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1966-05-17 第51回国会 衆議院 議院運営委員会 第40号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十一年五月十七日(火曜日)    午後十時三十七分開議  出席委員    委員長 塚原 俊郎君    理事 佐々木秀世君 理事 坪川 信三君    理事 伊能繁次郎君 理事 草野一郎平君    理事 金丸  信君 理事 滝井 義高君    理事 中嶋 英夫君 理事 安宅 常彦君    理事 鈴木  一君       海部 俊樹君    鯨岡 兵輔君      小宮山重四郎君    小山 省二君       田中 六助君    田村 良平君       竹内 黎一君    塚田  徹君       西岡 武夫君   茜ケ久保重光君       西村 関一君  委員外出席者        議     長 山口喜久一郎君         副  議  長 園田  直君         議     員 林  百郎君         事 務 総 長 久保田義麿君     ————————————— 本日の会議に付した案件  会期延長の件      ————◇—————
  2. 塚原俊郎

    塚原委員長 これより会議を開きます。  まず、会期延長の件についてでありますが、本件につきましては、先般来理事会において国会正常化の線に沿って格段の御努力を願い、各党間の意見の調整につとめてまいりました。また、議長におかれても、自由民主党日本社会党及び民主社会党の幹部を招致され、その意向を聴取し、意見一致を見るよう協力を要請されてきたのでありますが、遺憾ながら各党一致結論を得るまでに至りませず、議長は先ほど、会期を五月十九日から六月二十七日までの四十日間延長いたしたいとの意向を表明されました。この御意向につきまして議長は各常任委員長意見を徴されましたところ、五月十九日から六月二十七日までの四十日間会期延長すべきであるとの意見でありました。  それでは、本件について御協議願います。
  3. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 きのう三党の国対委員長及び幹事長書記長の御努力を願いまして、会期延長については、話し合いを深めた上、原則として三党一致の上で処理をするという申し合わせができたわけであります。そのきのうのきょう、三党一致話し合いがまとまらぬということで、会期をなお一日残している現段階会期延長の問題を持ち出すということは、これは議長としても、少しく時期尚早であるし、いま一段の努力をして、三党一致結論を見出すようにすべきだ、こう考えるのです。したがって、本日現段階でこの委員会を開いて会期延長を議に付するのは時期尚早である、こういう考えを持っております。もしこれを強行するならば、私どもは絶対反対でありますから、あるいは議長職権で本会議開会等のことがあるかもしれない、そういううわさを聞いておりますが、もしそういうことがあるならば、三項目協定はもちろん自民党あるいは議長のほうにおいて破棄したということになりますし、明日からの国会運営について、正常でいきたいと思っても実際はいきかねる。そういう不安があるということ、期待ができないということ、これをぜひ明白にした上で、最後の御考慮を自民党並びに議長さんにお願いしたい、こう思うわけであります。
  4. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 ただいま中嶋さんからお話がありましたが、昨日三党間においてお互い話し合いをし、しかも申し合わせをした三項目は、国会正常化という大前提に立っての三項目でありまして、この精神というものは、私は、今回の会期延長では実を結ばなかったけれども、将来とも生かしていかなければならぬ、こう思います。しかし、おっしゃるようなこと、このことで社会党としては破棄しなければ本会議に臨まぬということになれば、はなはだ残念でありますけれども、われわれとしては、破棄するという気持ちはいまだ持っておりませんが、しかし、一時それに対する議論を保留していただいて、そうして、きょうの本会議はすみやかに開いて、会期延長だけはきめていただきたい、こう思います。
  5. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 破棄したくないのはこっちなんです。私ども破棄したくないから、まだ残る一日の間三党一致結論を得るように努力したいと言っているのです。それをやらぬできょうやるということは破棄をすることになるので、その点を明白にしてもらわなければならぬ。破棄したくないなら、三党一致結論を見出すためになお話し合いを続けてほしいと思います。
  6. 西村関一

    西村(関)委員 わがほうの理事諸君からの話によりますと、四十日が三十五日と三十三日、なお三十四日というところまでいったけれども、三十四日は困るということで御破算になったということでありますが、委員長、どうなんですか。
  7. 塚原俊郎

    塚原委員長 私は、その折衝にはタッチしておりません。
  8. 西村関一

    西村(関)委員 自民党理事さん、どうですか。
  9. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 こういうことですから、その折衝過程はいろいろ聞いておりますが、お話のような期間が非常に近づいたということだけは承知しておりますが、何日と何日で決裂したというようなことは、ひとつ御想像にまかせて、非常に近づいた、しかし残念でしたということだけ申し上げておきます。
  10. 西村関一

    西村(関)委員 どうもそれは不明朗ですよ。ここは委員会ですから、委員会で何もかもきめるんですよ。そういう点を明らかにして記録に残してもらわないと困ると思う。
  11. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 いまの西村委員発言については、御発言のとおりであるということを私から申し上げます。これに対して、いなやを言う人は一人もいないはずです。
  12. 塚原俊郎

    塚原委員長 西村君に申し上げますが、会期延長議運が中心となってやるべきであるというので、非常な熱意を持った努力を続けてまいりましたことは御承知いただけると思うのでありますが、その間のことについては、いま佐々木委員の申されたように御理解いただいたらけっこうだと思っております。
  13. 西村関一

    西村(関)委員 それだけだったら私は非常に残念だと思うのです。そこまで近づいておるのに話し合いができない。議運というのは話し合いの場ですから、たった一日のことで、非常に接近という表現を使われましたから、それはそのまま受け取らしていただきますけれども、そこまで来ておって話し合いが成就しなかったということは、これは国会正常化を願っている国民の前にもわれわれは申しわけないと思うのです。そこを何とかもうひとつ努力していただくことができないものだろうか、私は委員としてそういう感じを率直に持ちます。
  14. 茜ケ久保重光

    茜ケ久保委員 四十日という日にちを議長がおきめになった根拠について、議長からはっきりしていただきたい。
  15. 山口喜久一郎

    山口議長 残された法案審議には、衆参両院を通じて四十日が適当であるというお考えから示したような次第であります。
  16. 茜ケ久保重光

    茜ケ久保委員 これも懇談会の席上らしいのでありますが、先ほど私どもは一応代議士会で報告を受けたものですから、そのままなんですが、いま西村委員がおっしゃったように、自民党は三十五日まで譲歩された、社会党は三十三日、さっき三十四日と議長がおっしゃったら、自民党さんが一日で折れなかった、そういうことを聞いているのですが、そうしますと、議長も一応三十四日までの考えをお持ちになったのですから、おそらくそのときには議長は、三十五日なら、いまおっしゃったように、残った議案を衆参合わせて審議できる御自信があったと思う。それがまた変わって四十日になると、私ども議長信頼したくても信頼できなくなってくる。私どもは、国会正常化のためには、議長権威を高め、議長裁定には喜んで服するようにしなければならない。今度三十五日という案をお出しになったあと裁定されたのは四十日ということになりますと、私どもはどこを信頼していいかわからなくなってくる。正直いって、山口議長は就任された当時、党派を越えてやるとおっしゃった。また、そういう態度も見えましたが、どうも歴代の議長は、会期の点になると、みな完全に与党的になられて見えるのです。いつも国会が混乱するのは会期延長なんです。これは自民党責任も追及したいと思いますが、三十四日という案をお示しになった議長が、いままた四十日となってきますと、残った議案審議に要する日数の計算がどうも私は信頼できない。
  17. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 ちょっと誤解されておる点がありますから申し上げますが、さっき中嶋君がそのとおりだとおっしゃったように、その中にはいろいろありました。三十五日という話も三十八日も四十日もありました。しかし、それは折衝過程でありまして、ことに最後の、いま茜ケ久保さんの言われた自民党が三十五日と出したということは、出しておりません。ただ、議長さんのあっせんの一内容として三十五日という線も出たこともありますということで間違いないでしょう。そういうことでございますから誤解のないように。自民党が三十五日を出したのではありません。
  18. 滝井義高

    滝井委員 問題は三項目の取り扱いについてですが、いま佐々木さんが、三項目については議論をひとつ保留してくれ、こういうことなんですけれども、われわれは実は保留ではちょっとぐあいが悪い。われわれも国会正常化精神というものは全部失ってしまったわけではないので、その精神をますます高揚して、その努力を前向きにやりたいと思っております。しかし、昨日やられた三項目が、今後の国会審議その他に手かせ足かせとなってしまうことは非常に困るわけです。もしそういう三つのものを少なくとも幾ぶんでもここに残そうとすれば、やはり三十五日の線で議長出していただかなければならぬわけです。ところが、それをもとに返すと言うと、自民党さんは、もとは六十日だとおっしゃるかもしれぬけれども、とにかく自民党さんのお出しになった四十日におかえになったわけです。そこで国会正常化精神、あの三項目を残すというなら、やはり三十五日でとどめておくというのが常識なんです。ところが、そうでなくて、もとのようにお返りになってしまったんだから、この際は、やはりあの三項目については御破算になった。しかし、精神は私たちは将来に向かってますますかき立てていきたいと思いますので、この際は、当委員会においても、三項目は一応御破算になったという確認だけをしておいていただきたい。と申しますのは、われわれがこれをつくったのではございません。国対委員長同士でおつくりになったものでございますけれども、われわれはそれを党から聞かしてもらって、理事会確認をしておるわけです。したがって、確認をしたという点からいって、これは一応われわれの血肉になったものなんです。したがって、その血肉になったものがいつの間にか重要な点で破棄をされる、実行できなかったということになれば、われわれとしては、それを血肉のままで長く入れておくわけには参らぬ。そういうものを長く入れておけば病毒になりますから、したがって、この際は一応それを吐き出して、もう一ぺん正常な姿にして、さらに将来に向かって努力をしたい、こう思いますので、きょうはひとつ自由民主党さんのほうもこだわらずにやっていただきたいと思います。
  19. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 非常に残念でございますが、いまの滝井さんのお話を了としまして、精神は残しておくということでありますから、その精神については今後とも双方で努力を続けるということで了承いたします。
  20. 鈴木一

    鈴木(一)委員 いまの点を申し上げようと思ったのですが、佐々木さんのほうから、精神は生かすけれども一応ここで御破算だということでお話になりましたので、一応了承するといたします。そうしてもらいたいと思っているわけです。
  21. 西村関一

    西村(関)委員 重ねて恐縮でございますが、これはもう与野党とも理事諸君が御努力なさったという点は私も了とさしていただきたいと思うのです。いままでの経過の内容をしさいに聞いていない者といたしましては、この議運委員の一人といたしましては、佐々木理事の御発言のおことばをかりましたならば、非常に接近した、にもかかわらず決裂したということは非常に残念に思うのです。この三党の申し合わせ事項を生かしたいということは、これはもう万人が願うところだと思うのです。それさえも、いまのお話のようなぐあいに、精神は生かすけれども事実上御破算になったということは非常に残念だと思います。そこで、その非常に接近したにもかかわらず、なぜここで決裂しなければならなかったかということについては、これはやはり私は、委員長においても御努力いただいたのだと思いますが、もう一つ英知を働かして、これはまことに先輩委員皆さんに申しわけないのですが、御努力をいただけないだろうか。ここで決をとるというようなことは、そこまで接近して御努力いただいたのに、いかにも残念に思うのです。そういう点、いまお話のように、精神は生かすけれどもそれは一応御破算になったことを認めるということは、非常に残念に思いますので、私は委員の一人としてそういう考えを持っているということを申し述べて、委員長の御善処を仰ぎたいと思います。
  22. 塚原俊郎

    塚原委員長 よくわかりました。
  23. 安宅常彦

    安宅委員 私は最後に申し上げておきたいと思うのです。会期延長という問題は、議運の中の話し合いでこれを処理することが、国会正常化でいままでいろいろ言われてきたことを解決する一番近道であり、しかも議会権威を高めることであり、またこれは議長発議によってきまることでありますから、議長権威そのものが高まることである、こういうことをお互い確認し合ってきたわけです。実際いままでの本院における会期延長のいろいろないきさつ、歴史というものをずっと見てみますと、これによって国民から信頼を失うような結果にだけずっとなってきているわけです。いままでこれだけいろいろと、協定まで一時はできておりながら、実際問題として議長のとられた態度、それから議運委員長ほんとうに強くなって、この国会をまとめるという、そういう努力はしたと御本人方はおっしゃりたいでしょうけれども、結果的にこういうことになったということについて、やはり相当の反省をしてもらわなければならない。もう一回、国会というものがほんとう国民から信頼をつなげるという、そういう立場を明確にするために、この際こういうできごとが起きたのですから、私どもは許すことができないという気持ちであり、ほんとうに強く反省をしてもらわなければならないということだけは申し上げて、私は、そういうことを議長がおはかりしたい、こういう提案でありますが、こういうやり方については絶対に反対、こういうことを申し上げておきたいと思います。
  24. 茜ケ久保重光

    茜ケ久保委員 だれでも国会正常化とおっしゃいますが、国会正常化をやると言って、いつでもおかしているのです。私は、国会というものはだいぶ出ておりますが、いまだわからぬことがある。国会正常化と言いながら国会正常化を進めていらっしゃる。これは非常な不正常ですよ。与党は多数を持っていて、法案にしてもわけのわからぬ法案出してみたりする。たとえば祝日法案ですか、また閉会まぎわに出してみたりする。会期は百五十日あるのです。これはいまきまったことじゃない。新憲法以来きまっているのです。それをいつも政府自民党は百五十日の会期をむだにして、会期末になってから延長をはかる。不見識な話です。国民を愚弄している。したがって、私はさっき言ったように、もしほんとうにあれならば、たとえば審議日数を見ても、百五十日のうちかなりロスがある。これはお互いども責任があります。年末の休暇だってあんなにとる必要はないと思う。もっと縮めてもいいのです。まあいろいろなことがある。せっかく委員長が座長で国会正常化の検討をしておりますが、どのくらい進んだか知りませんけれども、一方では正常化の話をしながら、反面ではこんなことをなされている。おそらくあしたの新聞などは読むに耐えぬと思います。議運理事諸君が非常に真剣になっていることはわかりますけれども、やることはみんな、抜けているのです。委員長、聞いてください。
  25. 塚原俊郎

    塚原委員長 いろいろな御意見を承りましたが……。
  26. 茜ケ久保重光

    茜ケ久保委員 まだ発言中です。そういう状態で参ったら私はいかぬと思うのです。したがって、これは皆さんも予定の事実で、あるいはスケジュールがきまっているでしょうが、しかしわれわれも議員として、また議運委員として、やはりはっきり申し上げておかなければならぬ。時間など気にする必要はない。まだあしたもある。私はまだ十二時までしゃべろうと思っている。少なくとも議運委員会は、理事会できめて、いつもここは異議なし異議なしで進みますよ。それもよいのです。しかし、たまには委員にも発言さしてもらいたい。しかも重大な段階ですから。委員長が野党の理事に耳打ちしたりするのは不愉快ですよ。私の発言委員長が変なことをされて遺憾千万です。何も議運委員会理事だけのものではありませんからね。委員だってちゃんと発言さしてもらわなければ困る。もちろん理事諸君の御努力は感謝しますが、そういうところに私は議運委員会の意義もあると思うのです。決していやみを言うわけではありませんが、私はまじめというか、純粋に議会あり方考えると、そう思う以外にないのです。私はいつか試案を出しましたが、これはどこへ行ったかわかりません。私は社会党という立場を越えて考えています。国会運営ということに対して国民期待にこたえるために。しかし、それはそれとして、今度のことは、私は議長先輩として尊敬もしますけれども、何かしらここにきて議長が四十日という裁定を下されたということは、議員として納得いかない。国民もそれは納得いかないだろうと思う。まあ力で採決されればきまるでしょう。きまるでしょうが、きまったからいいというものじゃない。もうこれで終わりますが、やはり議運委員会運営については、もっと常日ごろ委員発言機会を与えていただかなければならぬ。理事会できまったことがそのままみな通るでしょう。そんなことはほかの常任委員会ではどこにもありません。理事会スケジュールをきめるのです。私は何べん国会法を調べてみても、理事会できめて、委員には、ただ委員長がここへ来て読み上げるだけできまるということはありません。普通の国会運営においては、理事会というものは明らかに委員会運営について協議する機関です。それが議運に限って理事会で全部きめ、委員はそのとき異議なしと言うだけです。ここに問題があると思う。私はぜひこの機会に、議会運営の根本だから、議院運営委員会あり方なり運営についてもちょっと考えてもらわなければならぬ。これは議長にも要望する。実際に国会正常化理事諸君が何べん集まって協議しても、あまり期待できぬと思う。したがって、もっとフリーに、時間もあるのですから、委員会で十分論議して、委員諸君意見も十分聞いて運営してもらいたい。これは一応要望だけで……。
  27. 塚原俊郎

    塚原委員長 いろいろ御意見を承りましたが、ただいまお聞き及びのとおり、各派の御意見一致いたしませんので、やむを得ず採決いたします。
  28. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 採決することに私は反対です。その採決を強行するなら、自今当分ノールールな事態が来ることを覚悟した上でやっていただきたい。
  29. 西村関一

    西村(関)委員 そんなことをしたら協力できない。
  30. 鈴木一

    鈴木(一)委員 採決の前に、私たち意思表示をしておきます。通常国会は、国会法に基づき百五十日ということに会期がきまっているわけです。したがって、百五十日の間に議了しなかったものは、これは当然流れてしかるべきものであると思うし、特に現在の国会は、自民党さんが議長、副議長国会役員を全部独占されておりますから、その責任はあげて自民党が負わなければならぬ。したがって、百五十日間に議了できなかったからといって、簡単にそれを広げるということは許されないと思う。ただしかし、これはあくまでも原則であって、問題によっては、国民生活に大きな影響を及ぼす重要問題については、あるいは会期延長するということもあり得ると私は思います。その場合はあくまでも三党一致でやろう、こういうことで正常化の線に沿うた努力をしたのでありますが、それがわずかのところで実らなかった。そういうふうな現状でありますから、私らとしては会期延長はとうてい容認できない、こういうことでございます。なお、われわれがいかに反対しても、会期はおそらく自民党の多数によって延長になるだろうと思います。したがって、延長になったあと国会は、単に政府与党出し法案あと片づけということのみでなく、外交問題でもいろいろ問題があろうと思います。また物価問題でも、せっかく特別委員会ができても、開店休業みたいな状態であり、国民の声は、何として物価をとどめるかということにかかっていると思うわけであります。ですから、正常化も含めて、そういうもろもろの問題について、いろいろいきさつがあっても、相当な成果をあげるという方向に、意義あるように使うのでなければ、議会政治みずからが墓穴を掘る、こういうふうにも考えられますので、その点を強調して反対意思表明といたします。
  31. 塚原俊郎

    塚原委員長 それでは採決いたします。  会期を来たる五月十九日から六月二十七日までの四十日間延長すべきものとして、本日の本会議の議題とするに賛成諸君挙手を願います。   〔賛成者挙手
  32. 塚原俊郎

    塚原委員長 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。  本件採決は、記名投票をもって行ないます。  それでは、本会議は、午後十一時十分予鈴、午後十一時二十分から開会することといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後十一時三分散会