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滝井委員 問題は三
項目の取り扱いについてですが、いま
佐々木さんが、三
項目については
議論をひとつ保留してくれ、こういうことなんですけれ
ども、われわれは実は保留ではちょっとぐあいが悪い。われわれも
国会正常化の
精神というものは全部失ってしまったわけではないので、その
精神をますます高揚して、その
努力を前向きにやりたいと思っております。しかし、昨日やられた三
項目が、今後の
国会審議その他に
手かせ足かせとなってしまうことは非常に困るわけです。もしそういう三つのものを少なくとも幾ぶんでもここに残そうとすれば、やはり三十五日の線で
議長は
出していただかなければならぬわけです。ところが、それを
もとに返すと言うと、
自民党さんは、
もとは六十日だとおっしゃるかもしれぬけれ
ども、とにかく
自民党さんのお
出しになった四十日におかえになったわけです。そこで
国会正常化の
精神、あの三
項目を残すというなら、やはり三十五日でとどめておくというのが常識なんです。ところが、そうでなくて、
もとのようにお返りになってしまったんだから、この際は、やはりあの三
項目については
御破算になった。しかし、
精神は私
たちは将来に向かってますますかき立てていきたいと思いますので、この際は、当
委員会においても、三
項目は一応
御破算になったという
確認だけをしておいていただきたい。と申しますのは、われわれがこれをつくったのではございません。
国対委員長同士でおつくりになったものでございますけれ
ども、われわれはそれを党から聞かしてもらって、
理事会で
確認をしておるわけです。したがって、
確認をしたという点からいって、これは一応われわれの
血肉になったものなんです。したがって、その
血肉になったものがいつの間にか重要な点で
破棄をされる、実行できなかったということになれば、われわれとしては、それを
血肉のままで長く入れておくわけには参らぬ。そういうものを長く入れておけば病毒になりますから、したがって、この際は一応それを吐き
出して、もう一ぺん正常な姿にして、さらに将来に向かって
努力をしたい、こう思いますので、きょうはひとつ
自由民主党さんのほうもこだわらずにやっていただきたいと思います。