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華山委員 私はいままでそういうことは一ぺんも出てないということをお聞きいたしまして、がっかりしたのでありますが、どういうわけでそういうことが——非常にじょうずにりっぱに
運営ができている結果だということであれば、私はそれでけっこうなんでございますけれ
ども、そういうような
意見も出ないということ、
意見がある場合には
大臣まで出すというようなことをしてもしかたがないのであって、もっと監事というものが活発に、熱心に仕事ができるような
方向につきまして、ひとつ自治
大臣はその
方向に、形式の問題よりも実質の問題に努力すべきである、こういうふうにお願いをいたします。
なお、もう
一つ伺いますが、私が先ほど申し上げましたとおり、非常に、比較的少ないという問題ではございません。
政府出資が他の公庫よりも圧倒的に、比較にならないほど少ないということであります。私はそれはどういうわけでこの公庫が、そういうふうな虐待という
ことばはおかしいのでございますけれ
ども、特別な扱いを受けているのか了解をいたしかねるのでございますが、今後ひとつこういう方面につきまして、もっと
政府出資の多くなるような
方向に、他の公庫よりも、一見しただけでなぜこれがこんなに少ないのだろうかと、ふしぎな観念の起きるほど少ないというようなことにつきましては、私はもう少し根本的な政治的あるいは経済的な
理由があれば別でございますけれ
ども、先ほどお
伺いしたところではそれほどのことも私にはわかりません。今後努力していただきたいと思うのでございます。
なお、ひとつお
伺いいたしますが、これは
地方行政
委員会の問題でないかもしれませんが、言うことがおかしいというならばとめてください。最近の日本銀行勘定を見ますと、貸し付け金というものがほとんど増加しておらない。国債の保有高というものもほとんど増加しておらない。どんどん増加していくのが、この日本銀行勘定におきまして雑といってあげておる分であります。雑というのは一体何か、おそらく買いオペレーション、売りオペレーションの残高が入っておると思うのでございますが、このようにして
政府で出資する、あるいは出すべきものを銀行に出させて、それが日本銀行の買い上げ、こういうふうな結果になっているのではないか、私はいまここで断定はできませんけれ
ども、それが
一つの日本銀行を通ずるところの銀行券の増発になっているのではないか、私はここで最後に資料としてお願いいたしますが、日本銀行勘定の非常な多額を占めるところの雑という部分の中に、
政府保証債というふうなものが幾ら入っているのか、またその内訳というものをひとつ私に資料として見せていただきたい。こういうことをこの
委員会に述べていいかどうかわかりませんが、お願いいたします。
これで大体の質問を終わります。