聴に値するのでありますが、限りあります
財源
の
事情
から見まして、私どもは、法の精神に従い、
人事院勧告
を最大限に尊重いたしました
措置
と認め、
政府
の決断に心から
敬意
を表するものであります。 第二に、
食管特別会計
への
繰り入れ
八百八十億円は、本
年産米
の
政府買い入れ価格
が引き上げられましたこと、また、
物価
安定を願います
政府
が
消費者米価
を据え置くこととしました結果生じました当然の
措置
であります。 第三は、
災害対策費
六十八億円でありまして、この
経費
は、本年
発生災害
の一日も早い復旧を待ち望んでおりまする
被災地住民
や
地方公共団体
の期待にこたえんとする
措置
でありまして、まことに適切なるものと言わざるを得ません。この
対策費
中には、台風十八号で大きな
被害
を受けました宮古島の
人たち
への
救援費
四億円が
計上
されておるのであります。アメリカとの
対外折衝
を重ねまして、この
財政措置
をなされました
政府
の
熱意
と
努力
は、
祖国復帰
を熱望しておりまする
沖繩住民諸君
に対しまする
同胞愛
の一表現でもあり、
本土沖繩一体感
のきずなとなることを確信するものでありまして、満腔の
賛意
を表するものであります。 第四は、
農業共済
再
保険
への
繰り入れ
六十六億円でありますが、これは
北海道
を
中心
に、
東北地方
までに及ぶ
冷害等
による
農作物被害救済
の
措置
を講ぜんとするものであります。中でも
被害
の大きい
北海道
は、三年間繰り返された
冷害
で、収穫皆無の
稲作
をはじめ、日本一の
雑穀地帯
であります
十勝地帯
の
被害
の実情などは惨たんたるものであり、
被災農家
の傷心と窮乏は、まことに同情にたえないものがあるのであります。これら
被災農家
が一日千秋の思いで待ち望んでおりまするものは、
共済金
の
早期給付
と
援農対策事業
の
実施
なのであります。この
農民諸君
の要望にこたえるために、いま一番大事でありますることは、一日一刻も早い
補正予算
の成立と、これが実行に当たることであります。 第五は、
石炭対策費
二十九億円の
計上
であります。本
経費
は、七月二十五日、
石炭鉱業審議会
から
提出
されました「
石炭鉱業
の再建と
抜本的安定策
」の
答申
を受けました
政府
が、その趣旨を尊重し、
明年度予算編成
を待つことなく、
補正予算
で
財政措置
を講じようということでありまして、
石炭産業自身
はもちろんのこと、
産炭地域
の
市町村財政
及び同
地域
の
商工業者等
に寄与する
効果
は大きく、心から
賛意
を表するものであります。 そのほか、本
補正予算
に盛られましたもろもろの
事項
は、いずれも緊急にして必要欠くべからざる
財源措置
でありまして、まことに適切なものと考えます。 私は、今
国会
の
審議
につきまして
一言
申し上げたいと思うのでありまするが、今
国会
は、以上申し述べましたように、
国民生活
を守るために最も緊急を要しまする
事項
につきまして
審議
をする
国会
であります。しかるに、
社会党
の
諸君
は、「
議員
総辞職を含むあらゆる戦術を行使して、
年内解散
をかちとるのだ」、こういう党議をかざしまして、最初から
審議
を一切拒否しておりますことは、
議会政治
のワクを逸脱しているものであります。少なくとも
国会議員
たるものは、その任期中は
国民
にかわって
国政全般
をあずかっているものであります。いかなる場合でも、身がってに
国政
に対しまする
審議権
を拒否したり放棄してはならないことは、申すまでもありません。私は、
国民
とともに、
社会党
をはじめ、
野党諸君
の反省を求めてやまないものであります。
最後
に、私は
政府
に
一言
御要望申し上げたいと思います。今後
政府
が
国民
の
福祉向上
のためにとろうといたしまする新しい政策というものは一体何であるか、その新しい政策の具体的裏づけとなります来
年度
予算
はいかなるものであるか、一日も早く
国民
の前に明示をいたしまして、
国民
の期待にこたえまするとともに、本
国会
の冒頭におきまして
総理
が特にお誓いになられました「重ねての誓い」にあかしを立てられまするように、切に要望をいたしまして、私の
賛成
討論
を終わりといたします。(
拍手
)
重宗雄三
33
○
議長
(重
宗雄三
君) これにて
討論
の通告者の発言は終了いたしました。
討論
は終局したものと認めます。 これより採決をいたします。 三案全部を問題に供します。三案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
34
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって三案は、
全会一致
をもって可決せられました。(
拍手
)
—————
・
—————
重宗雄三
35
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
特定船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)、 内
航海運業法
の一部を
改正
する
法律案
(第五十一回
国会
内閣提出衆議院送付
)、 以上両案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
36
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。運輸
委員長
江藤智君。 〔江藤智君
登壇
、
拍手
〕
江藤智
37
○江藤智君 ただいま
議題
となりました
法律案
二件につきまして、運輸
委員会
における
審査
の経過及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
特定船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。 本
法律案
は、内航海運における船腹過剰を解消し、あわせて内航貨物船の近代化をはかるため、特定船舶
整備
公団の業務として、老朽貨物船等を解撤して行なう貨物船の建造、及び、内航海運組合等が行なう共同係船に関する融資業務等を
追加
し、これに伴い、
政府
は、これらの融資に対する利子補給及び公団の長期債務に対する保証等の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
における
審査
の詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
討論
、採決の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
—————————————
次に、内
航海運業法
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。 本
法律案
は、内航海運業を登録制から許可制に改め、内航運送業における経営規模の適正化等により、その健全な発達をはかろうとするものであります。
委員会
における
審査
の詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
自由民主党
の岡本
委員
より、施行期日を六カ月延期すること等を
内容
とする修正案が
提出
されました。次いで採決の結果、本
法律案
は、
全会一致
をもって修正可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
重宗雄三
38
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 まず、
特定船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
全部を問題に供します。本案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
39
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって本案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
40
○
議長
(重
宗雄三
君) 次に、内
航海運業法
の一部を
改正
する
法律案
全部を問題に供します。
委員長
の
報告
は修正議決
報告
でございます。
委員長
報告
のとおり修正議決することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
41
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって本案は、
全会一致
をもって
委員会
修正どおり議決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
42
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
防衛庁職員給与法
の一部を
改正
する
法律案
、(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
)、 旧
勲章年金受給者
に関する
特別措置法案
(第五十一回
国会衆議院提出
)、
連合国占領軍等
の
行為等
による
被害者等
に対する
給付金
の支給に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
衆議院提出
)、 以上五案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
43
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
内閣
委員長
熊谷太三郎君。 〔熊谷太三郎
登壇
、
拍手
〕
熊谷太三郎
44
○熊谷太三郎君 ただいま
議題
となりました
法律案
五件について、
内閣
委員会
における
審査
の経過並びに結果を御
報告
申し上げます。 まず、
給与
関係
三法案について申し上げます。
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
は、本年八月の
人事院勧告
を
実施
するため、
一般職
の
職員
の
給与
について、全俸給表の俸給月額の引き上げ、配偶者に対する扶養手当の月額の増額、通勤手当の
改正
、
委員
、顧問等の非常勤
職員
に対する手当の支給限度額の
改正
等を行ない、これらの
改正
を本年九月一日から
実施
しようとするものであります。
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び
防衛庁職員給与法
の一部を
改正
する
法律案
は、
一般職
の
職員
の
給与
改定に準じて、
特別職
の
職員
及び防衛庁
職員
の俸給月額等についてそれぞれ
所要
の
改正
を行なおうとするものであります。
委員会
におきましては、以上三案を一括して
審査
いたしましたが、その詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、採決の結果、三法案は、いずれも
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
—————————————
次に、旧
勲章年金受給者
に関する
特別措置法案
について申し上げます。 本法案は、
衆議院
議員
発議にかかるものでありまして、その
内容
は、わが国の
経済
が順調に
発展
し、
国民生活
も漸次向上しつつあるとき、旧金鵄
勲章年金受給者
の多くは、かつての
経済
的期待権を喪失し、
経済
的精神的に不遇のうちに老後の日々を送っている現状にかんがみ、その処遇
改善
をはかるために、この際、十万円の一時金を支給する
措置
を講ずるとともに、勲等年金受給者についても
所要
の
改善
措置
を行なおうとするものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
質疑
を終わり、
討論
に入りましたところ、
自由民主党
を代表して柴田
委員
より、施行期
日等
に関する修正案が
提出
せられました。次いで採決の結果、修正案並びに修正部分を除く原案は、いずれも
全会一致
をもって可決せられ、本法案は修正議決すべきものと決定いたしました。
—————————————
最後
に、
連合国占領軍等
の
行為等
による
被害者等
に対する
給付金
の支給に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
は、
衆議院
議員
の発議にかかるものでありまして、その
内容
は、現行法による
措置
が、
法律
施行前に占領軍等の行為以外の原因で死亡した場合には適用されないこと、また、現行法による救済
措置
が、最近における災害補償制度並びに社会保障制度の進展等に照らし不十分であること等にかんがみ、これが
改善
のため
所要
の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、採決の結果、本
法律案
は、
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
重宗雄三
45
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 まず、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
防衛庁職員給与法
の一部を
改正
する
法律案
、及び、
連合国占領軍等
の
行為等
による
被害者等
に対する
給付金
の支給に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
全部を問題に供します。 四案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
46
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって四案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
47
○
議長
(重
宗雄三
君) 次に、旧
勲章年金受給者
に関する
特別措置法案
全部を問題に供します。
委員長
の
報告
は修正議決
報告
でございます。
委員長
報告
のとおり修正議決することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
48
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって本案は、
全会一致
をもって
委員会
修正どおり議決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
49
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、 千九百六十二年の
国際小麦協定
の
有効期間
の再延長に関する
議定書
の締結について
承認
を認めるの件(
衆議院送付
)を
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
50
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。外務
委員長
木内四郎君。 〔木内四郎君
登壇
、
拍手
〕
木内四郎
51
○木内四郎君 ただいま
議題
となりました
議定書
は、昨年一カ年延長された千九百六十二年の
国際小麦協定
の期限満了に伴い、その
内容
に変更を加えることなく、さらに
有効期間
を明年七月三十一日まで一カ年再延長することを
内容
とするものであります。 この協定に、わが国は一九四九年以来継続して参加しておるものでありますが、協定の骨子は、加盟
輸出
国に対し、小麦の相場が高騰した場合でも、一定数量までは所定の最高価格で売り渡す義務を課し、他方、加盟輸入国に対しては、その輸入総量の所定の割合までは、最高価格及び最低価格の間で買い入れる義務を課することにより、小麦価格の安定と需給の調節をはかろうとするものであります。
委員会
は、本日、慎重
審議
の後、
討論
採決の結果、
本件
は
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
いたします。(
拍手
)
重宗雄三
52
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
本件
を問題に供します。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
53
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって
本件
は、
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
重宗雄三
54
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
昭和
四十一
年度
における
地方財政
の
特別措
置に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
地方公共団体
の
議会
の
議員
及び長の
選挙期
日等
の
臨時特例
に関する
法律案
、 (いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
)、 以上両案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
55
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。地方行政
委員長
岸田幸雄君。 〔岸田幸雄君
登壇
、
拍手
〕
岸田幸雄
56
○岸田幸雄君 ただいま
議題
となりました二
法律案
の
委員会
における
審査
の経過並びに結果を
報告
いたします。 まず、
昭和
四十一
年度
における
地方財政
の
特別措
置に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。 本案は、
人事院勧告
に基づく国家
公務員
の
給与
改定に準じて行なわれる地方
公務員
の
給与
改定に要する
経費
の
財源
を地方団体に付与するため、基準
財政
需要額の算定に用いる単位費用の引き上げをはかるとともに、固定資産税の免税点の引き上げ等による地方団体の減収に対処するため、新たに
総額
五十億五千九百万円の第三種特例交付金を設ける等、必要な
改正
を行なおうとするものであります。
委員会
の
審議
の詳細は、
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、採決の結果、本案は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
—————————————
次に、
地方公共団体
の
議会
の
議員
及び長の
選挙期
日等
の
臨時特例
に関する
法律案
について申し上げます。 本案は、都道府県及び市区町村を通じまして、全国大多数の
地方公共団体
の
議会
の
議員
または長の任期が、明年三月から五月までに満了することとなる実情にかんがみ、その任期満了による
選挙
の期日を、都道府県及び指定都市の
議会
の
議員
、知事、指定都市の長の
選挙
については四月十五日、指定都市以外の市の
議会
の
議員
及び長、町村の
議会
の
議員
及び長の
選挙
については四月二十八日、特別区の
議会
の
議員
の
選挙
につきましては四月十五日に、それぞれ統一して行なうこととし、これに伴って必要な定めを行なうとともに、地方
議員
の退職年金に関する在職期間の取り扱いについても、都道府県の
議会
の
議員
の候補者となるために市町村
議会
等の
議員
を退職した場合について特例を認めようとするものであります。
委員会
における
審議
の詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、採決の結果、本案は
全会一致
をもって
衆議院送付
案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
を終わります。(
拍手
)
重宗雄三
57
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 両案全部を問題に供します。両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
58
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって両案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
59
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
農業共済
再
保険特別会計
の
歳入不足
をうめるための
一般会計
からの繰入金に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)、
昭和
四十一
年産米穀
についての
所得税
及び
法人税
の
臨時特例
に関する
法律案
(
衆議院提出
)、 以上両案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
60
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。大蔵
委員長
徳永正利君。 〔徳永正利君
登壇
、
拍手
〕
徳永正利
61
○徳永正利君 ただいま
議題
となりました二法案につきまして、大蔵
委員会
における
審査
の経過及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
農業共済
再
保険特別会計
の
歳入不足
をうめるための
一般会計
からの繰入金に関する
法律案
について申し上げます。
昭和
四十一
年度
におきまして、低温等により水陸稲及び麦の
被害
が異常に発生したことに伴い、
農業共済
再
保険特別会計
の
農業
勘定における再
保険
金の支払いが増加する等のため、同勘定の支払い
財源
に不足が生ずることが見込まれるので、その不足をうめるため、本案は、同
年度
において
一般会計
から六十五億五千六百万円を限り、
農業共済
再
保険特別会計
の
農業
勘定に
繰り入れ
ることができることとするものであり、また、この
繰り入れ
金については、後日、同勘定において決算上の剰余を生じた場合、同会計の再
保険
金支払基金勘定へ
繰り入れ
るべき金額を控除してなお残余があるときは、この
繰り入れ
金に相当する金額に達するまでの金額を
一般会計
に
繰り入れ
なければならないこととしようとするものであります。
委員会
における
審議
の詳細は、
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終了し、採決の結果、本案は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
—————————————
次に、
昭和
四十一
年産米穀
についての
所得税
及び
法人税
の
臨時特例
に関する
法律案
について申し上げます。 本案は、
衆議院
大蔵
委員長
提出
にかかるものでありまして、
昭和
四十一年産の米穀につき、事前売り渡し申し込み制度の円滑な
実施
に資するため、米穀の生産者が、同年産の米穀を、
政府
に対し、事前売り渡し申し込みに基づいて売り渡した場合、その売り渡した米穀にかかる
所得税
及び
法人税
について、売り渡しの時期に応じ、玄米換算百五十キログラム当たり千七百円ないし千百円を非課税としようとするものであります。これに伴う
昭和
四十一
年度
の減税額は、国税約七億円、地方税約十七億円と見込まれております。
委員会
における
審議
の詳細は、
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終了し、採決の結果、本案は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
重宗雄三
62
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 両案全部を問題に供します。両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
63
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって両案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
64
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
石炭鉱業合理化臨時措置法
及び
石炭鉱山保
安
臨時措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
65
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。商工
委員長
村上春藏君。 〔村上春藏君
登壇
、
拍手
〕
村上春藏
66
○村上春藏君 ただいま
議題
となりました
石炭鉱業合理化臨時措置法
及び
石炭鉱山保
安
臨時措置法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、商工
委員会
における
審査
の経過並びに結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、今回、石炭鉱山整理促進交付金の単価を引き上げることに関連して、二つの
臨時措置法
に
所要
の
改正
を行なおうとするもので、その
内容
は、非能率炭鉱及び保安不良炭鉱の終閉山に際して、
石炭鉱業
合理化事業団が、交付金の中から、採掘権者、租鉱権者あるいは廃止事業者にかわって優先的に弁済する債務として、従来の賃金と鉱害債務のほかに、労働者に対する貯蓄金を加えるとともに、採掘権者等が毎年事業団に納める納付金の限度額を、現行のトン当たり三十円から四十五円に引き上げようとするものであります。
委員会
におきましては、
石炭対策
の基本方針その他について
質疑
が行なわれましたが、その詳細は
会議録
に譲ることにいたします。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、直ちに採決の結果、本法案は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上
報告
いたします。(
拍手
)
重宗雄三
67
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 本案全部を問題に供します。本案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
68
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって本案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
69
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
炭鉱離職者臨時措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
70
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。社会労働
委員会
理事鹿島俊雄君。 〔鹿島俊雄君
登壇
、
拍手
〕
鹿島俊雄
71
○鹿島俊雄君 ただいま
議題
となりました
炭鉱離職者臨時措置法
の一部を
改正
する
法律案
について、社会労働
委員会
における
審査
の経過及び結果を
報告
いたします。 この
法律案
は、過ぐる八月に決定をみた
石炭鉱業
合理化政策に伴って離職することとなる炭鉱労働者について、本年八月三十一日において在職していたこと、及び、離職の日までに一年以上引き続き雇用されていたことの二つの条件を満たすものに対し、炭鉱離職者求職手帳を発給して、就職促進手当、訓練手当等を支給しつつ、再就職のための特別指導を行なうこととするほか、移住資金について、その支給対象者を広げることを、おもな
内容
とするものであります。 社会労働
委員会
においては、今後における離職者の
見通し
、これに対処するための援護
内容
拡充の必要性等について
質疑
が行なわれた後、採決の結果、
全会一致
をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上
報告
いたします。(
拍手
)
重宗雄三
72
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 本案全部を問題に供します。本案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
73
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって本案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
74
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、 裁判官の
報酬等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、
検察官
の
俸給等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
)、 以上両案を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。
昭和
四十一年十二月二十日 参議院
会議録
第五号 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
75
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。法務
委員会
理事
後藤義隆
君。 〔
後藤義隆
君
登壇
、
拍手
〕
後藤義隆
76
○
後藤義隆
君 ただいま
議題
となりました二法案について、法務
委員会
における
審議
の経過と結果を
報告
いたします。 これらの
法律案
は、最高裁判所裁判官以外の裁判官の
報酬等
の
給与
、並びに検事総長以外の
検察官
の
俸給等
の
給与
を、一般の
政府
職員
の例に準じて
改善
しようとするものであります。
委員会
において
審議
、採決の結果、右二法案は、いずれも全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上
報告
いたします。(
拍手
)
重宗雄三
77
○
議長
(重
宗雄三
君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 両案全部を問題に供します。両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
重宗雄三
78
○
議長
(重
宗雄三
君)
総員起立
と認めます。よって両案は、
全会一致
をもって可決せられました。
—————
・
—————
重宗雄三
79
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、 本日、文教
委員長
外八
委員長
から
報告
書が
提出
されました大学に
情報処理研究施設設置
に関する
請願
外五百九十四件の
請願
を一括して
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
80
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。
—————————————
重宗雄三
81
○
議長
(重
宗雄三
君) これらの
請願
は、各
委員長
の
報告
を省略して、各
委員会
決定のとおり採択することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
82
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。
—————
・
—————
重宗雄三
83
○
議長
(重
宗雄三
君) 参事に
報告
させます。 〔参事朗読〕 本日
委員長
から左の案件について継続
審査
の要求書が
提出
された。 社会労働
委員会
一、一酸化炭素中毒症に関する
特別措置法案
(第五十一回
国会
参第二号) 一、身体障害者福祉法等の一部を
改正
する
法律案
(第五十一回
国会
参第三号) 一、診療エックス線技師法の一部を
改正
する
法律案
(第五十一回
国会
閣法第一二五号) 商工
委員会
一、消費者基本法案(第五十一回
国会
衆第一六号)(予備
審査
) 一、
物価
安定緊急
措置
法案(第五十一回
国会
衆第四四号)(予備
審査
) 議院
運営
委員会
一、議院及び国立
国会
図書館の
運営
に関する件
—————
・
—————
重宗雄三
84
○
議長
(重
宗雄三
君) この際、
日程
に
追加
して、
委員会
の
審査
を閉会中も継続するの件を
議題
とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
重宗雄三
85
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。
本件
は、ただいま
報告
いたしました各
委員長
要求のとおり決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
—————
・
—————
重宗雄三
86
○
議長
(重
宗雄三
君) 御
異議
ないと認めます。よって
本件
は各
委員長
要求のとおり決しました。 ─────・─────
重宗雄三
87
○
議長
(重
宗雄三
君)
一言
ごあいさつを申し上げます。 ここに、懸案の議案を議了いたしましたことは、御同慶の至りであります。ただ、本
国会
の議院の
運営
が正常に進行いたしませんでしたことは遺憾に存じます。
議長
といたしましても、正常なる議院
運営
のため、さらに一そうの
努力
をいたす所存でありますが、
諸君
におかれましても、今後一そうの御協力あらんことを切望してやみません。 ここに、散会するにあたり、
諸君
の御労苦を感謝いたします。 これにて散会いたします。 午後五時十五分散会
—————
・
—————