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政府委員(
黒金泰美君) お手元に配付してあります第四十三回
国会政府提出予定法律案等件名調でございますが、それをおあけ願います。初めに総括がございますが、
内閣初め総計で百人十一件の
法律案を今のところ一応
予定いたしております。そのうち
予算に関連いたしますものが九十七件、ほかに
条約が十四件ございます。その次のページからは、
内閣、総理府を初めといたしまして、各
所管別に
法律案の
件名とその
提出の
予定時期が書いてございます。この中で「済」となっておりますのは、
提出が済んでおりまするし、「未定」となっておりますのは、まだはっきりした
期日がきまらないものでございます。
この
内容を要約して申しますと、本日までに
提出済みのものが五十二件でございます。その五十二件の中で
予算関係のものが四十四件あります。近日中に
提出予定のもの、これは今印刷をしておりますので、そういうような
状態でごく近いうちに
予定しておりますが、それが五件ございまして、そのうち三件が
予算関係のものであります。二月の上旬中には三十九件
提出を
予定しておりまして、そのうちで
予算関係のものが三十件ございます。二月中旬までにさらに三十件
提出し、そのうちに
予算関係のもの二十件含んでおりますので、われわれといたしましては、二月の中旬までにぜひ
予算関係のものは全部
提出したいというような考えで努力をいたしております。なお、二月の下旬以降に
予算関係以外のもの十五件ございます。あらに三月に多少からんだものも出て参りましょうが、できるだけ三月の早い機会に
提出できるようにいたしておる次第であります。
条約の
承認案件は十四件ございます。本日までに五件
提出されており、残りも準備のでき次第に
提出をする心組みでございます。
なお、このほかに実は今この
国会に
提出するかどうか
検討中の
法案が二十五件、
条約の
承認を求める
案件が十八件ございますが、これにつきましては、その出すか出さないか、御審議願うかどうか、この
結論をなるべく早くつけたいと思いまして、調整を急いでおります。さらに御了承願いたいことは、今申し上げたのは現時点におきます一応の
予定でございまするが、あるいはこの件数が多少減るかあるいは多少ふえるか、そういうこともございますので、この点は御了承願いたいと存じます。
今
委員長から
お話のありました、できるだけ
案件を
参議院に
提出するようにという
お話につきましては、御
趣旨はそのとおりでありまして、でき得る限り御
趣旨に沿いますように、今後ともに努力いたします。