○
小平(久)
委員 われわれもこの
緊急質問なり
趣旨説明なりというものについては、なるべくすみやかに片づけたいという
気持ちはもちろんあるわけです。しかし、たとえば
山陽特殊製鋼の
問題等については、これが
最初に出た当時において、関係の各
委員会等でも調査に行くというような
事情もありまして、さらに引き続いては、各
委員会でも相当問題にしてこれを論議したというようなこともございまして、これは
理事会においても慎重に
話し合いの結果、今日まで延び延びになってまいった、こういうので、ことさらにこれを延ばしておるという
事情でもないわけです。もちろんこれをどうするかということは近々に
結論を出さなければならぬであろうと思っております。
それから
趣旨説明等についても・・(
安宅委員「
趣旨説明はいいですよ」と呼ぶ)ちょっと待ってください。あなたの話も出ましたから、ついでに申し上げます。これについても、
社会党さんなり
民社党さんなりから相当御
要求がございまして、今日まで御
要求の大部分は取り上げてやってまいったわけですが、
自民党のほうから申しますと、率直に申して、
趣旨説明を求める
案件があまり多過ぎるじゃないか、こういう
意見も実際問題としてずいぶんあるわけです。そういう点で、いずれもことさらに延ばしておる問題では決してないわけです。
緊急質問の、特にいまの
北ベトナムの問題も、先ほど来申しますように、これはきょうにもやるのが適当だという見方もありましょう。しかしながら、これもさっき申したとおり、これが重大であり、かつ微妙な問題であればあるほど、これまた一面慎重に扱わなければならぬということも事実なんです。特にわれわれ
与党の
立場、あるいは
政府の
立場からすれば、各般の
情勢をよく検討して、その結果、来週金曜日にはこれをやっていただこう、われわれはきょう
理事会において、いつやるという御
返事を申し上げましょう、こう
約束をいたしておったので、そのお
約束に従って、ただいま、来週金曜日にお願いいたします、こう申し上げておるわけです。